新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月23日 その4 岸田総理とバイデン大統領の首脳会談:

2022-05-23 16:27:02 | コラム
初の岸田総理とバイデン大統領の記者会見の報道:

先ほど聞いていた(だけで、見ていなかった)TBSのゴゴスマでは会談後の記者会見で発表されたことは、*次回のG7を広島で開催する。*UNの改革であり、日本の希望するUNのSecurity CouncilのPermanent Memberとなることを支持する。*我が国とアメリカの同盟関係を一層強化する。*我が国の防衛予算をGDPの2%にする等々だったとのことだった。

時間の関係でこれだけしか流れなかったのだと疑う。バイデン大統領が我が国を訪問されたのは、これらの事柄を語り合う為だけだったとはとても考えられない。ロシアによるウクライナ侵攻により端を発した国際情勢のこれまでになかったような緊張感、対中国問題、DPRKの核の脅威、QUAD、AUKUS等々と無数の議題があったと思う。勿論、それらを記者会見で公表する必要はないだろうし、中国がまた何といって口を挟んでくるかを思う時に、刺激は無用であろう。こういう報じ方はTBSだけなのか?

テレビでは何処で晩餐会をするのだろうとか何のと、騒がしい。彼らとても会談の重大さや、世界の情勢が難局にさしかかっていること等は百も承知だろう。だからと言って、「あの程度のニュースでは、折角のバイデン大統領の来訪の重大な意義と価値を、国民全体に広く認識させられないのではないのかな」などと心配してしまった。


5月23日 その3 「オーストラリアに労働党内閣が」を訂正します

2022-05-23 09:28:47 | コラム
世界の情勢は一筋縄ではいかないように思えるが:

昨日、アメリカのバイデン大統領が横田に降り立たれて、初の正式な岸田文雄内閣総理大臣との会談も行われる。良きことだと思う。それ以外にもIPEF(インド太平洋経済枠組み)の設立も宣言されるとかだ。このように我が国とアメリカとの同盟関係は益々強固なものになるのは大変結構なことだと思う。また、バイデン大統領は既に韓国を訪問され、日米韓の結束も強化されていくことも明らかになっている。

しかしながら、現在の世界の情勢には容易ならざるものがあると思う。そのような状態に持って行かれた最大の原因に「ロシアによるウクライナ侵攻問題」があると思う。それと言うのは、我が国の中にいてマスコミ報道だけに接していれば「如何にも世界は一丸となってロシアという悪に対して結束して立ち向かっているので、何時かはPutin政権が倒されるか自壊してしまい、平和で美しい時代がやってくる」かのようなのだ。

ところが、現実はそれほど生易しいものではなく、UN加盟の国々の多くが必ずしも「反ロシア(乃至は反中国)で固まっている訳ではない」のである。現に中国は親ロシア派の巨頭であるし、10数億の人口を擁するインドは反ロシアの立ち位置にはないのである。それ以外にも、中国の一帯一路政策に巻き込まれてしまった国はアフリカ以外にも多々あるのだ。ロシアという悪に立ち向かっている方が数の上では足りないかも知れないと見ていた方が無難かも知れない気さえするのだ。

確かにQUADもあればAUKUSも存在して、中国とロシアに立ち向かっていないまでも、世界が分化しているのが現状だろう。だが、そこに、こちら側の一員であるはずのオーストラリアには労働党内閣が間もなく発足するのである。この労働党を率いるAnthony Albanese新首相は「親中国派」と疑われてきた存在だし、労働党内には親中派が多いと報じられている。オーストラリアはつい先頃まで中国に思うが儘に翻弄されていたが、漸くその危険さに目覚めて脱中国を図っていたばかりだった。そこに親中国と濃厚に疑われる内閣が発足するのだ。

ここから先は、私如きが解ったような顔をして論じるべきことではないとは思うが、「中国とロシア」に従っていくだろう民主主義や自由主義を信奉しない諸国との対立、乃至は反目が経済的にも多くの問題を引き起こしかねないのだ。現実を直視すれば、既に小麦等の農産物や天然資源等の供給源は我が方の反対勢力側にある国が多いし、現に我が国で既に諸物価の高騰が始まってしまっているのだ。

今日も混乱と困難な事態を引き起こした反対勢力と対抗していく為には、日常生活での多少の困難に耐えて行けと言われたとしても、そうとは行かない家庭だって増えていくのではないのか。私は現状「マスクを屋外では外しても良いか否か」などと言う議論にかまけている場合ではないと思うのだ。自慢じゃないが、私は小麦の大きな供給源がウクライナだったなんて事は全く知らなかった。世界は難しい時期に入ってしまったようだ。

最後にオーストラリア新首相の名字、Albaneseを何とカタカナ表記するのかが解らないと申し上げておく。マスコミ報道は「アルバニージー」となっているが、私はそう聞こえただけで、もしかすると「オーバニージー」ではないかと思った。外務省のサイトを見るとAlbaneseとあったので「オーバニージー」と読めた。マスコミは、先ずオーストラリア大使館にでも確認してから「アルバニージー」としたのだろうな。一国の首相の名字は正確にカタカナ表記をすべきだと思うが。


5月23日 その2 オーストラリアに労働党内閣が

2022-05-23 09:16:29 | コラム
世界の情勢は一筋縄ではいかないように思えるが:

昨日、アメリカのバイデン大統領が横田に降り立たれて、初の正式な岸田文雄内閣総理大臣との会談も行われる。良きことだと思う。それ以外にもIPEF(インド太平洋経済枠組み)の設立も宣言されるとかだ。このように我が国とアメリカとの同盟関係は益々強固なものになるのは大変結構なことだと思う。また、バイデン大統領既に韓国を訪問され、日米韓の結束も強化されていくことも明らかになっている。

しかしながら、現在の世界の情勢には容易ならざるものがあると思う。そのような状態に持って行かれた最大の原因に「ロシアによるウクライナ侵攻問題」があると思う。それと言うのは、我が国の中にいてマスコミ報道だけに接していれば「如何にも世界は一丸となってロシアという悪に対して結束して立ち向かっているので、何時かはPutin政権が倒されるか自壊してしまい、平和で美しい時代がやってくる」かのようなのだ。

ところが、現実はそれほど生易しいものではなく、UN加盟の国々の多くが必ずしも「反ロシア(乃至は反中国)で固まっている訳ではない」のである。現に中国は親ロシア派の巨頭であるし、10数億の人口を擁するインドは反ロシアの立ち位置にはないのである。それ以外にも、中国の一帯一路政策に巻き込まれてしまった国はアフリカ以外にも多々あるのだ。ロシアという悪に立ち向かっている方が数の上では足りないかも知れないと見ていた方が無難かも知れない気さえするのだ。

確かにQUADもあればAUKUSも存在して、中国とロシアに立ち向かっていないまでも、世界が分化しているのが現状だろう。だが、そこに、こちら側の一員であるはずのオーストラリアには労働党内閣が間もなく発足するのである。この労働党を率いるAnthony Aibanese新首相は「親中国派」と疑われてきた存在だし、労働党内には親中派が多いと報じられている。オーストラリアはつい先頃まで中国に思うが儘に翻弄されていたが、漸くその危険さに目覚めて脱中国を図っていたばかりだった。そこに親中国と濃厚に疑われる内閣が発足するのだ。

ここから先は、私如きが解ったような顔をして論じるべきことではないとは思うが、「中国とロシア」に従っていくだろう民主主義や自由主義を信奉しない諸国との対立、乃至は反目が経済的にも多くの問題を引き起こしかねないのだ。現実を直視すれば、既に小麦等の農産物や天然資源等の供給源は我が方の反対勢力側にある国が多いし、現に我が国で既に諸物価の高騰が始まってしまっているのだ。

今日も混乱と困難な事態を引き起こした反対勢力と対抗していく為には、日常生活での多少の困難に耐えて行けと言われたとしても、そうとは行かない家庭だって増えていくのではないのか。私は現状「マスクを屋外では外しても良いか否か」などと言う議論にかまけている場合ではないと思うのだ。自慢じゃないが、私は小麦の大きな供給源がウクライナだったなんて事は全く知らなかった。世界は難しい時期に入ってしまったようだ。

最後にオーストラリア新首相の名字、Aibaneseを何とカタカナ表記するのかが解らないと申し上げておく。マスコミ報道は「アルバニージー」となっているが、私はそう聞こえただけで、もしかすると「オーバニージー」ではないかと思った。外務省のサイトを見るとAlbaneseとあったので「オーバニージー」と読めた。マスコミには、先ずオーストラリア大使館にでも確認してから「アルバニージー」としたのだろうな。一国の首相の名字は正確にカタカナ表記をすべきだと思うが。


矢張り小池百合子東京都知事という存在には疑問だと思う

2022-05-23 08:11:50 | コラム
新築の戸建て住宅には太陽光パネルを:

新聞だったかとボンヤリと記憶があるが、東京都は「戸建て住宅を新築する際には太陽光パネルの装備を義務化」と、つい先頃報じていた。「何ということを決めるのか!」と呆れる前に「小池さんはこんな菅直人の数々の悪政の残渣である呆けたことを、未だに有り難がっているのか」と情けないなと感じていた。

だが、この記事以外にはほとんど何処にも取り上げられていないような気がしていた。世間には太陽光パネルの供給源が圧倒的に中国であると知らない人がいても不思議ではないと思うが、東京都知事がこんな事を言い出すとは論外だと思って受け止めた。

言い換えれば、私は太陽光パネルとは「悪夢の民主党政権、それも最悪だった菅直人政権の最悪の置き土産の一つだ」と見ているので、太陽光パネルと聞くと真っ先に嫌悪感が走るのだ。あの悪政の中でも最悪の中でも最たる事例は、彼が原発を停止させた事だと認識している。ここまで罵る根拠は「つい先頃の電力供給の危機は菅直人政権の失政の産物」だったからだ。

ところが、本日の渡部亮次郎氏主宰の「頂門の一針」によれば、有本香さんは「太陽光パネルはウイグル人を強制労働させた産物である」と決めつけて、小池百合子を厳しく批判しておられた由。「なるほど、広い視野に立てばこういう見方になるのか」と認識できた。と同時に「相対的に小池百合子東京都知事は視野が狭いのではないのか。それでは問題だな」と感じた次第。近頃、都知事は滅多にテレビに登場されず、無意味なカタカナ語の連発もなくなったが、思わぬところで無用な決定をされたのは問題だなと思った。