イチロー 「ＭＶＰ」 の快挙

　　　　　　　『出なければならない！』　

イチローのインタビューで、私が一番印象に残り感激した、イチローの言葉です。

「大リーグに来て、『オールスターメンバーに、選ばれたい』　と夢見て、幸いに選ばれて過ぎていた、２～３年がありました。　しかし、２～３年たった後からは、「出たい」と夢見ていたのでは駄目で、次の年のオールスター戦にも、ファンのためにも自分のためにも、　『でなければならない！』　と考えるように決めました。
そう考えることで、自分にプレシャーをかけ、それを実現させるための努力をしてきました。
オールスターに出場し続けることは、大変なことです。」　と、イチローは,試合前のインタビューで話しました。

イチローさんのインタビューは、努力をしていることの自慢を語るつもりは全くなく、自分の日々の努力を支えている一つであろう　『自分の決意』　が、ぽろっと口から出たのでしょう・・
このインタビューを聞いた時、私は涙が出ました。　彼の苦しい練習を想像して、涙が出ました。
イチローさんのすごさは、努力に努力を重ねて実現していく、『出なければならない』と、自分に課す、実現不可能と思えるような高い目標を、持ちつづけることからも、生まれて来るのでしょうね。
今年も叉、イチローさんは、７回目のオールスター出場で、自分に課した　『出なければならない』目標を、
果たされました

試合前のイチローのインタビューを聞いただけで、私は　「イチロー！！格好いい～～。頑張れ～～」と、テレビに向かって、大声を上げて、エールを送っていました。
そして、オールスター戦の第一打者というプレッシャーを乗り越えて、第一打席でヒットを打ち、一塁に走った時には、私は「やった～！！」と叫び、拍手と声援が、止まらなくなりました。　　
イチローの初打を成し遂げた姿に、私は、再び涙です

次の、第２打席も、変化球を打ち、第３打席になり、私の応援は、ピークに達しました！
イチローは、打ちました！！　大声で「ホームランだ！！」と私。　イチローも、そう思ったのでしょう！　
走るスタートが少しゆっくりの感じがしました。　ところが、とんでもない！！！　入らない！！　
球は、フェンスに、ぶつかるのです！　「走れ～～～」　と、私は、声を限りに、叫びました
イチローは、ひたすら走る！！走る！！走る！！！　　私の声は、益々大きくなって「走れ～～～」

イチローは、ひたすらあの走力で走り続け、一気に本塁を駆け抜けました
もうここまで来ると、私は、叫んでいるのか、泣いているのか　、分かりませんでした。

イチロー！！あなたは、すごい！！！　今日の一日を有難う！　
イチロー！！ＭＶＰおめでとう！！！　　　　ばんざ～～い！！