人生は。選択の連続である。。。。過言ではないはず。
クッキーを食べるか、おにぎりを食べるか・・・これも、選択。
ピラテスは、ヨガに似ているが、ヨガではない。動きは非常にゆっくりで、呼吸法を重要視するところが気に入っている。
インストラクターは非常にまじめな女性で、私たちを4段階のレベルに分け、彼女の了承がないと、上のクラスには上がれない。最初は?と、思ったが、確かにやってみると、段階を踏んでいかないと、いきなり上のクラスは難しくてできない。
また、彼女は手とり足とりで、一人ひとりに注意する。名前も覚え、出席もチェックしている。褒めてもくれるし、直してもくれるから、一人ひとりが上達するのも早い。
そんな彼女には、着いていこうとする人と、離れていく人がいる。ちょと久しぶりに来ました・・・が、やりにくい分、離れていくほうも多い。しかし、ピラテス自体がブームだから、来る人もまた多い。
私は、まじめに取り組み、レベル2に上がり、益々の向上心に燃えていた。
ところが、彼女がインストラクターを辞めるという。理由は、経営者からのクレーム。レベルを四つに分けるのではなく、2つにしろということらしい。確かに、それぞれのクラスの生徒数を考えると、平均で4から5人。ビギナーはともかく、レベル4のクラスなんていったい何人の生徒がいるのだろう?
オーナーは、クラスが多ければ、その分、多くのお金をインストラクターに払うことになるのだろう。しかし、そのクラスの集客力を考えると。。。。、5人くらいでは、採算ラインに届かないのだろう。
彼女は、レベルを分けて指導するのが自分のやり方であるからと、やめることにしたらしい。え?????
来月からは、レベルを二つでやることを了承した、新しいインストラクターが来るらしい。
私たちはどうなるのだろう? 彼女は、場所を探して、新しいクラスを作りたいのだろう。でも、スポーツクラブは会員制だから、私たちは、会費を払って、そこのジムのクラスではなく、他に出向いていくのは、面倒だし、非常に割高になる。
こういう選択を迫られることは、誰しにもある。でも、全部を否定して、辞めてしまうことは、ちょっと短気過ぎないだろうか。少しは、妥協して、私たちのために残ってくれるという、選択肢はないのだろうか・・・・と、考える。
私も人に劣らず短気なので、彼女と同じような選択をするような気がする。正直、同じようなことがあった。じゃあ、なくていい。じゃあ、しなくていい。じゃあ、行かない。細かな妥協をしないで、全否定してしまう。
すこし、妥協して、続けながら、また、理解を得るという、方法はないだろうか。私は結構それで、要らぬ力をたくさん使ってきたような気がしているから・・・。
あたらしく始めるのは、大変だと心配する。