どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

新米担任 初めての成績表を作成中

2010-03-08 22:55:11 | うるるん

新米担任が、クラスを持って半年が経った。

不安で仕方なかった初日。生徒たちを見た瞬間に好きになった。それから、半年。色々なことがあった。

成績は試験と平常点をもとに、以前からつけていた。担任になると、成績表にコメントと私の名前が入る。このコメントが曲者で・・・・・思い出が甦ってきて、そして愛情を込めて送り出すという気持ちもあいまって、泣けてくる。

ひとりひとりに思いがある。

おとといは思いがけず、以前のクラスの生徒から電話があった。日本語検定一級にも合格し、大学院の門も低くなったと思ったところで、思いがけず、帰ります という電話だった。よく電話をしてくれたと思った。でも、そこまで思いつめるまでに、どうして相談してくれなかった?と、後悔が残る。

生徒たちの一人ひとりに、胸襟を広げ、いつでも戻ってくるんだよ と送り出す。ここに居場所があるからね  と送り出すつもりだ。

門出だ。でも、帰る道があってもいい。彼らの帰ってこれる場所でいたいとおもう。

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あったことをなかったことにする

2010-03-06 11:35:38 | 徒然に

あったことをなかったことにはできない。

二日酔いの頭を抱えて、あったことをなかったことにしたい と思ったことは数限りないのだが・・・・。なかったことにはできないが、忘れることによって、なかったようにすることはできる。

最近は逆を考える。『有った』前の無かったときはどうだったのだろう・・・と。『会った』に同じなのだが・・・。なんでもいい。食べ物でも、場所でも、人でも・・・。会ったまえに戻れない。無かったときの方が長いのに、どうしていたのだろうと、考えても思い出せない。

有ること、居ることが、標準装備になっていく。使い方を知らない前にはカーナビなんてなくていいものだったが、いったんあれを使いこなしてしまうと、なくてはならないもになっている。いつの間にか、標準装備。

しとしと雨を眺めながら、走りたいなあ と思いながら、ぬれるのも嫌だしなあ とも考える。ぼーっとしている朝。ぼーっとあれこれ考える。

 

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何やってるの?・・・と思った、一日だった。

2010-03-04 07:36:13 | ぼっとん

テニスの総会が終わった。一年間の総務役員としての任務が終わった。正直ほっとしている。

私たちのクラブは、レベル別に3つのチームに分かれている。私たちは、一番下のレベル。しかしながら、私以外の人たちは、とても上手だけど・・・。レベルが下だからかな?とても、和気藹々としている。11人のメンバーにコーチが1人。

毎回の運営は全体の役員会でスケジュールを決めて運営されるのだが、個別にはそのチームの班長さんが細かに連絡をまわしてくれる。アウトサイドで行うから、天候によっては中止になるし、総会の案内や、テニスのマッチに参加する、しない等の雑務が結構いろいろある。私は全体の総務だったので、役割は集中して行うことが多かったが、班長さんにはそれこそ、毎月、毎週、毎回のお仕事がある。

私たちの班長さんは、細かく気がつく人で、私たちチームメイトは一回も、連絡の不備でこまったこともなかった。私は特に役員としてその大変さも見ていたから、内緒でチームメイト全員にメールを回し、今期の最終日に彼女に花束を渡そうと、画策していた。全員からよくぞ気が付いてくれた!!と賞賛していただき、では と最終的に手はずやら金額をまとめたメールを・・・・一斉送信で・・その班長さんにまで回してしまった。

『しまった!」』と、思った。でも、取り返しが付かない。携帯には便利な機能がたくさんあるじゃない。一斉送信で全員にメールが行っている事が確認できる。するとその前のメールが自分にだけ来ていない事も容易にわかるだろう。あれだけ細かな気遣いをする人が、そのことを気にしないわけはない。どうして自分にだけ来ないメールがあったのだろう・・・と、必ず思うはずだ。・・・・参った。

少し時間を空けてみた。同じチームメイトの一人から、班長さんから 来てないメールを転送して欲しいとのめーるがきたとメールがきた。メールがメールを呼ぶ、メーリング回路だよ、これは。

私は彼女に顛末を打ち明け、花束を贈ることをあきらめた。どちらのリスク?と考えたとき、これ以上彼女に心的ナ負担をかけることに意味が全くないと思ったから。サプライズ花束を用意しようと思ったことを打ち明け、誤った。彼女からは、感謝のメールが届き、みんなの気持ちがうれしいと結んであった。

まったく、一日何をしていたのだろうと思うほど、自分の不始末の対応に追われていた。でも、考えてみたら、他の二つの班長さんに花束がないのに、彼女にだけ用意しても、彼女も困ったかもしれないし・・・と、運命の必然と思うことにした。

次が用意されている。4月3日に、コーチを囲んで打ち上げを準備している。そこで、サプライズをすることに、メールで話は付いている。

便利な利器を使いながら、便利を使っているのか、便利に使われているのか、わからなくなってしまった一日だった。そして、どっと仕事が今日に持ち越されている。

 

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引退ではなく、走ります

2010-03-03 08:04:55 | しらんぷりしよう

実は、フルマラソンを初めて走り終えた時は、たいした感情もなく、どちらかというと ほっとした気持ちだった。私は口裂け女ではない じゃなく 口だけ女ではない、有言実行女子であることを証明したという安堵感だった。(と、自己分析する)

その後から、あちこちと体の不調和音が聞こえてきた。加えて、またあのながーい時間を走るのか・・・と思ったとき、正直引退しようと思っていた。

一回走って、引退というのも・・・・。でも、他方、ふんばって、がんばってやる意味があるのだろうかとも、思った。ハーフでも、10キロでも、レースはあるし、ことさらフルマラソンに固執する必要もないだろうと・・・。

それを、ひっくり返します。あとはどうなるか分からないけど、とりあえず4月に申し込んだレースは頑張ることにする。

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留学生活の表裏

2010-03-02 06:46:11 | おっとこどっこい

留学生活は決してばら色ではない。

結果ばら色だったと、あとから振り返って思うことがあるかもしれない。しかし、渦中でそんなに、今がばら色だと思えることは・・・・・少ないだろうと、想像する。

卒業を前にして、留学生を見つめている。自分のクラスの生徒、そして今は他のクラスになっていたる生徒たち。

私の経験をもっても思うことだが、留学先のその国の文化に馴染み、友を得、学業も大成するということは至難の業だと言わざるを得ない。たいがいは母国の生徒たち同士、同じ言語を話し、日本語を使うのは、学校でくらいという生徒が多いのではないだろうか。

特に一年、もっと短い期間での留学は、その国に居た、食事をした というものにしかならない。日本をお膳立ての下に体験をするというイベント型の留学は、どちらかといえば受動的ナ留学体験でしかないような気がする。

存在そのものを受け入れてもらいながら、その国の生活を体験するという能動的ナ暮らし方が出来る留学生は、そうそういないような気がする。ある意味、そうできるには、ある種の適合性を性格としてもっているという、個人の資質が大きな前提となるような気がする。間違いなくそういう人もいるから。私は、そうではなかったが・・・。

下手をすると、人生の大事な時期を、寮と学校の往復だけ、それもどこか一箇所にひびが入ると、学校に行けなくなってしまうという最悪の事態にさえなってしまう。何のために・・・という自問は回避する。そこで自問を続けてしまうと、間違いなく病気になる。

成功を修めて意気揚々と、次のステップに上がる生徒たち・・・生き生きと輝いている。他方、何も得るものを見つけられずに、帰国する生徒たち・・・・。それも、いい経験だったじゃない と、声をかけることができない。

何かできなかったのか・・・こうなる前に、突き放すだけの叱咤激励ではない、もっと労わるような支援ができなかったのか・・と、自問する。生徒たちの資質もある。先生の力量もはっきりいってある。人生何が幸運か、不運かわからないのだから・・・きっといいことがある、と思いたいけど・・・。

昨日は、自分の生活態度から先生たちの信頼を得られず、最後通告のように、突き放された、生徒を前にして悲しい気持ちになった。去年の今頃は、私といることの多かった生徒だ。クラスが別になり、授業も午前と午後に分かれてしまったから、会うこともままならなかった。変貌していた。目を見るとわかる。深く沈んだ目をしていた。

また、同じ昨日、明日で帰国する私のクラスの生徒の送別会を企画していた。午後の二コマ目の私の授業時間を一部削って、サプライズパーティをとクラスの生徒達と考えていた。しかし、彼は一コマ目に現れなかった。生徒たちは、どうしよう・・・と、戸惑った。私は、彼は来ると信じていたが、さすがに現れない彼のパーティをやりましょうとは言えなかった。生徒たちはお金を出し合うことにしていたから・・・・。

彼は、私のクラスが始まって、15分くらいたって現れた。クラスの皆が歓声をあげた。しかし、パーティはできず、私が焼いて持参した、ビスコッティだけのお別れ会になった。

なんとも、不器用な彼に、なんともいえない気持ちになる。どうして・・・・と、思うが、そうしかできなかったのだろうと、どこか理解できる。ただ、どうして無駄になってもいいから、彼を信じてパーティをしなかったのだろうか・・・と、そこが教師として後悔が残った。

今日のクライを 明日の キスに 変えよう !!

そんな、素敵な言葉を教えてもらったのも、同じ昨日だった。生徒たちに、そういって、背中を押してあげることしかできないのかもしれない。彼らの人生は彼らのものだから。

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