菅首相は野党とマスコミ連合軍に言いがかりの機会を与えたのではないか:
私は菅内閣の評価は当分の間は避けると言ってあった。だが、今回の日本学術会議の6名の任命拒否の件の処理を見ると、少し気懸かりになってきた。即ち、「名簿を見ていない」のような発言は、もしかして例によって例の如きマスコミの切り取り報道だったとしても、言わずもがなだったのではないかと危惧するものなのだ。反自民党政権の新聞社の記者が多い会見の場であのような言い方をされれば、彼等と野党が「待ってました」とばかりに飛び付くのはお解りではなかったのかという気がする。
彼等は週刊新潮の10月15日号に櫻井よしこさんが、あそこまで学術会議の左側通行振りと五星紅旗寄りを暴かれたことは承知のはずで、その点を避けて菅内閣を批判する材料を欲していたのだと私は見ている。彼ら連合軍(有志連合=coalitionでも良いか)は新たな攻め口を見出して勇気百倍、論点を櫻井さんの指摘を離れて、法的手続きであるとか杉田官房副長官を究明する方向に走り出したのだった。私は菅首相は今のうちに任命拒否の理由を明らかにする方法を見言い出して彼等を沈黙させないことには、これから先に長い間燻り続ける材料となっていまうと懸念している。
但し、拒否の理由を櫻井よしこさんの指摘通りに真っ向から明らかにされたとすれば、何かにつけて他国に対してあからさまに強硬な姿勢で抗議するとか、対抗措置を講ずると言わば脅かしてくる中国政府が看過するとは思えないのだ。それでなくとも中国との関係が非常に微妙な状態であるこの時点では、これまた得策とは思えない点がある。私は菅首相はこの点には十分に留意されているので、拒否の理由を敢えて明らかにされていないし、連合軍どももその点を十分に承知した上で批判・攻撃しているのだと見ている。
だが、私は事態がここまで来てしまった以上と言うか「名簿を見ていなかった」発言があった為に、菅首相は最終的手段かも知れない中央突破に出られるか否かが、今後最も難しい判断になるかも知れないと密かに考えている。橋下徹氏は大阪府知事時代に毎日のように上がってくる膨大な決裁事項の中に、何十人もの名簿が添付されていた場合には、知事の下に上がってくる前に担当部署で見当し処理済みだと判断して見ていないことはあったと言っておられた。野党の議員どもは会社組織のような場で責任者になったことがないから、橋下氏の言うことなど分かるまいが。
ましてや、総理大臣ともなれば毎日決済される案件はその重要性と共に府知事の比ではあるまいと思う。連合軍と雖もそれくらいは分かっていなければなるまいと思うのだ。だが、彼等は斉藤某女(芸名は蓮舫)などを使って非難攻撃を続け、テレビは嬉しそうに採り上げるのだ。この件はボヤのうちに消火しておかないと菅内閣として禍根を残す事になりかねないと憂慮させられるのだ。兎に角、マスコミは一切学術会議の批判をしないのだから始末が悪い。
私は菅内閣の評価は当分の間は避けると言ってあった。だが、今回の日本学術会議の6名の任命拒否の件の処理を見ると、少し気懸かりになってきた。即ち、「名簿を見ていない」のような発言は、もしかして例によって例の如きマスコミの切り取り報道だったとしても、言わずもがなだったのではないかと危惧するものなのだ。反自民党政権の新聞社の記者が多い会見の場であのような言い方をされれば、彼等と野党が「待ってました」とばかりに飛び付くのはお解りではなかったのかという気がする。
彼等は週刊新潮の10月15日号に櫻井よしこさんが、あそこまで学術会議の左側通行振りと五星紅旗寄りを暴かれたことは承知のはずで、その点を避けて菅内閣を批判する材料を欲していたのだと私は見ている。彼ら連合軍(有志連合=coalitionでも良いか)は新たな攻め口を見出して勇気百倍、論点を櫻井さんの指摘を離れて、法的手続きであるとか杉田官房副長官を究明する方向に走り出したのだった。私は菅首相は今のうちに任命拒否の理由を明らかにする方法を見言い出して彼等を沈黙させないことには、これから先に長い間燻り続ける材料となっていまうと懸念している。
但し、拒否の理由を櫻井よしこさんの指摘通りに真っ向から明らかにされたとすれば、何かにつけて他国に対してあからさまに強硬な姿勢で抗議するとか、対抗措置を講ずると言わば脅かしてくる中国政府が看過するとは思えないのだ。それでなくとも中国との関係が非常に微妙な状態であるこの時点では、これまた得策とは思えない点がある。私は菅首相はこの点には十分に留意されているので、拒否の理由を敢えて明らかにされていないし、連合軍どももその点を十分に承知した上で批判・攻撃しているのだと見ている。
だが、私は事態がここまで来てしまった以上と言うか「名簿を見ていなかった」発言があった為に、菅首相は最終的手段かも知れない中央突破に出られるか否かが、今後最も難しい判断になるかも知れないと密かに考えている。橋下徹氏は大阪府知事時代に毎日のように上がってくる膨大な決裁事項の中に、何十人もの名簿が添付されていた場合には、知事の下に上がってくる前に担当部署で見当し処理済みだと判断して見ていないことはあったと言っておられた。野党の議員どもは会社組織のような場で責任者になったことがないから、橋下氏の言うことなど分かるまいが。
ましてや、総理大臣ともなれば毎日決済される案件はその重要性と共に府知事の比ではあるまいと思う。連合軍と雖もそれくらいは分かっていなければなるまいと思うのだ。だが、彼等は斉藤某女(芸名は蓮舫)などを使って非難攻撃を続け、テレビは嬉しそうに採り上げるのだ。この件はボヤのうちに消火しておかないと菅内閣として禍根を残す事になりかねないと憂慮させられるのだ。兎に角、マスコミは一切学術会議の批判をしないのだから始末が悪い。
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