新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

1月10日 その2 世相雑感

2018-01-10 08:32:30 | コラム
色々なことが起きるものだ:

星野仙一氏逝く:
テレビも新聞も「野球界のみならず我が国が惜しい大人物を失った」と一斉に特集して弔意を表していた。私も巨人を倒してくれる良い選手であり監督だったと星野仙一氏には感謝していた。謹んでご冥福を祈りたい。

だが、マスコミは面白いもので、嘗ては星野投手や星野監督に対しては色々とあることないことを書き立てていたものだったが、今や礼賛のみである。恐らく週刊文春か新潮が何かその辺りを掘り返して書くだろうが、余りにも掌を返したような姿勢には、彼らは相変わらずだなと思ってしまう。

missileや核はアメリカのみが対象だ:
DPRKの代表団の団長は韓国代表が核廃棄に関して発言したところ、言葉も厳しくこう言って相手にしなかったと報じられていた。当然だろうと思う。DPRKはこの度の南北会談は平昌オリンピックに参加することが主たる話題だとの触れ込みだったのだから、韓国が折角の機会を活用しようとしても応じないのは不思議でも何でもなく当たり前であろう。

私はDPRKの狙いはオリンピック参加にもあったのだろうが、何とかして機会を捉えて「アメリカと中国の間に板挟みになって苦悩している韓国と文在寅大統領を離反させようと企んでいる」のは明らかだろうと考えている。何れにせよ、あの大統領は隙だらけではないのか。

不可逆的合意:
矢張りというか何と言うか、韓国は「再交渉はしない」などと言いながら、我が国にまたぞろ「誠意を見せて謝罪を」などと戯言を言い出した。河野外相がいわば 鎧袖一触で取り合わない姿勢を示したのは当たり前だが、大変良かったと思う。私が見る韓国の外交姿勢は余りにも幼稚であり未熟だ。

慰安婦たちが理解していない云々と言っている辺りは完全に彼らの国内事情であり、我が国に向かって言うべきことではないと解っていないのは論外である。国内事情が、国際的というか対外国との条約等に優先するとでも未だに認識しているようだ。

競争相手に一服盛るとは:
カヌーの世界で起きた手強い競争相手の選手にドーピングの薬剤を飲ませたとは、流石の私も驚かされた。だが、オリンピックで金メダルを獲得していた室伏選手は選手村で食事中に席を立つ場合には誰かに自分の食事を見張って貰っていたという。また、アメリカで刊行されたばかりのかの Fire and Fury では「トランプ大統領はホワイトハウス内で私物、特に歯ブラシには絶対他人に触れさせない」とあった。

私は多くの運動部で選手たちの生存競争というかポジション争いの激しさを見聞してきた。それは簡単に言えば「ただ単に実力だけがポジションを確保する最高且つ最善の方法ではないこともある」という激しさだった。だが、何れにせよ、今回暴露された方法は余りにもえげつなさ過ぎると思う。イヤ卑劣だ。オリンピックにはそこまでして出たいものだということを認識させてくれた。


近況

2018-01-10 07:52:39 | コラム
Don’t put off till tomorrow what you can do today.:

中学校か高校でこんな文句を習った記憶がある。「私も習った気がする」と言われる方もおられるだろう。「今日できることを明日に先送りするな」とでも言えば良いだろうか。最近の私は矢張り高齢化は争えす、それに加えるに昨年の10月から悩まされ続けた気象病のお陰で、何をするのも億劫になっていた。即ち、その日のうちに片付けねばならないようなことでも「明日でも明後日も良いじゃないか」と妥協して放置していたのだった。

即ち、言うなれば Why not put off till tomorrow or later what I can possibly do today. のような怠惰な状態になっていたのだった。だが、昨日のように急に気温が15度以上にも上昇してくれると、何となく安心したというか気が強くなって、少しやる気が出てきたのだった。

そして、年が変わる前にとっくに連絡しておくべきだった2人の友人に宛てに、何とか手紙を2通書き上げたのだった。これで借金を返したような爽快気分にもなれて爽快だった。ブログも久し振りに1日に2回更新する気にもなった。だが、このやる気ももしかするとこれも昨日の暖かい陽気のせいかもしれないと、未だ何となく自信が持てない状態である。もう好い加減に厳しい寒さから解放されたいのだが、如何せん未だ1月10日で春は未だ遠いのだ。