新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月10日 その2 日照時間が足りなくて

2022-05-10 07:53:09 | コラム
本10日の午前4時の室温は21度Cだった:

これは、コンクリート住宅の我が家の南向きの部屋の温度だ。これは何と冬期の温度と余り変わりがないのだ。コンクリート住宅では昼間の日が当たっている間に外壁が暖められるので、室内の温度は一晩中下がらないのだ。そのお陰で早朝は冬の間でも滅多に20度を切ることがなく22度という朝もあって有り難いことなのだ。日中では24度という高温もあり得た。

それが、今年では3月と4月の間には雨こそ降らなかったまでも、鬱陶しい曇天が続いて一向に外壁が暖まらずに、20~21度止まりだった。本日は5月10日なのだが、何時もの通りに4時に起きると何となく涼しいので、慌ててデイジタルの温度計を見れば21度と真冬並みだったのだ。そう言えば、昨日は薄曇りに見えたが昼過ぎに外に出てみれば霧雨模様で寒々としていた。その為に一日中温度が上がらず22度の儘だった。

それだけの話なのだが、言いたかった事は「ここ東京都の一角である新宿では、過ぎし春には晴天の日が異常に少なくて、寒がりの高齢者は何時まで経っても暖房に頼っていたのだ。その為に、それでなくても値上がりを続けている電気代が嵩んでしまったのだ」という嘆きなのだ。

「高齢者は気温の上下の変動に弱いので要注意」などと専門家に警告されているので、未だにユニクロで購入したダウンのヴェストを着用して寒さを凌いでいる。長生きさせて頂くのも楽ではないなとぼやいている、今日この頃だ。


フェイントにご注意を:

2022-05-10 07:17:34 | コラム
尹錫悦韓国大統領も韓国人であることを忘れてはなるまい:

多くの競技に「フェイント」(=faint)という技法がある。それは「自分が進もうと意図するのとは反対の方向に先ず動いてみせるような動作をしてから、狙った方向に動くことで相手のデイフェンスを惑わせてから抜き去ること」である。この動き方の技法というか技巧は、特にフットボール系では屡々用いられている。念の為申し添えておくと、ラグビーでは何故かアナウンサーも解説者も「ダミー」(dummy)と呼んでいる。

尹錫悦韓国大統領については既に触れたが、日韓関係改善を就任前から掲げていたし、我が国のマスコミは(産経新聞までも)その意向を歓迎するかのような論調を展開していた。私はその意向の表明は大変結構な事だとは一応は考えるが、どうしても言いたいことがあるのだ。要するに、私は「尹錫悦韓国大統領の就任前の意図の表明がフェイントだったか否か」を確認する必要があるのではないかと指摘しているのだ。

それは「尹錫悦氏と雖も韓国人であることを忘れてはなるまい」なのだ。そう言う根拠は「我が国は今日までに韓国に何回ゴールポストを移動されて、苦い水を飲まされたか」であり「我が国に対しては、何事にもよらず感情を優先する国柄である」というような点なのだ。最も近い例では、文在寅前大統領が「不可逆的合意をいとも簡単に捨て去ったこと」を挙げておきたい。

これは尹錫悦韓国新大統領を疑うとか何とか言う以前の問題である。少数野党から立って選ばれた尹錫悦氏が少数派の与党を率いて大統領職を務めるのである以上、反日・抗日の国民感情を何処まで抑えきれるかも疑問だし、政権運営の為には何時「これまで通りの韓国人」となって「感情」に支配されるかも知れないと考えておいても誤りではないと思うのだ。尹錫悦氏を前任者の文在寅氏とは異なる大統領になって貰う為には、我が国から「現在の姿勢をフェイントに終わらせないような接触の仕方をしておいて貰いたい」のである。