どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

黙して、語らず、唇には笑みを・・・理想です。

2007-09-09 09:33:47 | かたまった

子供に対する、親の思いがある。

実は、これもどんどんと変わってくる。子供たちは成長し、親は歳をとる。お互いの経験、主張が、人間関係としての親子関係にも影響する。

三人の息子の成長を見てきた。そして、三人がそれぞれの特徴をはっきりと見せ始めてきた。勉強が出来る子。人間関係を大切にする子。独自性のある子。明るい子。静かな子。様々に子供たちは特徴を持っている。親は、いろいろな面を見せる子供たちに、時に頼もしさを感じ、時に憤り、時にほろりとさせられる。

子供たちが小さいとき、学力の評価はとても気になった。正直、となりの子供と比べたこともある。

でも、今になって、学力もひとつの能力と思うようになってきた。社会で生きていくときに。最低限必要になる知識をもっていれば、その後の能力に関しては、協調性も能力だし、学力も能力だし・・・と、思うようになってきた。社会には色々な能力が必要だ。忍耐力。耐久力。持続力。思いやり。体力。気力。記憶力。・・・・・。

でも、私の欠点は、自分と同じように人が思っていると錯覚してしまうところだろう。素直に子供たちのいいところ、問題なところを表現しているつもりでも、成績の良い子に関しての、自慢話に聞こえてしまうのだろう。反省しなくてはいけない。そんなつもりはない・・・は、相手には通じない。

今日は、英語で配布される、小学校、中学校、高校の、生活、学習に関するハンドブックのセミナーを開いた。私は、自分の学校もあり、申し訳ないけど、ちょっと手伝ったくらいだったが、参加してくださった親御さんも、主催側の母親たちも、結構、教育に関しては目の色が変わる。成績別クラス、飛び級が、今だ存在するこの国では、子供たちがどちらのコースに入るかは、親たちにとっては結構シビアーな話題だったのだろう。

宿題のチェックの仕方等、子供たちをバックアップ、支援することが大事だという話になる。

私は、実は、ここにきて、一番良かったのは、選抜教育、コース別教育、飛び級等、複雑怪奇な米国の教育制度を私が理解できなかったことだと確信している。わからないから、子供たちに口出しはしなかった。正直できなかった。宿題のチェックはしたことがない。自分の宿題もこなせないのに、子供たちの宿題にとやかく言うことはできなかった。

私自身は、ちょっと自分に甘い長男に、心が癒されてきた。成績が抜群に良い次男には、勉強の心配はないが、いったいこの子は、人を尊敬し、大切にし、優しく生きていけるのだろうかと、心配でしょうがない。はつらつとして、独創的な三男の行動には、私自身が楽しんでいるが、どうも、あちこちでの軋轢は避けられないでいるようだ。これも、問題大有りともいえるし、将来楽しみとも・・・・イチカバチかの賭け勝負をやっているようだ。

人間は八方から、多角的に捉えないといけない。私自身も、こちらから見ると、ちょっと・・・だけど、こっちから見てもらえると、ちょっといいでしょ・・・と、様々な面がある。

しかし、そんな思いをわかってもらおうと思うのもちょっと無理があるのかも。

そこで、標題。

黙して、語らず・・それでも、唇に微笑を・・・と

コメント
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