新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

猪瀬都知事対マスコミ

2013-11-24 14:34:54 | コラム
何様対何様の争いの如き様相もある:

論客・酒井富雄氏は何回かの記者会見を

>「何様だと思ってんだ」ってな気分になってくるような居丈高のメディア側質問も、いつものことです。

と評された。私はマスコミのこの姿勢はその通りだと思った。その反面、「何様のつもりか」の一方の雄である猪瀬都知事は相手の質問を持て余したというか、真っ向から答えずにシドロモドロの感があったほど守勢に徹していた。

あの場で誤魔化すかのような答えを続けていることが果たして得策であるのか否かは、私には極めて疑問な作戦だと思えてならない。「隠すより現るる」ではないのか。そこにマスコミが当初は1億5,000万円と申し入れたとか、都知事に不利な材料を報道しだして、都知事の立場は不利になる一方である。

折角、猪瀬都知事が懸命の努力で勝ち得た東京オリンピックが、間もなく国立競技場の改修等の本格手的な準備段階に入っていくだろう。その際に都側の責任者である猪瀬知事の立場が揺らいでしまったらどうなるのかという懸念もある。だが、当方は既に閃いた直感がどのようになっていくかを見守っていくことしか出来ない。

高田馬場駅付近がアメリカン・タウン化

2013-11-24 14:33:14 | コラム
アメリカのファストフード店が並んだ:

11月第4週に入って、JR山手線と西武新宿線の高田馬場駅の東側に、アメリカのファストフード店が2軒ずつ道路を隔てて対座する形となった。最近の開店は"Baskin Robbins"の"31 Ice Cream"が、ビッグボックスの1階で撤退した婦人洋品店の後に開業したもの。ビッグボックスの隣には以前からピザの"Shakey’s"があった。

そのShakey’sの道路の丁度反対側には"Kentucky Fried Chicken"(KFC)がかなり以前から存在している。またこのKFCの隣には今年になってからだったか、ロッテリアの後には再上陸した"Burger King"(BK)が何となくヒッソリと開業しているという具合だ。かのマクドナルド(McDonald’s)は少し離れた高田馬場駅の向こう側に1軒あったが、つい最近閉めてしまった。

この状況は大久保百人町界隈のKoreatownには遠く及ばないアメリカ化だが、当方にはさして違和感がない。「それは貴方の経歴がそうさせるのだろう」という声が上がりそうだが、決してそれだけではあるまい。マクドナルドを加えた五つのファストフード・チェーンには、その日本進出以来の歴史もあって外食産業として我が国に根付いているせいではないだろうか。また視点を変えてずばりと言えば、韓国勢よりも親近感があるのではないか。

実は、当方はShakey’sはその経済的な"Senior向け"価格を利用して何度か利用したことがあるが、KFCは人生で一度も入ったことがない。BKもアメリカでは何度か入ったことがあるが、国内では価格の絶対値が高いので高田馬場店では未だ賞味したことはない。31 Ice creamは何れ利用するかも知れないが。

因みに、何故我が国では"McDonald’s"というスペルで「マクドナルド」と称しているのだろう。「マクドナルズ」は言いにくいのか、それとも何のことがか解らなくなるとでも危惧しているのだろうか。