「なるほどね」と思った:
*モデルナと言われているモダーナ:
共同通信社の韓国・北朝鮮問題の専門家として屡々テレビに登場される平井久志氏が、ソウルから韓国のCOVID-19の現況を語られた際に「韓国ではこれまでアストラゼネカのワクチンが主体だったが、今回はモデルナと言われているモダーナも採用された」と言われた。私は正直に言って感動した。平井氏がテレビに登場される所謂専門家の中で初めて“Moderna”を正常に「モダーナ」と発音してくれたのだったから。
Moderna社がワクチンを開発したことが報道された際に、各テレビ局は挙って「モデルナ社」と呼んだ。私は自慢じゃないが、こういう会社がアメリカにあったとは知らなかったのだが、「モデルナ」という呼び方には大いに違和感があった。それは、聞こえたままに綴れば“Modelnar”辺りになってしまい、私の永年英語に慣れ親しんできた感覚では、非常に不自然だと感じたのだった。そして、それがModernaと知った時には「何で、こんな馬鹿げた呼び方をするのか」と非常に腹が立った。我が国の英語教育を心の底から「情けない」と罵った。
このrを「ル」としてカタカナ表記してしまう奇怪さというか、おかしさというか、駄目なことは、これまでに繰り返し批判してきたので、ここでは詳しいことは言わない。だが、最初に外国語に接するのは一般市民ではなく通信社か新聞社だろう。彼らは世界各国に駐在員を派遣しているのだろうし、本部には優秀な方を配置する外信部だってあるのだろう。それでいて、何でこのような奇々怪々なカタカナ表記をして、国会議員さんまでに使わせるのだろう。彼らは英和でも何でも辞書くらい持っていないのかと言いたくなる。言いたくはないが「ふざけるな」だ。
*10万円給付金騒動:
岸田総理は意外にも柔軟に対応されたと思っているこの件だ。テレビの報道からは、笑ってばかりいられないことを知らされたのだった。その中から3件ほど採り上げてみよう。
この印刷機の仕事が・・・:
ある偽造防止等の特殊印刷の仕事をしている印刷会社の社長さんが,かなり大きな多色印刷機の前に立たれて「クーポンで配布されると聞いて、この印刷機を活用する仕事を受注できると期待していたが、現金が主体になるようで」と落胆していた。印刷媒体はそれでなくてもネット広告に圧されて衰退気味であり、印刷業そのものが不振である現在、またもや見込み需要が消えていったのだから、社長さんの嘆きは十分に理解できるし、同情しながら見ていた。
子供たちにクリスマスプレゼントが買える:
街頭で現金給付となったと聞かされた若い主婦2~3人の中の一人が「現金だと有り難い。それで子供たちにクリスマスプレゼントが買える」と言って喜んで見せていた。「それは違うだろう」と、私は叫んでいた。と言うのは、関係する閣僚たちも公明党も「18歳以下の子供を抱えて生活に苦しんでいる家庭を救う為に10万円」と繰り返して強調していたのだから。それでも、クリスマスプレゼントを買ってくれれば、貯蓄に回らないだけでもマシなのだが、本来の趣旨から逸脱しているのではないのかと思って聞いていた。
銀行の振込手数料が50万円:
3億数千万円を給付することになったある地方の市役所では、係員が銀行に電話をして懸命に丁寧に「27日には振り込みたいので何とかご協力を」申し込んでいた。その振込手数料が確か50万円かかるのだとかという音声も追いかけてきた。よく考えないでも解ることで、「地方の都市であれば、振り込まれる先が銀行だけではなく各種の組合や信用金庫などのように多岐にわたるのだろうから、依頼される銀行も手数が大変なのかな」などと思いながら、テレビを見ていた。
*モデルナと言われているモダーナ:
共同通信社の韓国・北朝鮮問題の専門家として屡々テレビに登場される平井久志氏が、ソウルから韓国のCOVID-19の現況を語られた際に「韓国ではこれまでアストラゼネカのワクチンが主体だったが、今回はモデルナと言われているモダーナも採用された」と言われた。私は正直に言って感動した。平井氏がテレビに登場される所謂専門家の中で初めて“Moderna”を正常に「モダーナ」と発音してくれたのだったから。
Moderna社がワクチンを開発したことが報道された際に、各テレビ局は挙って「モデルナ社」と呼んだ。私は自慢じゃないが、こういう会社がアメリカにあったとは知らなかったのだが、「モデルナ」という呼び方には大いに違和感があった。それは、聞こえたままに綴れば“Modelnar”辺りになってしまい、私の永年英語に慣れ親しんできた感覚では、非常に不自然だと感じたのだった。そして、それがModernaと知った時には「何で、こんな馬鹿げた呼び方をするのか」と非常に腹が立った。我が国の英語教育を心の底から「情けない」と罵った。
このrを「ル」としてカタカナ表記してしまう奇怪さというか、おかしさというか、駄目なことは、これまでに繰り返し批判してきたので、ここでは詳しいことは言わない。だが、最初に外国語に接するのは一般市民ではなく通信社か新聞社だろう。彼らは世界各国に駐在員を派遣しているのだろうし、本部には優秀な方を配置する外信部だってあるのだろう。それでいて、何でこのような奇々怪々なカタカナ表記をして、国会議員さんまでに使わせるのだろう。彼らは英和でも何でも辞書くらい持っていないのかと言いたくなる。言いたくはないが「ふざけるな」だ。
*10万円給付金騒動:
岸田総理は意外にも柔軟に対応されたと思っているこの件だ。テレビの報道からは、笑ってばかりいられないことを知らされたのだった。その中から3件ほど採り上げてみよう。
この印刷機の仕事が・・・:
ある偽造防止等の特殊印刷の仕事をしている印刷会社の社長さんが,かなり大きな多色印刷機の前に立たれて「クーポンで配布されると聞いて、この印刷機を活用する仕事を受注できると期待していたが、現金が主体になるようで」と落胆していた。印刷媒体はそれでなくてもネット広告に圧されて衰退気味であり、印刷業そのものが不振である現在、またもや見込み需要が消えていったのだから、社長さんの嘆きは十分に理解できるし、同情しながら見ていた。
子供たちにクリスマスプレゼントが買える:
街頭で現金給付となったと聞かされた若い主婦2~3人の中の一人が「現金だと有り難い。それで子供たちにクリスマスプレゼントが買える」と言って喜んで見せていた。「それは違うだろう」と、私は叫んでいた。と言うのは、関係する閣僚たちも公明党も「18歳以下の子供を抱えて生活に苦しんでいる家庭を救う為に10万円」と繰り返して強調していたのだから。それでも、クリスマスプレゼントを買ってくれれば、貯蓄に回らないだけでもマシなのだが、本来の趣旨から逸脱しているのではないのかと思って聞いていた。
銀行の振込手数料が50万円:
3億数千万円を給付することになったある地方の市役所では、係員が銀行に電話をして懸命に丁寧に「27日には振り込みたいので何とかご協力を」申し込んでいた。その振込手数料が確か50万円かかるのだとかという音声も追いかけてきた。よく考えないでも解ることで、「地方の都市であれば、振り込まれる先が銀行だけではなく各種の組合や信用金庫などのように多岐にわたるのだろうから、依頼される銀行も手数が大変なのかな」などと思いながら、テレビを見ていた。