どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

なくしていくもの・・・月日の流れ

2007-09-06 00:40:37 | 徒然に

母によく注意されたことがある。

人の歴史を考えなさい。軽々に人を批判してはならない。加えて、その歳にならないと理解できないことがある。

確かにそうだ。若さに任せて言いたい放題ではいけない。今、息子たちの文句や主張を聞いていると、母の言葉が蘇ってくる。同じ思いをしたのだろうと思う。

一方で、私たちが経験したことにない時代に生きている、息子たちの主張もあるだろう。それも、また加味して考えていかないとならない。きっと、私には理解できないことだろうから、お互いに歩みよるということになるかな。

親の世代の老いを見つめていて、多くを考えるようになった。年齢とともに、出来なくなってくることもたくさんある。物忘れもひどくなる。私もご同様、月日の流れがそうさせるだけだ。(・・・・と、軽く思いたいが・・・そうもいかない事もある。)

パソコンでのメールのやり取りの仕方を、国際電話で聞いてくる。ちょっと前に出来たことが、できなくなる不安、焦りがあるのだろう。きっと、私もその歳にならないと理解できない、思いなのだろう。

でも、一方で、私の父のように、パソコンを切り捨てた人もいる。あると、できない自分に腹が立つから、孫にあげてしまったとか・・・・。パソコンが使えないことを苦にしていた一時期から考えると、良い選択肢だったと、私は喜んだのだが・・・。それでも、父の本当の心のなかはわからない。

出来なくなった自分を責めないで、受け入れ、まだたくさんある、出来ることに目を向けて欲しいと、遠くから願うしかない。来年は、それの手助けができそうだ。

しかし、そこがまた、甘い考えで、日本に帰ったら、私の自身の生活が忙しく、あたふたと毎日を送り、自分のどたばたとした足音の大きさに、老いの中にいる親たちの小さな悲鳴が聞き取れなくなっていくのかもしれない。

昨日から、国際電話3時間 ・・・・・ちょっと。考え込んでしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする