新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2月24日 その2 本当の危機はこれから先にある

2020-02-24 09:24:07 | コラム
政府の有為有策が:

本日の産経新聞に「アメリカの有力地方紙が我が国のダイアモンド・プリンセス号に対する措置の揚げ足を取っている」との記事があった。私はあの我が国の政府というか厚生労働省が採った措置は善意からであり、決して我が国が無為無策だった訳ではなく、有為有策だったものが結果論には私が再三指摘したように「下手を打った」形になったと思っている。クルーズ船という閉鎖空間に隔離と称して3,700人を閉じ込めればどうなるかという壮大な実験をしたことになったのだった。そこを弁えずに、結果論で揚げ足を取ってくるアメリカのメデイアは怪しからんと思うのだ。

即ち、今になってそう言うのならば、アメリカ側が早い時点で言い出したように、船内のアメリカ人全員を引き取っておくべきだったのではないのか。これこそが、彼等がそれを言われると弱い「フェアーではない」言い分では亡いのか。これまでに安倍内閣はこの新型ウイルス問題に対して如何にも無為無策のように見えた。だが、講じてきた対策は種々あったが、何れも効果が極めて薄く、批判されてばかりという無残な結果して出ていなかったのだ。故に、私は有為有策だったが、良い結果が出ていなかったと言って養護したいのだ。

私の奇妙な予知出来てしまう感覚では「オリンピックの開催危うし」と出ていたの何故かと色々と考えてきたが、事がここまで来ると、この新型ウイルスに対する対応が駄目だったからだったと思うようになった。何としても開催したいのであれば、安倍内閣は余程思い切った対策を講じないと、最早手遅れかも知れないところに近付いていると思うのだ。そこで、例えば橋下徹氏が言うような小・中・高校の一斉休校のような極端な思い切りか、中国のような一定地域の封鎖にも似たような対策までも考えないことにはと思ってしまう。でも、何か他に有効な妙案があるか否かは疑問だ。

昨23日夜の日テレの「バンキシャ!」に登場された元WHOの医師の方は「湖北省からの入国禁止前に、既に1万人入国していた」と言っておられた。私が思うにはその連中は帰国出来ない立場にあるのだろうから、既に日本中に拡散しているのではと恐れている。もしそうであれば、感染経路不明という感染者が方々で出ているのには何の不思議はないと思って聞いていた。事態は何とも言えない危険な状態に至っているのではないのか。本当の流行期にはこれから入って行くのではないか。私は事態はオリンピックが開催できるかなどという次元にはないと危惧している。

既に9ヶ国が我が国を忌避している事実があるではないか。繰り返して言うが、SM氏は18日に「トランプ大統領が日本の飛行機のアメリカへの飛来を何時禁じるか解らない」と言っていた。即ち、アメリカが10ヶ国目になってしまえば、どういう事態になるかは、考えるまでもあるまい。お断りしておくが、私は悲観論者である。


チュートリアルの徳井が復帰

2020-02-24 08:12:29 | コラム
<strong>芸能ネタに関心がある訳ではないが:

偶にはウイルス問題を離れて、少しノンビリとした話題を。

あの脱税で騒がれた徳井某が商売に復帰すると報じられている。私が関心があるのは、その漫才だかのコンビとやらの芸名である「チュートリアル」とは何だろうという点だけ。その音だけから聞くと(英語では“phonetically spelled”などと言うようだが)“tutorial”となって「英国の大学の個別指導」というような難しい訳がジーニアス英和辞典にでている。また、その原形のような“tutor”は「家庭教師、個人教授」という意味だ。

私が唯一関心があったのは「この漫才だかのコンビがこのような滅多に使う機会がないと思われる英語の単語を、何処で見出して芸名に使ったのだろうか」という点だ。そこまでの英単語の知識があって芸名に使ったのだったら大した博学だと思うのだ。私は自慢にも何もならないと思うが、こういう“tutor”という単語を使う場面に出会ったこともなかったし、その形容詞形が本当に“tutorial“だろうとは察しがついていたが、今回初めて辞書で確認した次第。人生、何時何処で英語を勉強させて貰えるか解らないものだと痛感した。