新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月10日 その3 「文書通信交通滞在費」を改定します

2021-12-10 13:42:01 | コラム
今国会中には改正されない模様だとか:

矢張りそうなるのかと思わずにはいられなかった。この100万円については、国民民主党の改正案と同様な案を日本維新の会が提出すると報じられていた。だが、肝腎の自民党が態度を決め切れておらず、今国会中には成立しない模様との報道があった。そう聞かされても驚きでも何でもなかった。極端な言い方をすれば「国会議員などに選ばれている人たちは、所詮はこの件には触れたくない連中なのだ」とでもなるだろうから。

私は「彼らは自分たちにとって不利になるような法案に、両手を挙げて賛成するだけの態勢など未だ整ってはいないのだろう」と思っている。改正に積極的ではないことで、彼らには領収証の提出の必要がなく自由に使える100万円が如何に貴重な資金源だったかということを、自ら立証してしまったのだった。

また、話は一寸変わるかも知れないが、新潟県における揉め事が示すような醜態で「政治にだけではなく」て「当選する為には経費がかかる」のだと、満天下に示してしまった。政治家という聖職を続ける為には、何かと出費が嵩むのだろう。だが、それを国費で賄っていたとなれば、納税者である国民が許さないのは当然だし、マスコミもここを先途と騒ぎ立てるのだ。

この100万円がそのような性質だと知れ渡った以上、国会議員さんたちはここでは仮令スタンドプレーと誹られようとも最低限の良識を見せて、改正法案を可及的速やかに成立させた方が得策ではないのか。

ここで再び新潟県での出来事に話を戻してみよう。2~3,000万円も撒かなければ当選しないという資金が、選挙民に流れているのであれば、受け取る者たちにも良識が欠如していることになるのではないのか。「選挙とは」や「政治とは」がそういうものなのかと思うと、その辺りの民度の低さには一寸暗澹たる気持ちにさせられるのは私だけか。

12月10日 その2 文書通信交通滞在費

2021-12-10 08:39:29 | コラム
今国会中には改正されない模様とか:

矢張りそうなるのかと思わずにはいられなかった。この100万円については、国民民主党の改正案と同様な案を日本維新の会が提出すると報じられていた。だが、肝腎の自民党が態度を決め切れておらず、今国会中には成立しない模様との報道があった。そう聞かされても驚きでも何でもなかった。極端な言い方をすれば「国会議員などに選ばれている人たちは、所詮はそういう連中なのだ」とでもなるだろうから。

私は「彼らは自分たちにとって不利になるような法案に両手を挙げて賛成するだけの態勢など未だ整ってはいないのだろう」と思っている。今まで領収証の提出の必要がなく自由に使える100万円が如何に貴重な資金源だったかということを、敢えて自ら立証したのだ。新潟県が示すような醜態で、政治ではなくて、「当選する為には経費がかかる」のであり、何かと出費があるのだろう。だが、それを国費で賄っていたとなれば、国民は看過しないと思う。

である以上、ここではスタンドプレーになっても国会議員としての最低限の良識を見せて改正法案を可及的速やかに成立させるべきだろうと思う。だが、2~3,000万円も撒かなければ当選しないという資金が選挙民に流れているのであれば、受け取る者たちにも良識が欠如していることになるのではないのか。「選挙とは」や「政治とは」がそういうものなのかと思うと、一寸暗澹たる気持ちにさせられるのは私だけかな。


10万円給付金問題

2021-12-10 07:59:35 | コラム
政府が全額現金給付には条件を付けたとか:

この10万円の物議を醸している半額の5万円をクーポン券による給付と聞いて、(我が家は給付の対象ではないが)私はこの政策の当否を論じる前に直ちに閃いたことはといえば「金券ショップに行って買い取って貰う人が出るだろう」だった。

そのクーポン券が何処でどのように使えるようになるかは未だ決まっていないようだが、感覚的にはショップでは96%程度では買い取ることもあるだろうと思う。貰った方々に取ってはこの方が使い勝手が良いし、貯蓄にも回せるだろうからだ。クーポン券は「貯金に回されない対策」だったと思うが、公明党はまさか金券ショップの存在を知らなかったのではあるまい。

政府は「来年7月までにクーポン券の給付ができない場合には、10万円を現金で給付しても良い」との条件を付けたとかだ。その為に5万円のクーポン券給付に対する強硬な否定派だった大阪市の松井市長は、全額現金給付を諦めたと報じられていた。

岸田総理は公明党の選挙公約に掲げられたとかの10万円給付案に押し切られた模様だ。総理は政調会長時代に30万円給付案で失態を演じていたようだったにも拘わらず、総理大臣になられてからも「バラマキ」等々余り好評とは言えない現金給付を何故受け入れられたのだろうかと、何となく理解に苦しんでいる。

今朝の新聞には我が新宿区では全額を現金でとあったが、これは新宿区役所では7月までのクーポン券の給付は間に合わないということだったのだろうか。