未だ評価するのは早いか:
昨2日は偶然に日本ハムの試合にチャンネルを合わせてしまった。私はまさか栗山監督が一軍に上げたばかりの清宮幸太郎を使うとは予期していなかったので、5番でDH出だしてきたのには驚かされた。しかも、相手になる投手は楽天に移ってきてから余り冴えていない岸ではあっても、我が国では一流の部類に入るのだから、打てるかなと思っていた。しかも、岸は珍しく好調だった。
第一打席では岸と捕手の嶋は何を思ったのか、3球目にアウトサイド(アウトコースという野球用語は英語ではない)の高めに言わば「訊いてみる」とでも言いたいような「手を出すかな」というか探りを入れるかのような投球をしてしまった。そこを清宮君は迷わず手を出して「あわやホームランか」と、一瞬私が思ったほどの良い当たりをされてしまった。嶋は試合後に「舐めてかかったら」などと言ったそうだだが、明らかに作戦の誤り。
それに懲りたか、次の2打席は何れも落ちる球(=チェンジアップ)で三振に仕留めたが、私は明らかに岸も嶋も軽率だったと思っている。と言うのは、私は清宮は確かに優れた素質の持ち主ではあるが、未だ高校の頃から変化球には対応が不十分だったし、左投手のスライダー、特にボールになる投球には明らかに弱点があるので、プロの世界で打ちまくれるまでには多少時間がかかるだろうと見ていたからだ。
最後にサッカー出身者としては残念なことがある。それは清宮もそうだが、大谷翔平もサッカー界にはむざむざと野球に取られてしまったことだ。遺憾ながらサッカー界にはあの両名のような大型の素材が未だに見当たらないのだ。いや、釜本以来出現しないと言っても良いかも知れない。清宮克幸氏は「ラグビーは金にならない」と言って幸太郎に野球をやらせたそうだが、サッカーは金にならないのだろうか。
それも兎も角、未だに欧州に行って本当の一本目になれた者がいないのは、矢張り野球(とラグビー?)に素材を持って行かれているのではと疑わせてくれた清宮の登場だった。私はサッカーの日本代表の発展のもどかしさは何も選んできた監督のせいではなく、人材の発掘に問題があるのではないかとすら思う今日この頃だ。「サッカーは金にならないのでしょうか」とあらためて清宮克幸氏に尋ねてみたい気もするのだが。
昨2日は偶然に日本ハムの試合にチャンネルを合わせてしまった。私はまさか栗山監督が一軍に上げたばかりの清宮幸太郎を使うとは予期していなかったので、5番でDH出だしてきたのには驚かされた。しかも、相手になる投手は楽天に移ってきてから余り冴えていない岸ではあっても、我が国では一流の部類に入るのだから、打てるかなと思っていた。しかも、岸は珍しく好調だった。
第一打席では岸と捕手の嶋は何を思ったのか、3球目にアウトサイド(アウトコースという野球用語は英語ではない)の高めに言わば「訊いてみる」とでも言いたいような「手を出すかな」というか探りを入れるかのような投球をしてしまった。そこを清宮君は迷わず手を出して「あわやホームランか」と、一瞬私が思ったほどの良い当たりをされてしまった。嶋は試合後に「舐めてかかったら」などと言ったそうだだが、明らかに作戦の誤り。
それに懲りたか、次の2打席は何れも落ちる球(=チェンジアップ)で三振に仕留めたが、私は明らかに岸も嶋も軽率だったと思っている。と言うのは、私は清宮は確かに優れた素質の持ち主ではあるが、未だ高校の頃から変化球には対応が不十分だったし、左投手のスライダー、特にボールになる投球には明らかに弱点があるので、プロの世界で打ちまくれるまでには多少時間がかかるだろうと見ていたからだ。
最後にサッカー出身者としては残念なことがある。それは清宮もそうだが、大谷翔平もサッカー界にはむざむざと野球に取られてしまったことだ。遺憾ながらサッカー界にはあの両名のような大型の素材が未だに見当たらないのだ。いや、釜本以来出現しないと言っても良いかも知れない。清宮克幸氏は「ラグビーは金にならない」と言って幸太郎に野球をやらせたそうだが、サッカーは金にならないのだろうか。
それも兎も角、未だに欧州に行って本当の一本目になれた者がいないのは、矢張り野球(とラグビー?)に素材を持って行かれているのではと疑わせてくれた清宮の登場だった。私はサッカーの日本代表の発展のもどかしさは何も選んできた監督のせいではなく、人材の発掘に問題があるのではないかとすら思う今日この頃だ。「サッカーは金にならないのでしょうか」とあらためて清宮克幸氏に尋ねてみたい気もするのだが。