感情が脳から生まれるということに気付いてから、私は脳に興味がある。ハートは心臓にあるのではなく、前頭葉にあることだけは間違いない。
脳のセミナーで、講師の先生が、神様がいたずらに人間にだけ、必要以上におおきな脳を作ってしまった と、表現されていた。
そうかもしれない。今起きている様々な現象は、人間の脳が自分の体を痛めつけていると言って、言えないことはない。
こと、私の場合も一種自分の脳との戦い。これこそが真実の脳トレかもしれない。いやいや脳ファイトか・・・・。
体重が増えて困っている。出産後の体重をも上回り、入らない洋服が続出。体が重いからそれに比例して、走りたくない 気持ちが毎回溢れるように体のうちから湧き起こる。毎回毎回、それに打ち勝って走ることは容易ではない。おまけに、風とか寒さとか東北の気象が、私の足を思いっきり引っ張る。
カロリー計算もできる、理屈もわかる、グッズもある(万歩計だの DVDだの・・・)ダイエットまっしぐらにできるはずなのに・・・・・私の脳が私の足を引っ張る。脳が『たべたい』と、指令を出している。いいのよ、また明日からダイエットすれば。今はたべちゃおうと、甘言連続攻撃をしかけてくる。私の手は素直にそれに従い・・・今度は同じ自分の脳の違ったところが?敗北感と後悔の念をおこさせ、自分で自分を責める。自分の脳と自分の脳が戦ったり、勝ったり負けたりしている。
脳のいたずらについて違うエピソードがある。
三男は昔からぽっちゃり系。細身のお兄さんたちに比べて、明らかに私に似ている。ダイエットで苦労もしていた。ラグビーの体型こそ、彼にとってうってつけのはずだ。ところが、彼に変化が現れた。『太らねばならない。もっと食べなければならない』というミッション!!よかったじゃない。ところが・・・なんと、彼は食べることが苦しみになってきた。ええ?もう、要らないの? というくらい、食べなくなった。うっそー!!。なんで?
『ねばならない』の、あまのじゃくの法則があるのではないか。脳が、反対の方に人間の行動を誘導している。たべてはならない わたしが もりもり食べたくなり、たべなくてはならない 息子が たべられなくなっている。
なんで。こんなことになるんだ。もっとシンプルに物事は動かないのか。
じゃあ、私も たべなくてはならない と思えばいいような気がするでしょう?ところがどっこい。深層心理のところで、自分を誤魔化していると、あらそう?いいのね と、もっともっと食欲が増すような気がする。
あーあ。なんだかすごく、くだらないことで悩んでいるような気がする。テニスで発散してこよう。
今週にある卒業式に着ていく服は・・・・去年のものはアウトだし・・・。
なんか自分の脳と仲良くする方法はないものかなあ・・・と、考える。