新大久保駅では「立ち止まらないで下さい」とアナウンスが:
昨7日は未だ未だウイルスに感染するかも知れない危険性があるのを承知で覚悟を決めて、半年ぶりに山手線を半周して有楽町まで出掛けた。目的地は京橋の交差点の近くの理髪店である。実は、未だゴールデンウィークとやらが終わっていなかったとは、迂闊にも気が付いていなかったのだ。新大久保駅に到着すれば「立ち止まらないで下さい」とのアナウンスが鳴り響き、改札口(自動改札機のところ)には出てくる者と入場する者を、紐を張って振り分けるようになっていた。午前10時頃のことだった。
そこまでしても何とも制御不能かと見えたほど、出てくる女性の数が余りにも多いのだった。その若き女性たちの流れは言うまでもない事で、Koreatownに向かっているのだった。それとは対照的に、山手線の外側になるイスラム横丁というか我が家の方向に進んでいる人は極々少数なのだった。毎日、東京都の健康福祉局だったかが発表する感染者の年代別統計では10歳未満から20歳台が最も多いという状況にも拘わらず、なのだ。しかも、この駅に向かって帰ってくる人の波の凄さも「半端じゃなかった」のだった。
午後1時過ぎに帰って来た時の小雨降る新大久保駅での混雑は午前中以上だった。私は不運にも大久保通りをKoreatownの方向に行かねばならぬ用事があったので、何とか押し寄せる人並みと返す人並みを避けて目的の店に向かった。この様子では、家内が危険視したように、「このウイークが終わった後の感染した人の数の多さが気になる」が現実にならねば良いのだがと痛感していた。帰宅して野球の中継を見れば「入場者の制限なし」の大賑わいだった。老爺心から「これで良いのかな」と懸念させられていた。
話は変わるが、我が家はイスラム横丁を経由せねばならないので、路上駐車の状況を観察することになる。矢張り、他県ナンバーの車が数台駐まっていた。だが、彼らにも知恵が付いたようで、殆どの車の運転席にはチャンと誰かが座っていたのだった。ここに駐まっているブルーのナンバープレートを付けた車の特徴はといえば、殆どが国産車であり滅多に外車を見かけないことだろう。そこには何か経済的な理由でもあるのかなと考えさせられている。数ヶ月前に見かけたベンツのマイバッハは、千葉県ナンバーだったが。