新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

内田前監督と井上前コーチの記者会見:

2018-05-26 08:50:04 | コラム
「言わされている感が満載」:

またしても日大関連である。昨25日のTBSのヒルオビだったと思うが、日大フェニックスのOBの1人があの内田前監督と井上前コーチの記者会見を評して「言わされている感が満載」と言ったと報じていた。実は、私もあの井上コーチ(当時)が言い淀んでいたことと苦悶の表情を見て「これは恐らく何らかの指示を受けて出てきた結果か」と疑いたくもなる。そこに同情するのではなく、不手際な会見になってしまった点は否めなかったと指摘したい。責められても仕方がない不手際だっただろう。

不思議に思えてならなかったことは、既に文藝春秋社に内田監督(当時)の試合後のインタービューの録音が渡っていた点だ。文春が日大と関学のアメフトの定期戦で何か問題が起きると予測して取材に行くものだろうかと思った。文春には何処か別の経路で渡ったのだろうか。

あのような音声が流されていて、監督が何を語ったかは知れ渡っていたのだから、あの場で宮川証言を否定してかかるのは至難の業だったと思うのだ。その辺りが「言わされている感云々」となったのであろうか。それにしても、あの会見には準備不足な点と矛盾点を浮かび上がらせてしまったようで、自らを一層不利な立場に追い込んだだけになった。