マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

時間配分

2011-01-19 20:00:00 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・

母の庭を飾っていたバラ。我が家に移植して14年。老衰のようです。時間は流れます。


人に与えられた24時間。みな同じ。
その使い方。何の時間を優先させるか。時間配分。人によってまるで違う。

私の場合・・
極端に違う2種の時間を必要とする。時間配分される。

①対自の時間というか・・神と向かう時間。
この時間が『私』を保つ。『私』に戻す。24時間の中心。24時間の均衡を保つための時間。です。
神と自分とに向き合う時間。24時間をコントロールする時間となる。
神と自分と向き合うというより、無になる時間かもしれない。神の現存に私を浸す時間。瞑想の時間。祈りの時間。

・・なので、朝一番でなければならない。私にとっては、朝のランニングの時間です。1時間半がちょうど良い。
早朝ランニングは、そんな時間なので、あっという間に過ぎる。走っているのすら忘れている。ほどの無心。
一定の速度で、沈黙の中で、時間はどんどん流れる。全くの無心状態。
車道を走る車の音が聞こえない。子供達にもらったアイポッドの音楽も聞こえない。
自分と時間(=神。ということでしょう。)が重なる。重なるというか一体となる。という感覚。

「なぜそんな朝早くから毎日走れるの?それは意地?根性?」とか・・多くの質問を受ける。
質問を受けるので・・同じ質問をお持ちの方もいるかと思って・・今日のブログになりました。

私は、ランニングに出かけるという気持より・・楽しい時間を過ごしに行くという気持。で・・早朝に飛び出す
・・という感覚なので、単なる早朝練習時間というだけではない。ということ。


②社会の中での時間。・・というか・・人に向かう時間。
自己と神とで充満した私を・・外に向かわせる時間。という感じの時間。
充満した私を・・体現する時間。ということ。


この2種の時間。
どちらが欠けても、私でなくなる。
2種の時間配分がうまくいっている日は・・私の最高の日となる。のです。”幸せ~!”てね


 

生き残り作戦は自助努力あるのみ?

2011-01-19 10:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。

私の好きなビール:プレミアム&エビス&エビスブラック&シルクビールも。しっかり味が好き。
その時々に合わせて、気分に合わせて、あっちを飲んだりこっちを飲んだり。
 スーパーで207円。 スーパー隣のSOGOは265円。

夫の好きなビール

いついかなる時も・・。夫は、スーパードライ。変わらない。変えない。
  スーパーで185円。 スーパー隣のSOGOは235円。

200円ほどの買い物で、60円ほどの差は大きい。 1万円の買い物なら3000円の差になる。てこと。

最寄り駅構内にあるSOGO
バブル崩壊後・・つぶれた。が名前は残した。
景気下降の今・・近々なくなるそうです。今回は名前も残らない。とか。

近所の個人店や大型店も、つぶれるというか、閉店する店が多い。早いサイクルで。
経営の難しさを思って、見ています。ちょっとつらい。 
SOGOの値段のつけ方を見ていると・・「つぶれても・・当然?」と思ったりもする。 

ビール一個の値段でも、これほど違っては、消費者は離れる。消費者は賢い。


今のSOGOは大型店と変わらない。出店の寄り集まりです。貸しビル屋のよう。自社製品なんてまずない。「・・らしさ。」の特徴がない。
SOGOも近くの大型店も、出店の従業員給料は同じはず。だとすれば・・上部がお金をむしりとっているの?

昔のままを引きずっているSOGO。かな? かんぐりたくなる。
時代を読んで・・変わっていかなければ・・百貨店も人もつぶれる。置いてきぼりをくう。

時代の流れの速さに・・驚く。戸惑う。

時代が変わって・・強く生き残るには・・「自助努力」がいる。てことでしょうか?
隣のスーパーの値段のチェックくらいしなくてどうするの。てことです。
自分の力で、人に依頼するのではなく、自分の身を助けるしかない。

私の好きなウイスキー

スーパーの値段4200円 隣のSOGOの値段5250円

値段差を埋める努力はしない。他者の値段なんて関係ない。
・・殿様商売では生き残れるはずがない。

  一消費者の私でも分かる原理です。

どんどん変わる世の中・・反比例して・・人の優しさは変わらないでほしい


***************

ばあちゃんアスリートの私。
アスリートとして生き残こり・・置いてきぼりされたくないなら
・・「自助努力」しかない。地味な練習。てこと。

ランニング後に必ず飲む『アミノバリュー4000』48本。

昨日頼んで今日届いた。ネット商売でも・・生き残りのために『翌日届け』で勝負している。てことです! 
48日分は準備OK 私も頑張ります

今朝19日のランニング14km (1月走行距離合計140km)




2010年度家計簿決算

2011-01-17 09:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。

今朝も、早朝の外気温度・・0度。走りをサボる。 
息子は今朝も走った様子。これでは息子に追いつかれる。やばい!

今年初めての、朝から晩まで「お一人様」。昼食と夕食の用意がいらない。まとまったことが出来る!

てことで、昨年度2010年家計簿決算をすることにした。

羽仁もと子案「婦人の友社家計簿」38冊目の決算。

我が家の家計の特徴三つ:
①『主婦費』
夫の小遣いは「職業費』の項目がある。当初から「主婦費」項目がないのが不満だった私。
「婦人の友社家計簿」には、余白の2項目がある。家庭によって項目を決めれば良しとする余白。
当初から、我が家の家計簿第1号から、余白の一つを、『主婦費』にした私。
『主婦費』は、専業主婦の私の小遣いの項目。毎月、小遣いを計上している。
夫が現役の時は、両者、職業費と主婦費には、大きな差があった。10倍ほどの夫だったかな?
夫が定年退職。現役を退いて数年たった時点から、両者、全くの同額にした。
二人の使い方は、それぞれの裁量に任されている。
裁量内容は全く違う。個性が出る。 これが面白い。素敵なことと思っています

専業主婦も、しっかりと自覚して、自分で選んだ職業。
外で働く夫と同様に、「主婦費」があって当然。それでなくちゃあ、やってられない!。は私の意見。

「『主婦費』なんていらない。あっちこっちの項目から適当に自分の経費は落としちゃうもん!」なんて言う主婦が多いのかな?
だから、専業主婦業が軽く見られる?自分だけの「主婦費」項目を持つことは、自分の自覚が深まることに通じる。も私の意見。
専業主婦として、家計に収入をもたらすことも、当然、要求される。生半可ではない。
 
進んでる羽仁もと子も、「主婦業」を認めていなかったのかな? そうは思いたくない。
羽仁もと子は、「職業費」を、二つ仁分けて、夫費と妻費と考えていたとしたい。ではなかったのだけど!!

夫の定年退職後。
夫は「職業」から完全引退。 私も「専業主婦業」から完全引退。
夫婦の今は、「人間業」とでも云うのでしょうか? 対等な男と女。でありたいと願う私。
でも! 夫は「上から下目線」の職業病から抜け出せない。私も「主婦業目線」が残る。

夫婦二人で楽しむお金(一緒の旅行や食事や映画・・等々)は、我が家では、「娯楽費」。 
小遣いとは別項目扱いです。 これも素敵! 
毎年、夫婦だけでどれだけ遊んだかが、すぐに分かる。面白い

②『車費』
我が家の家計簿のもう一つの余白項目は、『車費』。
一般家庭の車関係は、交通費と税金と保険費に分ける。「婦人の友社家計簿」では。
我が家は、私=主婦が車好き、という特徴がある。車にかけるお金が、一般家庭に比べ、半端ではない。
夫婦で好きな車。一つの『車費』項目を設けるのも面白い。ガソリン量の月々の特徴。年々似ている。な~んて分かって面白い。

人によって、お金の使い道が違うものだと、つくづく思う。
母と私。親子でも違う。
母は車に興味はなかった。乗るだけ。ちょっぴり宝石に興味があった。遺された宝石の恩恵にあずかっている私。
私は宝石に全く興味がない。消えていくものに使われる私の金。遺すものがなくて子供はかわいそうかな


③エンゲル係数が高い
年寄り夫婦。食べるのに興味があるのは健康な証拠! 良しとします


反省も・・向上心も・・生まれない。記帳と決算だけの毎年の家計簿。反省します
事実の記帳。見るとその時代がそのままによみがえってくる記帳。それが面白い。それで十分


食べもせず・・飲みもせず・・9時~14時。決算完成。やったね


イトマン・スイミングクラブに直行

休むことなく1時間15分・2km泳いできました
サボった今朝のランニングの穴埋めになったかな? ほっ!

決算もおわり・・スイミングも出来・・。大満足

残すは夕食! スペアリブを焼いて・・チーズ2種・・白ワイン。 

 最高!うまい


飲みながら・・餅つきです


新年会で飲んでご機嫌な夫のご帰還。
  「お一人様」も終わり。おやすみなさい





志願理由書

2011-01-16 20:00:00 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。

「大学院聴講志願理由書」 
志願者氏名:と書かれているだけ。 A4の紙一枚

教授から渡された。

何も書かれていない白紙Å4の紙を見た時・・”ドキ!”て感じ。緊張した。

学問に向かう厳しさを、教えられたような・・。
何を勉強したいのか? テーマを持っているのか? 問われているような・・。
あなたのすべてをさらけ出して見なさい。と迫られたような・・。 

白紙を埋めなければならない。
志願理由書の白紙。A4一面を埋めるのは私のこれまでのすべてのよう。
自分で決めた研究テーマを述べる白紙をも。覚悟がいる。


学期末の提出レポートも書かなければならない。
 聴講生の義務ではなくとも、聴講していた責任として。
レポートのテーマ(一つを選択)
①宮本久雄『存在の季節』における解釈論上の要点を述べ、それについて論評せよ。
②本講義における発表を文書化し、取り上げた人物の思想と『存在の季節』における宮本の主張点を対話させ、それについて論評せよ。
③本講義で取り上げた任意のテーマと自身の研究とを関連づけ、それぞれの関心にしたがって課題を設定し、論ぜよ。

今までの大学聴講生。今回の大学院聴講生。両者の違いはすごい!大きい。

私に、覚悟があるか?てことです。 生半可の勉強ではついていけそうもない。さてさてと






スカイラウンジ新年会

2011-01-16 18:00:00 | ワイン。おいしいもの。お勧めスポット。

 ヒルトン大阪 35階スカイラウンジWindows on the World
大阪夜の街を眺めながら食前酒・・もちろん・・マーティーニ


行ってきました!! スカイラウンジ・ディナー


昨年7月11日の同窓会じゃんけんイベントで勝ち取った『ペアーディナー食事券』

今日は有効期限最終日。 ”のがす馬鹿もなかろ~!”てことで・・
大切なあのお方と、そして、もう一人の仲良しを誘って3人。 
   新年会てとこです。


前もって、スカイラウンジ”Windows on the World”のホームページをチェック!
<Chef's Table Dinner お1人様 ¥25,000円>とあるではありませんか! これはすごい!やったね!ウレッピー

早速、”Windows on the World”に予約の電話
電話・・「”シェフおすすめディナーコース”でサービスさせていただきます。」ですと。
”シェフ・テーブル・ディナー” ではなく ”シェフ・おすすめ・ディナー”。 一言の違いが大きな違い!
”お一人様25,000円コース” と ”お一人様¥9500円コース”の違い。 大きな差。 残念

””せっかくのチャンスなので、差額を払っても高い方を食べてみるか?”差額は15500円。ちょいと迷います。
”勝ち取ったままのディナーでいくか!” てことにしました。けちるな!てことですが・・。

6時にバー席に座った私。 せっかくのスカイラウンジ。早めに到着。バーで一杯を楽しみたかった・・。
  ・・カクテルで気分を盛り上げて・・
バーテンさん独占です。二人で・・話が盛り上がりました。1時間ちょい。楽しかった

昨年のラッキー同窓会の3次会・・ロバートモンダビ・ワインで盛り上がったのを思い出します。
場所も今晩と同じ。35階スカイラウンジ・Windows on the World のバーで。

モンダビ・ワイナリー玄関の屋根柄シール 娘夫婦と訪ねた日が懐かしくよみがえる 

 人生・・素敵な思い出を・・愛する人と沢山作りたい。生きる糧となります。
今日のこの今晩・・三人で楽しんだ今宵の思い出・・私の一生の生きる糧となる。

毎年の同窓会・・『じゃんけんイベント』が恒例となっています。 寄付された10品ほどを、1品毎にじゃんけんで獲得者を決める。
1回の試合毎に、商品を勝ち取るためには、10回ほど勝ち抜かねばなりません。200名ほどをけち落として。厳しい試合です。


私は、今日の”ペアー食事券”と、一昨年の”泡盛”の、2回の勝利経験です。
”泡盛”の時は、最初のじゃんけん相手(男性)が、「パーを出してね。」と言った.
私は、彼を信頼してパーを出した。彼はグーを出した。当然私の勝ち。
その後、私は、パーを出し続けた。そして”泡盛”を獲得。
忘れられない経験。粋な男性と私の連続パーの経験。素敵でしょ

”ペアー食事券”を同窓会に毎年提供してくださるヒルトン大阪に敬意を払って・・
”シェフ・おすすめ・ディナー”9500円コース写真をのせます。

アミューズ: ホタテと野菜ののジェリー固め


前菜:タラバガニと根セロリのレムラード、アヴリュガキャビア添え

スナックピース、ミント風味のヨーグルトソース

シャンペンから始めたかったけど・・お高い! グラスで3000円以上。 あきらめて・・
  白ワインで初めて・・赤ワインで終わりました。


シチリア風オレンジ、甘海老入りバベッチィーニ

  おいしい 持ち味の香りが高い

魚:パンチェッタで巻いたアンコウのロースト
  レンズ豆入りオマールピスク ほうれん草とごぼうのフライ添え 
   写真を撮らなかった。酔ってた?おしゃべりに夢中でした。


おしゃべりが楽しい。話題も尽きない。

季節のシャーペット りんごでした


仔牛のブランケットとメダイヨン、ポルチーニ茸ソース

庭園風野菜取り合わせ


フルーツ入りハーブカクテル グラスの下に。

オレンジ・サバランとベルベーヌ風味のシャーベットをグラスの上に。
 落ちてきそうで落ちない。両者の間に空間が!


11時50分:「お客様!ぼつぼつラストオーダーです。何かご注文は?」

こんな時間とは気づかなかった! 7時半過ぎから4時間も過ぎていました!6時からの私は5時間半にもなる!!
食事客・・いつのまにか・・一人もいない。 バーの客だけ。

隣席・・。
最初・・中年男性と若い外人女性2人。
 男性がたどたどしい英語で話し・・イギリス人?女性は日本語で答える。英会話教室? ではないよう。
次に・・ビジネスマン風男性3人。 瞬く間に食べ終わった。もったいない。

2グループが帰ってしまっても・・まだ私達は宴たけなわ! おしゃべり仲間です。いえ。楽しいのです。

「やばい! 終電車に間に合わない!」 神戸地下鉄には間に合わない。
「JRの最終なら間に合うよね?]  ホテルから急ぎ足
「このままホテルに泊まれたらいいのにね。」 でも帰らなくちゃ!!


楽しかった
おいしい食事とおいしいワイン。 そして楽しいおしゃべり
時が止まってしまう。 幸せ! 至福の時間。


JR最終便で明石まで。そこからタクシー
「お客さん! 楽しそうですね!」ですって。 「楽しかったのよ!」てね。 タクシー代金 3800円。




絵画教室・・「酒瓶」

2011-01-15 10:00:00 | 絵画。写真。

「酒瓶」炭と消しゴムのみで描きました 「ワイン瓶」パステルで描きました

第三土曜日:
午前・・「市民絵画教室」今日は酒瓶を選んで描きました。
午後・・「画家絵画教室」今日はカラフルなワイン瓶が画題に用意されていました。


   黒白の「酒瓶」 と カラフルな「ワイン瓶」

「酒瓶」・・・真っ黒に描いた絵を消しゴムで消して・・消し具合によって白色の濃淡を出しました。
「ワイン瓶」・カラフルな瓶を強調しようと・・瓶以外の物も原色で描いてみました。


    いかがでしょうか?

皆様!どちらがお好きですか? 上手下手は言わないでね。
私は!どちらも好き! 腕は上がらなくても好き!





大学院クラス風景・・タブーを破る

2011-01-13 16:30:00 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。

『園の中央に生えている木の果実だけは、食べては生けない、と神様はおっしゃいました。』
『女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるようにそそのかしていた。』
『女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。』

どなたもが知っている、聖書創世記、イブとアダムが木の果実(りんご?)を食べる話。

神が、”食べるな”と命じたタブー。 アダムとイブが、『タブーを破る』。て話。


今日のクラスの一場面・・・
アウグスチヌスの諸本(主に「告白」)から、彼の思想の査証。
更に進んで・・『聖書』と『告白』とフランクルの『夜と霧』を比較しながら・・人間の精神の成長について。
自己愛(エロス)→他者への愛(フィリア)→隣人愛(アガペ)→贈与の関係(ハヤトロギア)。へと。愛の上昇の種々の段階。について。



アウグスティヌスは、りんごでなく梨を食べる。 『告白』より

『私は、悪友たちと他人の畑に忍び込み、その梨の木をゆすって実を盗り、しかもほとんど食べずに豚に与えた。
その時、空腹で梨の実で空腹を満たそうという欲求に駆られて盗んだのではなく、ただタブーを犯して盗む行為そのものを楽しんだ』

世間の常識は、”盗んで食べるな”とタブーを命じます。 アウグスティヌスが、『タブーを破る』。て話。



難しい話はさておき・・
クラスメートが発した『問い』で・・クラスがそれていった。充実した時間になった。

「イブとアダムによる善悪の木の実の盗食」 と 「アウグスティヌスの梨の実の盗食」の共通点は?・・て『問い』


一生徒の答

りんごを食べ梨を食べるてこと。『タブーを破る』行為は・・「人の成長」そして「人類の始まり」の必要不可欠プロセスだ。


一生徒の説明が続きました。

「タブーが与えられる」ということは・・
上に立つ人から下の存在の人への命令である。話合いのない関係である。
神から人間へ。世間から個人へ(世間常識てこと)。親から子へ。という風に。

『タブーを破る』ということは・・
上に立つ人と下の存在の人が対等の対場になっていくということ。両者が話合えるる立場に変わっていくということ。下の立場の人が自由を確保したてこと。
「物申す・・。」て状態の確立。

りんごを食べたからこそ・・
人間は自由を獲得・・良しにつけ悪しきにつけ・・人間は神と話が出来るようになった。
人間の最善権利である「自由」を確保・・本当の意味で・・『人類の始まりの時』が来た。 
善悪の判断を自ら下すことが出来る。下さなければならなくなった。人類の発生。というか誕生。 なのだとの説明。

梨を食べたからこそ・・
アウグスチヌスは、より善悪の判断を迫られる大人に成長した。
アウグスチヌスは、やっと、大人と話が出来るほどの成長を見せた。 のだとも説明。


だからこそ・・『タブーを破る』ことは、人間の成長には不可欠なことなのです。という生徒の説明。


『決して』死ぬことはない。それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなる。』
  創世記で、蛇が女に言った通りになりました。


りんごを食べ神のように善悪を知る者となり。自由を獲得し。神に者申すようになり。・・・真の人類の出現。。
タブーを破り大人のように善悪を知る者となり。自由を獲得し。責任を負う身となって。・・・真の人間になれたアウグスティヌス。

神は・・出来上がった人類を・・『エデンの園から追い出し、土を耕させることとした。』(創世記3章)・・自立させました。
アウグスティヌスは・・親掛かりの放蕩三昧の生活から自立し・・わが道を探すために住まいを変え勉強を始めます。


聖書の、そして、告白の、云わんとしているところは・・・
人類の起源も人間の成長も・・自由を獲得し自立し責任を取る人になった時から・・本物が始まる。 

人類の始まりも、人間の成長も・・
『タブー破り』がきっかけとなり、庇護の下から追い出されたり離れたりして、
   ・・初めて始まる。  脱線授業で一生徒が語ったことです。



私には新鮮な説明でした。目からうろこ。”若者にしてやられた!”という感じ。


 若者との種々の交流の場。 若者とのクラス
私には・・新たな学びの場であり。 刺激の場です。 楽しい。やめられない。感謝!感謝





             

伊達直人運動

2011-01-11 10:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。

「伊達直人」の贈り物
全国の児童施設などに、漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人物からの贈り物が相次いでいる。とニュースは伝える。

「伊達直人」の贈り物 の連鎖をテレビで見ながら、思い出しました。


『人間の本性は「贈与」にある』
 勉強の予習のために読んだ「寝ながら学べる構造主義」に述べられていたことを。


ちょっと詳しく思い出したのは・・こおいうことです。

クロード・レヴィ=ストロース(フランスの思想家)が、「人間とは何か」という根本的な問いに答えます。
    

人間が、他者と共生していくためには、時代と場所を問わず、あらゆる集団に妥当するルールがある。二つのルール。
①「人間社会は同じ状態にあり続けることはできない」
②「私達が欲するものは、まず他者に与えなければならない」という二つのルール。

これはちょっと考えると不思議なルールです。

①私達は人間の本性は同一のところにとどまること。だと思っています。
②物を手に入れる最も合理的名方法は自分で独占して、誰にも与えないこと。だと思っています。

しかし、人間社会は、そおいう静止的、利己的な生き方を許容しません。
仲間たちと共同的に生きていきたいと望むなら、このルールを守らなければなりません。

①社会システムは「変化」を必須としているが、それは、「絶えず新しい状態を作り出す」ことだけを意味しているのではなく、単にいくつかの状態が『ぐるぐる循環する』だけでも十分に「変化」といえる。と考えました。
②贈与の効果の一つは、社会を同一状態に保たないことです。


贈与を受けた者は、心理的な負債感を持ち、「お返し」をしないと気が済まないという気分に動機づけられた行為をとる。「反対給付」の義務感。

贈与された者は返礼することによっていったんは不均衡を解消しますが、返礼を受けた者は再びそれを負い目に感じ、その負債感は、返礼に対してさらに返礼するまでは癒されません。
ですから、最初の贈与が行われたあとは、贈与と返礼の往還が論理的には無限に続くことになります。
贈与によって、社会に不可欠な、①『ぐるぐる循環する』状態が作られる。ということです。


それら二つが、これまで存在してきたすべての社会集団に共通する暗黙のルールなのです。
このルールを守らなかった集団は、おそらく、『歴史」が書かれるよりはるか以前に滅亡してしまったでしょう。

さらに、レヴィ=ストロースは述べています・・・。

そこで・・『伊達直人の贈り物』が始まるわけです。



贈与された者は、贈与をした者に、必ずしも、返礼できるものではない。
愛を与えてくれた親に返礼したくても親はすでに死んでいる。
傷ついた心を癒してくれる音楽の作曲家のシューベルトに返礼したくとも・・無理。てこと。


②贈与してくれた人に返礼が出来ない場合には・・他者に与えられた贈与を与えることによって『返礼』をする。

その結果・・
①『ぐるぐる循環する』状態が発生して・・人間社会は変化し存続し続けるわけです。

レヴィ=ストロースの復習・羅列になってしまいました。失礼いたしました


何はともあれ・・・

    『伊達直人運動』万歳万歳



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私に洗礼を授けてくれたカンガス神父が、2001年に始めた『バッタンバン友の会』
アフリカ・カンボジアを支援する会です。

送られてきました、2010年3月まで一年間の会計報告。
収入総額・・19,020,201円(2千万近い)。大金です。全額(預金利息1678円を除いて)が善意の、賛同者の寄付金です。

毎年の会計報告を読みながら・・・
「人の心は暖かいな。素敵だな!」 毎年、感動に涙出る思いで会計報告を読む私です

人は、いろいろの方法で、どの時代にも、伊達直人運動をしてきている。てこと。
  だからこそ・・世界は保たれてる。ってことでしょうか






ラジオ深夜便

2011-01-11 05:30:00 | 日々のこと。 世界のこと。

我が家の垣根は山茶花の花  冬景色に凛と美しく咲く

大川栄策さんのあなた明日が 見えますか~。冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿
  ・・とはいかない。色っぽさとは程遠い我が家かな


日曜日のミサ後の茶話会・・おしゃべりがはずみました。新年最初の出会いでしたし。


「何になぐさめられる?」とか「何が楽しみ?」ておしゃべり。

ラジオ深夜便を楽しむ人が結構いた。それも夜中中。
深夜便のあれこれ・・・。
”にっぽんの歌こころの歌”がいいわね~。懐かしい歌。若かりし日を思い出す
”癒される声の女性アンカーやめられたわね。大好きだったの。残念だわ。”追っかけは気持ちを若くしますよね
”宮川アンカーの旅の経験話も楽しみよね。”私の高校同級生の宮川君。やさしい話声でおばちゃんに語りかけてあげてね

ベットで一人で深夜便アンカーの声に耳を傾ける。初老の仲間達の姿がいとおしくなります

一時、私の年賀状の話をあれこれと・・・・。
”くそ~!楽しんでるな~。私もいつかきっと!その日まで頑張る!と思ったよ。”重症の父親の介護に奔走している友人。
”私の分も走ってね。”夫と死別。一人娘はフランス人と結婚フランス住まい。一人住まい車椅子の友人。

私の年齢になると体の不調が出る人が多い。年賀状の走る私の姿をどう受け止めるかしら?と迷った私。
でも!あえて!走る私を年賀状に書いた。走れる健康に感謝して。支えてくれる友人に感謝して
走れなくなる日が私にも来る。それがちょっと遅いだけ。
走れなくなったら・・年賀状に”走れなくなりました”と事実を書きたい。


友人は嬉しい  
  楽しみも苦しみも共有できる。本当の共有は無理と知っていてもね。


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明け方の冷え込み(神戸予想マイナス1度)を報道する昨夜のテレビ

今朝の明け方 玄関口は0度でした↓


娘家族の在所・・・明け方はマイナス7度の昨夜の予報
-7度の中で生活する娘家族に応援の意味をこめて・・走りました

今朝11日のランニング14km (1月走行距離合計70km)




大学院クラス風景・・一神教からの問いかけ

2011-01-10 10:32:43 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。

予習教材:「一神教文明からの問いかけ」&「寝ながら学べる構造主義」


宮元久雄の哲学というか宗教学を勉強しているクラス。新学期が始まる。


クラス開始の前に・・宮元久雄をもっと知っておきたいと読み始めた「一神教文明からの問いかけ」
クラスメートが貸してくださった「一神教文明からの問いかけ」東大駒場連続講義の11講義。


連続11講義のきっかけとなったのは・・2001年9月11日ニューヨーク貿易センター惨劇。だそうです。
『2001年9月11日ニューヨーク貿易センター惨劇』は人事ではすませられない。どおいううことなのか?ってことです。


○仏教と儒教で深い文化を作ってきた日本人は、一神教文明に問いかけます。問いかけずにはいられない。

『唯一神を信仰する根本共通がありながら、三つの宗教(ユダヤ教キリスト教イスラム教)は、21世紀も依然として、「宗教衝突」というか「文明衝突」を続かなければならないの?』と。


当然、誰もが抱く問いかけを、どう解決していくか? が書かれています。
更に、日本人からの問いかけに対して・・反対に・・問いかけられる。とも講義されています。


○世界が狭くなった現代。「衝突」を対岸の火事ではなくなった日本人に、一神教文明からも問いかけです。

『「衝突」に対して、あなたがた日本人の認識と意見は如何ですか?』と。


連続11講義は進みます。深まってきます。・・

「一神教文明からの問いかけ」に答えるためには・・一神教文明を知らねばならない。
三者の起源。その変遷と分岐。分岐後のそれぞれの発展。そして現代の衝突という再邂逅まで。


三大一神教の実態を、講義で学んだ後は・・

さらに突っ込んで・・「私」という学生として&日本人として、どう受け止めていくのか?とまで進む。
無意識の内に身につけている日本的・東洋的伝統、思考法、に照らして・・一神教の唯一の神、人間と世界を絶対的に超越する神を、「私」はどう受け止めていくのか?


そこまで踏み込んで考える時・・三大一神教は・・逆に・・どう見えてくるのか?
講義の先生方も、聴講する者に読む者に、問いかけてきます。


講義を聞いた学生に&講義集を読んだ私に・・
三つの宗教が、私にとって、『つながりあるものとして立ち現れるのだろうか』それとも『断絶したものだろうか』と。


連続11講義・・最終的には
私の生き方を。私の考え方を。問おてきます。
答えを出す時・・ここから私の目が世界に開いていきます。 と講義は締めくくられていました。



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思考に疲れた頭を一気に癒します。
食器棚の奥のタッパウエアーに隠されたレゴのおもちゃ

冬休みを我が家で過ごしていった孫の姉弟が隠していたのでしょう。
  
ほほえましさに・・私の顔にも心にも笑みが浮かびます