想定の範囲外だったフェニックスの実態:
22日の午後は宮川泰介君が何を言うかとの期待感もあって、記者クラブでの記者会見が始まるのを待っていた。正直な感想を言えば「悲し過ぎる思い」だけだった。ある程度は予想の範囲内だったが、内田監督がはあそこまで指示していたのかとの驚きがあった。30数年も前からフェニックスを見てきたが、あのような指示をする面があったとまでは思いが及んでいなかった。宮川君が勇気を出して経験を語ったことは評価したいが、余りにも悲惨な出来事だった。
何れにせよ、宮川君があそこまで覚悟を決めて(決めたのだろう)彼にとっての真相を語ってしまえば、日大そのものとフェニックスに対する世間というかマスコミからの風当たりは現状よりも一層激しくなっていくだろうし、あるOBが半ば諦めの表情で言うように「廃部」だってあり得るかと考え込まされた。即ち、当初予測した「秋のリーグ戦出場辞退と2部落ち」くらいでは収まるまいと危惧するに至った。それだけではない、フットボール界にとっても深刻な事態となってしまうのでないかの懸念も生じた。
記者たが如何にも運動部の実態というか在り方を知らず、監督がどれほど絶対的な存在であり権威があるかを知らぬとしか思えない下らない質問ばかりで、胸が悪くなる感もあった。兎に角悲しすぎる記者会見になってしまったのは本当に残念だった。聞いていて奇異な感を抱いたのが「監督とコーチは本気で定期戦がなくなっても良いと言っていた点だった。そこまで思い詰めてあの定期戦に臨むものなのかという疑問である。
また「QBを潰せば秋には出てこないから得だ」と言ったと宮川君は語ったが、これも理解不能だった。それは関学ならば秋までに次のQBくらい育ててくるだろうし、第一、次回日大フェニックスが関西学院大学ファイターズと当たる機会は甲子園ボウルしか考えられないからだ。フェニックスはそう見込んでいるのだろうか。何れにせよ、悲しくもあり、完全に納得できない点もあった記者会見だった。ここから先の展開などは、予断を許さない状態になったと思う。
22日の午後は宮川泰介君が何を言うかとの期待感もあって、記者クラブでの記者会見が始まるのを待っていた。正直な感想を言えば「悲し過ぎる思い」だけだった。ある程度は予想の範囲内だったが、内田監督がはあそこまで指示していたのかとの驚きがあった。30数年も前からフェニックスを見てきたが、あのような指示をする面があったとまでは思いが及んでいなかった。宮川君が勇気を出して経験を語ったことは評価したいが、余りにも悲惨な出来事だった。
何れにせよ、宮川君があそこまで覚悟を決めて(決めたのだろう)彼にとっての真相を語ってしまえば、日大そのものとフェニックスに対する世間というかマスコミからの風当たりは現状よりも一層激しくなっていくだろうし、あるOBが半ば諦めの表情で言うように「廃部」だってあり得るかと考え込まされた。即ち、当初予測した「秋のリーグ戦出場辞退と2部落ち」くらいでは収まるまいと危惧するに至った。それだけではない、フットボール界にとっても深刻な事態となってしまうのでないかの懸念も生じた。
記者たが如何にも運動部の実態というか在り方を知らず、監督がどれほど絶対的な存在であり権威があるかを知らぬとしか思えない下らない質問ばかりで、胸が悪くなる感もあった。兎に角悲しすぎる記者会見になってしまったのは本当に残念だった。聞いていて奇異な感を抱いたのが「監督とコーチは本気で定期戦がなくなっても良いと言っていた点だった。そこまで思い詰めてあの定期戦に臨むものなのかという疑問である。
また「QBを潰せば秋には出てこないから得だ」と言ったと宮川君は語ったが、これも理解不能だった。それは関学ならば秋までに次のQBくらい育ててくるだろうし、第一、次回日大フェニックスが関西学院大学ファイターズと当たる機会は甲子園ボウルしか考えられないからだ。フェニックスはそう見込んでいるのだろうか。何れにせよ、悲しくもあり、完全に納得できない点もあった記者会見だった。ここから先の展開などは、予断を許さない状態になったと思う。