2024年3月の東京都新宿区の人口は349,318人になっていた:
我が新宿区百人町/大久保(マスコミは何故か知らないが「新大久保」と誤った呼び方をする)には暖かい季節ともなれば、より多くのアジア系のインバウンド様たちが、JR新大久保駅付近の道路を歩行困難にする程殺到している。彼等は何処に宿を取っているのだろうか、我が国に何を観光に来たのだろうかと、何時も不思議に思って眺めている。
一昨日だったか、彼等とは無縁なのだろうとばかり認識していた高田馬場駅前に、路上駐車していた他県ナンバーのワゴン車があった。先ず多くのトローリーケースが積み込まれたかと思えば、何処からともなく現れた数名が乗り込んで走り去っていった。それを見ていた人たちは誰言うともなく「あれはもしかして、何処かの国の人用の白タクじゃないのか」という事になった。
先週のことだったが、新大久保駅構内のアナウンスでは「乗降客の皆様はパーテーションで仕切られた通りにご通行ください」と繰り返し放送されていた。駅から出ていく方だったカタカナ語排斥論者である私は「JRの職員ともあろう者がpartitionをパーテーションなどと言うとは情けないな」と憤慨させられていた。「仕切り」は「パーティション」というのだ。
兎に角、新大久保駅前の「回らない回転寿司店」等は何時入ってみても、洋の東西南北を問わない外国人で賑わっている。先日はスーツ姿の4人組に「何処の国の人」と尋ねてみれば、ネパール人でコンサル会社を経営しているとか。この店の存在はネットで知って遙々やってきたと言う。今月から新規開店した読めない中国の簡易体の看板を掲げたスタンドには、連日長い列が出来ている程の人気。
何しろ、岸田政権が懸命に景気回復策として観光客誘致を続けておられる以上、インバウンド様たちがこんな繁華街でもないところに押しかけてくるのだから、我々原住民にとっては「良い」じゃなかった、悪い迷惑なのだ。山手線の線路の内側がKorean townとして老若女の人気となっているのだが、ここ線路の外側にもイスラーム教国人に加えるに、中国勢が静かに進出を開始している。私はこのような傾向を歓迎する気は毛頭ない。
先月も指摘したことで、世界を歩いてきた私から見れば、我が国程遠来の客に気を遣って親切にしている国はないと思う。他国では何処に行っても外国人を特別扱いしている様子は感じられなかった。我が国のように至る所で日本語に加えて英語、中国語、韓国語が記載されている親切な看板を見た記憶がない。空港のアナウンスだってその国の言葉と英語が聞こえてくる程度。我が国とは親切・丁寧さの度合いが違うのが普通。
新宿区の人口の推移を見ていこう。24年3月新宿区の人口は対前月比で244人増加して349,318人に達していた。その内訳は日本人434人の増加で305.627人、外国人は△190人で43,691人となった。外国人が全人口に占める比率は12.5%となり前月の12.57%よりもほんの僅か低下していた。街中であれほど多くの外国人を見かけても、彼等は定住しようとはしていない模様だ。
ここ新宿区大久保と百人町界隈に押し寄せてくるアジア系とイスラーム教国系の外国人の増加傾向は変わる様子もない。私は異常だと認識している。何が彼等をあれほどまでに惹きつけるのか、何か彼等が安心して短期間でも住みたいと思わせているのか、理解できない。私には彼等が日本を甘く見て甘い汁を吸おうとしているのだとしか思えない。
今回も同じ事を言おう。「イスラーム教国やアジアの諸国の人たちが、物価上昇を克服して我が国で悠々と生活していられるのが不思議に思えてならない」のである。イスラーム教国の連中がハラルフード店以外で働いているのを見たことがない。それで生活が成り立っていることが不可解に思えるのだ。我が国の政府は何で彼等に観光ヴィザなどを与えているのだろうか。岸田総理には「持ち帰って真剣にご検討願いたい事案」である。
新宿区百人町/大久保界隈に顕著に表れた現象は、日本人向けの蕎麦屋のような料理屋、八百屋、魚屋、惣菜屋のような小売店/商店が続々と廃業してしまって商店街が消滅した上に、銀行の支店もなくなってしまった状態なのである。私はこのような不便な状態になるまで議会も行政も拱手傍観していたのは、彼等の至らざる所だと不愉快に感じている。
行政には我々市民が、他国民が群がって歩行もままならない混雑に巻き込まれて「ここは何処か余所の国か」あるいは「何でこのような状態になってしまったのか」と不満に思っている状態を具に観察して「何とかしなければなるまい」と真剣に考えるようになって貰いたい。それでも、話に聞く川口市の状況に比べれば、未だ正常な状態のようである。改めて、行政の不行き届きを非難したい。
参考資料:新宿区広報24年4月25日号