新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

11月13日 その2 桜を見る会は・・・

2019-11-13 14:28:43 | コラム
公職選挙法違反らしいようだ:

野党どもは現在のように国の内外に速やかに対処すべき問題が数多くある時に、毎度お馴染みの安倍内閣の攻撃に専念して貴重な国会の時間を浪費している。今回の材料は「桜を見る会」のようで、例によって例の如く今井雅人という我が大学の何年も後の出身者等々が居丈高に追及していたのも決して愉快なことではないい歓迎できるものではないのだ。

私は毎年のように新宿御苑だったかで開催されるこの行事のニュースを見させられても、野党は愚か誰も非難攻撃していなかったことだのに、突如として野党どもがあれほどいきり立つ材料になることだったのかと、お陰様で初めて認識させて貰えた。これまで特に気にも止めていなかった事案なので、ニュースで総理に隣にあの妙な奴としか認識していなかった「イッコー」とやらが立って「ドンダケー」だったかと叫んでいるのを見て、総理というか自民党はあのような連中の機嫌まで買わねばならないと意識されていたのかと、あらためて認識させて貰えた。

その招待客とその名簿とうに関しての野党の総力を上げているのだろう攻撃に対しては、菅官房長官以下二階幹事長等々が色々と弁明されているようだ。だが、私は安倍総理の後援会がその会に参加するツアーまで組んでいたのには「何故そこまでやる必要があるのか」と寧ろ奇異の感にとらわれているのが正直なところだ。トランプ大統領や文在寅大統領が再選を目指してあれやこれやと支持層の歓心を買い拡大を狙っているのは解るが、総理は4選までが取り沙汰されているのに、後援会が野党に付け込まれそうなことまでする必要があるのかと疑問に感じている。

内閣府(だったか?)の答弁でも「昨年の招待客の名簿は破棄した」というのも余りにも不自然で、モリカケが大いに揉めた時の様子を想起させてくれた。私はこれまでに何度か触れたことで、選挙権を得る年齢に達してから66年も経っているが、未だにただの一度でも居住する選挙区内で候補者から何らかの接触をされた記憶はない。それなのに、絶対に何度でも当選確実だろうと思われ、我々(私?)が国政を託して安倍総理が、何故に地元民を招待して歓待されるのかなと奇異に感じているこちらがおかしいのかなと思ってしまう。この時とばかりに攻め立てる野党はもっと奇異な存在だ。


1億総ミーハー化

2019-11-13 13:45:37 | コラム
二宮某が結婚とか:

13日朝は珍しく寝坊(?)して、目が覚めて時計を見れば4時50分だった。「それが寝坊だと言うならば平生は何時に起きるのか」と問われれば、答えは「午前4時」となる。早起きかも知れないが、これは間もなく87歳となる高齢化が為せる業である。

話が脱線気味だが、そこでテレビをつけると前夜のままだったからテレ朝の「グッドモーニング」が出てきたのは良いが、いきなり「嵐の二宮和也さんが結婚されます」というビッグニュースで始まったのだった。当方がジャニーズを蛇蝎の如くに嫌っていることをご記憶の方がおられると有り難いが、あの育ちが悪く下品なガキどもの集団をあそこまでの人気者に育て上げた故ジャニー喜多川氏の負の功績を称える気など毛頭無い。我が国の将来を担って貰うべきだった青少年たちをミーハーに仕立てた罪は誠に深いと思う。

この大報道の後はお定まりの街頭インタビューで、若い女性たちにこのニュースを聞かせて驚かせる場面が出てくるのだから堪らない。この姿勢は何もテレ朝だけのことではなく、何処にチャンネルを変えても同じ事だ。中には身も世もなく嘆き「二宮ロス」などという言葉まで出てきた始末だった。上記では「ガキども」と言ったが、あの嵐とやらの連中はもう20年も組んでいるそうで、最早皆30歳台である。従って正しくは「ガキの成れの果て」とすべきだった。


その直後ではなかったが、そこでは「心配なニュースがあります」というのが出てきた。彼らがこの導入句を使う場合は、何を隠そう芸人の誰かに病気などの健康問題が生じたことを意味するのだ。今回は若大将とやらの加山雄三が軽い脳梗塞を起こしたということだった。彼らテレビ局は既に指摘したように「対象にしている層の興味と関心事が、芸人や所謂テレビタレントにある」と看做しているので、常にかかる話題を提供しているのだ。

即ち、彼らはその昔に大宅壮一が「1億総白痴化」と表現したのと同じことで、総ミーハー化に専念しているのだ。折角よく寝られた後だったのに、朝からこんな事を聞かされて「ウンザリ」だった。