最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

「ラストサムライ」

2005-05-20 | ハワイ
昨日に続いて映画の話を。
「ラストサムライ」は、ハワイでも人気でした。
特に、オールグレン大尉(トム・クルーズ)が、
喋らない監視役の老いた侍に、勝手にボブと
名づけるあたりは大爆笑。

アメリカの人たちは、大きな声で笑うので、
受ける箇所がよくわかって、興味深いものがありました。
その後は、ボブが出てくるたびに、笑いが起きるのだけど、
私にとっては面白い場面じゃないんですよね。
ただ、ボブが出てきてむっつりしているだけ。

内容は、突っ込み所も多かったけど、色々な意味で
楽しめて、満足でした。


今日は20年来の友人夫妻と久々の再会。
お気に入りの店、「月ぬ美しゃ」で盛り上がる予定です。
料理の写真がうまく撮れたら、明日UPしますね。
カメカメ豆腐(ピーナツ豆腐の揚げ出し)が絶品なんです。


くろねこファミリーの「そっくりさんシリーズ」を真似たかったけど、
自分たちに似た有名人がみつからなかったので、極小家族写真に
しました。(笑)今年の元旦の写真です。



写っていませんが、側でアメリカ人が泳いでました。
やっぱり体感温度が違うのかなぁ。
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ハワイの映画館

2005-05-19 | ハワイ
ハワイでは、よく映画を観に行きました。
住んでいるところのすぐ近くに映画館があり、
しかも安かったので。
色々な割引を利用して、4ドルから6ドルくらいで
観ていたと思います。
ああ、だめだ。もう忘れかけている……。

日本で公開されるより早く観られるので、
ちょっと嬉しかったりもしました。だから、
理解できないところが多くても、我慢、我慢。(笑)

映画館に行く度に思ったのは、日本人とアメリカ人の
体感温度は違うのかな? ということ。
館内は、これでもか、というほど冷房を効かせているので、
長袖を着た上にジャケットを持参して行かないと、寒くて、
とても最後まで観ることができません。
それなのに、前の席では、タンクトップにショートパンツ姿の
若い子たちが、ラージサイズのコーラを飲みながら、平気そうに
観ているのです。

日本人はみんな寒いと言っていましたが、少しも温度を上げない
ところを見ると、アメリカ人は寒くないのかも。それとも、
映画館は寒い場所でなければならないのかな?

写真は、律子さんに提供してもらった、ハワイの水族館の
アザラシ? トド? オットセイ?(すみません。区別がわからない) 
どちらにしても(笑)、思わず微笑み返したくなる写真です。

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未唯の写真

2005-05-18 | 未唯(みゆ)
日記のタイトルに、「未唯と海」「未唯のコレクション」
「未唯のお気に入り」などとつけているので、
ピンクレディーの未唯さんかと思ってブログを見に来て
くださる人がいるようです。そんな方は、きっと
がっかりされていると思います。ごめんなさい。

でも、うちの未唯(みゆ)は、もうすぐ15歳。
この字を使い始めたのは未唯のほうが先なので、
ご容赦ください。

写真は、モデルにされて迷惑そうな未唯。


   蘭と未唯                             ベンジャミンと未唯
 
        
              
                         宮古馬と未唯
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新風舎文庫大賞(2)

2005-05-17 | 小説
昨日の続きで、新風舎文庫大賞について。

受賞の知らせを受けたあとは、いよいよ本作り。
担当編集者のSさんからいろいろアドバイスをもらい、
受賞作に新作を加えて5作品にしたり、作品の順番や、
サブタイトル、表紙など、全てを相談しながら決めていきました。
この作業は、はじめての経験で、とても楽しいものでした。

Sさんは、「美智子は、こんな時はこんなふうに
考えるのではないか」など、私が作り出した登場人物を、
実際に存在しているかのように扱ってくれましたし、
私がまったく気づかなかったことをたくさん指摘して
くれました。

先日、ある方(著名な作家)から、
「常に読んでくれる編集者がいたから書き続けることができた。
励まし続けてくれた編集者の存在がなかったらしんどかっただろう」
というお話を伺ったばかりです。
やっぱり編集者の力ってすごいんだな、と思いました。

Sさんだけでなく、ジョルダンの担当編集者Mさんも、若いのに
とてもしっかりした女性で、頼りにしています。こうして、
おふたりの信頼できる編集者に担当していただき、私は
恵まれているな、と思っています。

それから、本作りの過程でもっとも嬉しかったのは、
表紙が出来上がってきたときと、新津きよみ先生の
解説を読ませていただいたときでした。
こんなに丁寧に読み込んでくださって……と、ただただ
感激しました。

新津先生の新刊、『スパイラル・エイジ』は、今月末、講談社から
刊行されます。今からとても楽しみです。
華奢で、まだ、"お嬢さん"という雰囲気のある新津先生との出会いなどに
ついては、『スパイラル・エイジ』を紹介させていただくときに、
一緒に書きたいと思っています。

写真は、引き続き、食いしん坊モードで、
ハワイのサンデーブランチです。



日曜日は、ミサのあとで、家族揃ってゆっくりブランチを
食べたことから、サンデーブランチが定着したようです。



サンデーブランチは、ほとんどがビュッフェ方式です。
デザートのコーナーだけで、写真の倍くらいありました。
さすがの私も、全部は食べ切れませんでした。残念~。


追加
「~こうして生まれた『女たちの殺意』は大ヒット発売中!
大増刷出来です!!」で締めなくちゃダメじゃないですか。
と、ある方に言われました。(笑)

そうでした。『女たちの殺意』は大ヒット発売中!(ほんと?)
まだ、手にとっていない皆様、すぐに書店へ。
なかったら、ネットで注文を。
図書館に購入希望のリクエストを出してくださっても。
友達に借りて読むとか……。
だんだん弱気になっている……。(笑)
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新風舎文庫大賞

2005-05-16 | 小説
先日書いた、オール讀物推理小説新人賞のことを
忘れられないうちに、新風舎文庫大賞の話を。

これまで新人賞や地方文学賞などに挑戦してきた結果を見て、
私は、平均点はまあまあだけど、飛びぬけた一作が、
書けないのかもしれない、だとしたら、一作で勝負する
新人賞を受賞してプロデビューというのは難しいかも……と
思い始めていました。
そんな時に見つけたのが、「新風舎文庫大賞」でした。
受賞すると賞金も出るし、何より、文庫本として刊行される。
しかも、ミステリー部門賞も設けられている。
ミステリーと文庫本が好きな私にぴったりの賞でした。

さっそく、オール讀物推理小説新人賞の最終候補に残った
短編2作を書き直し、合計4つの短編を集めて、
『女たちの殺意』というタイトルをつけて応募しました。
結果は、ミステリー部門賞受賞!
「『女たちの殺意』を新風舎文庫より刊行します」という
知らせを受け取ったときは、思わず、「やった!」と
叫んでしまいました。(笑)
4作まとめて、総合的に評価してもらえたことに深く感謝。

と、それからのことは、長くなるので、また明日、続きを
書こうと思います。


写真は、食いしん坊モードが続いて、ハワイのアボガドバーガーです。



ノースショアのKUA`AINAのアボガドバーガーは、やっぱり美味しい! 
でも、上手に食べるのはむつかしいかも~。
写真を見ていたら、お腹が鳴りました。(笑)
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食に対する興味

2005-05-15 | Weblog
昨日は、手作りの燻製ベーコンと燻製ササミを
いただき、夫が大喜びしていましたが、今日は
生チョコがたくさん届いて、私が、大騒ぎして
しまいました。
つくづく、食いしん坊の夫婦です。
燻製の香りは食欲をそそりますね。
生チョコは、コーヒーと一緒にいただいて、
心底幸せな気分に……。

自分たちがこんなふうに食べることが好きなので、
食べることに興味のない人、嫌いな人はいないと
思ってきましたが、そうではないようで、
「人生の中で無駄だと思う時間は食べることに費やす時間。
ひとつの錠剤で、全ての栄養がまかなえるようになればいいのに」
と、言った知人がいます。
こんな人が世の中にいるなんて~、と驚きましたが、
ある女優さんが、インタビューに答えて、同じようなことを
言っていたのを聞きました。

世の中には、食に対する興味のない人がいるのですね。
錠剤だけの食事というと、子供の頃に見た映画、
「ソイレント・グリーン」を思い出してしまいます。

写真は、梅雨のうっとうしさを吹き飛ばすべく、
ハワイで撮った虹です。こうして、ダブルで出ることが
よくありました。
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乗換案内

2005-05-14 | 小説
沖縄は梅雨空が続いています。
数日前に、島ハーブを使った沖縄料理の店の広告が
入っていたので、地図を頼りに、ランチタイムに
行ってみました。住宅街の中にある店をようやく
探し出したのに、臨時休業。
広告を出した週の土曜日に休むなんて、
よほどのことがあったのでしょうが、雨の中、
せっかく行ったのに~、とがっくりきてしまいました。
結局、近場の沖縄そばの店で「ゆし豆腐そば」を。

「ゆし豆腐」は、にがりを入れたあと、ふわふわと
固まり始めた状態をすくった豆腐で、沖縄のスーパーでは
袋入りで普通に売られています。



話は変わって……。
乗換案内(ジョルダン株式会社)「読書の時間」の
作品ごとのダウンロード数集計表が届きました。
iモード公式サイト「乗換案内」で読める携帯小説ですが、
私の小説も、電車の待ち時間などに多くの方に読んで
いただいているのだと実感。嬉しくなりました。

沖縄には、モノレール(最寄駅の赤嶺駅は日本最南端の駅です)
しかありませんので、「乗換案内」を利用することは
ありませんが、関東に住んでいた頃は、乗り継ぎなどを
調べるのに便利でよく使いました。
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オール讀物推理小説新人賞

2005-05-13 | 小説
今日は、連続して最終候補に残りながら、2度とも受賞できなかった、
「オール讀物推理小説新人賞」の話を……。

この賞は、西村京太郎氏、赤川次郎氏、逢坂剛氏、宮部みゆき氏、
石田衣良氏、ほか、多くの著名作家を輩出した賞で、最近では、
デビューしてすぐに直木賞候補になった、朱川湊人氏も受賞
されています。
実は、朱川さんが受賞した年に、私も最終候補に残っていました。
受賞者が、その後、活躍してくださると、相手が悪かった、と思えるから
ありがたいです。(笑)

最終候補に残ると電話があり、選考会の予定などを教えてもらえます。
選考会当日も、どういう結果であれ、連絡してくれるということで、
家で待機。「今回は残念でした」という電話があるまで、めったにない
緊張感を味わうことができました。

選考委員は、当時、大沢在昌氏、宮部みゆき氏、高橋克彦氏、西木正明氏、
という、そうそうたるメンバー。

一度目のとき、宮部先生からは、「受賞作と同じくらいの点数を
つけました。好きな作品でした」という嬉しい選評をいただきました。
「ごく普通の人間がごく普通の生活の中で抱く不満や、それが募って
ゆくことによって生じる切実な悪意が、シンプルながら的確に描かれていました」
というコメントも嬉しかったです。
辛口だったのは、大沢先生で、「物語がストレートすぎ。入口から出口が
まっすぐに見通せる物語では、短編はむしろ損をする」
という選評。(実はもっと厳しい言葉も……)
それで、翌年は、大沢先生の言葉通り、ひねったものを書きました。
結果は、またまた受賞を逃したわけですが、大沢先生から、
「受賞作と同じく、騙される快感を味わった」という選評をいただいたので、
それだけで、「目的達成!」と満足してしまいました。(笑)

最終候補に残った2作は『女たちの殺意』に収められています。
これからオール讀物推理小説新人賞に応募される方には参考に
なるのではないでしょうか。(また宣伝ですみません)

こうして、私には手の届かなかった賞ですが、友達の海月ルイさんは、
あっさりと受賞。その後、サントリーミステリー大賞にも挑戦して、
大賞と読者賞をダブル受賞。
本人は、「山の裾野から這い上がった」と言うのだけど、
どうも、スキップしながら上がったような印象があるのですよね。(笑)

写真はずいぶん咲いた「でいご」です。
この花が見事に咲くと、その年は台風が
多いのだとか。困ったな。
でいご並木は真っ赤でした……。
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宮古島の雪塩

2005-05-12 | 沖縄
下の写真は、宮古の雪塩です。ミネラルの含有数が世界一
だそうで、ギネスでも認定されているとか。
工場を見学して、熱のこもった説明を聞き、雪塩、雪塩石鹸、
雪塩を使ったミネラルキャンディーを数個ずつ買いました。
このキャンディーが思いのほか美味しくて、
「ミネラルたっぷりだからいいよね」と自分に言い訳しつつ、
大量に舐めています。いくらいいものでも、摂取過多は
よくないですよね。わかってはいるのですが……。




砂の坂道を足をとられながら上まで登ると、眼下に
「砂山ビーチ」が広がります。
あとは一気にかけおりて、きれいなビーチでひと遊び。
ビキニ姿の女性と、ビキニパンツをはいた男性が
寄り添って寝ていましたので、そこをカットして撮影。
バランスの悪い映像になってしまいました。(笑)





右上の小さい写真は、下地島の通り池です。
洞窟で外海とつながっており、数々の神話も
残されています。
最初にUPした写真は、岩塩と間違えられたので、
変更しました。(笑)


旅のブログのようになっていますので、
明日は、オール讀物推理小説新人賞の話を
書くことにします。
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東平安名崎(ひがしへんなざき)灯台

2005-05-11 | 沖縄
写真が多くてうっとうしいかな、と思いつつも、しつこく
宮古島のレポートです。

写真は、東平安名崎灯台。未唯も一緒に上まで登りました。
沖縄本島の残波岬の灯台は、ペットは登れませんという
つれない返事でしたが、こちらは150円の入場料で、
気持ちよく、「行ってらっしゃい」と送り出してくれ、
帰ったときは、「お疲れさまでした」と言ってくれました。
すばらしい景観でしたが、その言葉で、さらにいい思い出に
なるのですよね~。




灯台から眺めた景色です。階段を100段登る価値はありますよ。
日頃の運動不足を思い知らされましたけど。(笑)




みやこパラダイス。広い芝生もありました。

お父さん、隠れたつもりかもしれないけど、しっかり
体が写ってるよ。僕は、色々なポーズをさせられて
迷惑なんだ。(by未唯)
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