新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

私的なことですが

2023-07-15 08:10:25 | コラム
背中と腕の痛みとの戦い:

ここ2週間ほどはウイルスとの戦いだったのかもしれない。その辺りを私的な問題だったが、ここにあらためて状態を報告しておこうと思う。もしも、ウイルスだったのならば、COVIDでなかったのは幸運だっただろう。

7月4日頃に襲ってきた左側の肩甲骨の裏辺りと左腕の痛みも、約2週間経ってどうやら終わりに近くなってきたようなのだ。兎に角、我慢しているのは辛い痛みが四六時中続くので、かかりつけのクリニックでX線写真とCTで検査して頂いたが、原因が特定されないままに苦しんできた。患部と思われるあたり注射して頂いても効果は3~4時間だったし、痛み止めの薬はそれほどには続かなかった。

ここの先生も私も最も恐れていたのは「心不全という基礎疾患を抱えている身では、循環器系というか、何か心臓に問題が生じているのではないのか」ということだった。だが、そうではないと思える症状しか出てきていなかった。

不思議なことは、痛みに苦しんでいる間でもジムに行ってストレッチは普通にできたし、大きな風呂に入ってジェットバスの噴流を浴びていれば快適だったのだ。30年以上も診て頂いているクリニックの先生も「ヘルペスにも似ているが、疱疹が出てこないのは」と言っておられた。10日の早朝にも駆けつけたところ「これならば」ということで、久光製薬の貼り薬を出して下さった。これは効き目があって痛みは薄らいできた。

そこで、11日には、思い切って国立国際医療研究センター病院の循環器内科に予約無しで出かけて、主治医に診て頂こうとした。ここでも血液検査と心電図には問題が見当たらず、主治医は「痛さの様子は帯状疱疹にも似ているが、疱疹が出ていないのは疑問だ」と診ておられた。1961年に経験したヘルペス(=帯状疱疹)の猛烈な痛みに似ていると思うが、そうであれば「自然治癒」を待つしかないことになってしまうのだ。

久光製薬の貼り薬(ジクトル)は本来このような痛みを止めるのが目的ではないようだが、昨日からは明らかに痛みが非常に薄らいできた。だが、この状態がジクトルの効き目なのか「自然治癒」なのかは、患者である私には解らない。でも、疱疹が出ないヘルペスなんてあるのだろうか。

往年は「ヘルペスはウイルス(往年はビールスと呼ばれていた)がリンパ液(だったか)との戦いに敗れて消えていくのだ」と教えられた。その教えが当てはまるのであれば、2週間を経てウイルスが疱疹になるまでもなく敗れ去ったのかもしれない。でも、本日中はジクトルを貼ったままにしようと思っている。でも、約2週間とは一寸長過ぎで辛い時間だった。