大谷翔平が漸くホームランを打てた:
つい昨日、「大谷翔平のバッテイングのタイミングが狂いポイント前になったので」という事を,]無い知恵を詳しく解説して、何故ホームランが出てこないのかを語った。ところが、世の中という代物は上手くできていて、当方はその日の第2打席まで見て語ったのを見透かしたかのように、大谷は第4打席でやっと方々で待ち望まれていたホームランが打ってしまったのである。「世の中というものはこのように出来ている」と、改めて認識させて貰えた。
ところが、である。大谷翔平自身が、今朝程見ていたニュースでは「暫く風邪気味で体調が思わしくなかった事」をすらっと告白していたのだった。どうやら、Dodgersのロッカールームでは流行っていたというような話だった。大谷ともあろう者が言うべき事ではないと、冷静なる評論家は嘆き且つ怒っている。風邪を引くという事は「不摂生の塊のような事で、一流の選手としては健康管理の不行き届きを恥ずべき失態」なのである。
ズバリと言えば、1千億円超だったかの高額契約を結んだ世界最高の野球選手にあるまじき不注意である。恥さらしと誹られても抗弁できまい。一日に10時間も寝て体調の維持を図ると公言した大谷には、あってはならない事だ。今回は精一杯好意的に考えれば「ロッカールーム内に不注意な者がいて、何処かで風邪(感冒はcommon coldなどという)を拾ってきて、仲間に広めた一種の不可抗力だったかも知れない」と解釈しておこう。
それはそれとして、本心では「大谷が40打席もホームランを打っていないと騒ぎ立てるのも如何なものか」と非難したい。大谷が何時までも沈黙している訳がないと解っているだろうが。私はその原因を分析してから何時間も経たない所で、大谷が打ってしまうとは、矢張りこの世は上手くできているものだとつくづく実感している。
矢張り、英語の解説で締めくくれば「これが世の中というものだ」は“That’s the way things happen.”のように言うのだ。こういう発想が自然に出てくるようになるまで、模範的な英語の文章の音読・暗記・暗唱をお勧めする。