20年11月も減少傾向が続き344,203人に:
東京都内の新型コロナウイルス感染者の増加が止まらないせいなのか、11月も新宿区の人口は減少傾向が止まらず376人の減少で、対前月比では△0.1%となっていた。外国人の減少は止まるところを知らず309人の減少で、36,048人となっていた。対前月比では△0.8%だった。外国人が区全体の人口に占める率は嘗ては12%台を維持していたが、10.5%に低下して前月の10.7%を下回った。この減少傾向は昨年12月から続いているので、これで満1年となった。なお、今年の6月から11月までの半年間に減少した外国人の数は合計3,163人になっていた。
このように新宿区が発表する住民登録がある外国人は大幅に減少しているのだが、大久保通りやイスラム横町を動き回っているアジア系や、目立って増えてきたバングラデシュ人を筆頭とするイスラム教徒たちがそれほど減少しているとは感じられないのが不思議だ。先日も数ある大久保通りに出る路地の中で初めて通ったところには、何とベトナム語と思しき看板を掲げた理髪店があり、多くの客が順番待ちでお行儀良く並んでいたのだった。彼らが公の許可無しに床屋を開業できるはずはないので、当局は取り締まって然るべきだと思った。
一方では日本語学校に通っている外国の若者たちが減ったとは見えないし、正午過ぎに彼らが授業が終わって新大久保駅の方向に向かう夥しい数を見ていると、彼らは新型コロナウイルスの感染が始まってから今日まで何処に棲息し、如何にして生活してきたのかと不可思議に思えてならない。即ち、アルバイトの口などがあったのかという疑問だ。更に言えば、中国語を話している者たちを筆頭に、この界隈を動き回る者たちが減少したとは見えない。私が疑問に感ずることは「彼等は何の目的で我が国に入ってきて滞在し、如何なる手段で生活費を稼いでいるのだろうか」なのである。
一方、日本人も67人の減少で308.155人となり、区全体に占める比率も89.5%となっていた。外国人が減少していくのは兎も角、日本人までが減少傾向が続くとは、新宿区はそれだけウイルスの感染が蔓延する危険地帯だとでも思われて、不人気なのかと感じている次第だ。
私が気に入らないのがテレビ局等のここ百人町から大久保界隈の採り上げ方だ。先頃はこの辺りの状況を書いた本を採り上げて非難したが、彼らの見方は単なる「負の国際化」と「この街の劣化」を面白おかしく採り上げているだけで、何らの建設的な意見が述べられていない点だ。彼らは私がもう何十年も(?)「国会議員なり東京都知事なり、新宿区長がこの界隈を視察して劣化を止めるべし」と唱えていた点などは眼中にないようで、腹立たしい。しかも、かれらは「新大久保」という駅名を恰も地名のように採り上げて報じる姿勢も気に入らない。不見識である。
インバウンドが未だ制約されていて、日本語学校が閑散としている感が否めないこの時期に、彼等異邦人は如何なる在留資格で我が国に入国して滞在し続けているのだろうか。私は何時も大久保通りに出る度に、日本人である大学生や一般人がアルバイトの口がないと報道されている現時点で、如何にして生活費を稼いでいるのだろうかと考え込まされているのだ。
この街には最近新たな変化が生じていた。タクシーの運転手さんたちに「新しい道」と言えば通じていた山手線の内側の諏訪町通りから大久保通りを抜けて職安通りに通じる名無しの道路が漸く全面的に開通して、「つつじ通り」と命名されたことだ。これで少しは交通の便が良くなるのかと言えばそういうことでもなく、仕事の激減に悩むタクシーの時間潰しの路上駐車の場がなくなって、山手線の線路の外側で我が家の近くの道路に移ってきただけだった。
参考資料:新宿区広報 令和2年12月5日号
東京都内の新型コロナウイルス感染者の増加が止まらないせいなのか、11月も新宿区の人口は減少傾向が止まらず376人の減少で、対前月比では△0.1%となっていた。外国人の減少は止まるところを知らず309人の減少で、36,048人となっていた。対前月比では△0.8%だった。外国人が区全体の人口に占める率は嘗ては12%台を維持していたが、10.5%に低下して前月の10.7%を下回った。この減少傾向は昨年12月から続いているので、これで満1年となった。なお、今年の6月から11月までの半年間に減少した外国人の数は合計3,163人になっていた。
このように新宿区が発表する住民登録がある外国人は大幅に減少しているのだが、大久保通りやイスラム横町を動き回っているアジア系や、目立って増えてきたバングラデシュ人を筆頭とするイスラム教徒たちがそれほど減少しているとは感じられないのが不思議だ。先日も数ある大久保通りに出る路地の中で初めて通ったところには、何とベトナム語と思しき看板を掲げた理髪店があり、多くの客が順番待ちでお行儀良く並んでいたのだった。彼らが公の許可無しに床屋を開業できるはずはないので、当局は取り締まって然るべきだと思った。
一方では日本語学校に通っている外国の若者たちが減ったとは見えないし、正午過ぎに彼らが授業が終わって新大久保駅の方向に向かう夥しい数を見ていると、彼らは新型コロナウイルスの感染が始まってから今日まで何処に棲息し、如何にして生活してきたのかと不可思議に思えてならない。即ち、アルバイトの口などがあったのかという疑問だ。更に言えば、中国語を話している者たちを筆頭に、この界隈を動き回る者たちが減少したとは見えない。私が疑問に感ずることは「彼等は何の目的で我が国に入ってきて滞在し、如何なる手段で生活費を稼いでいるのだろうか」なのである。
一方、日本人も67人の減少で308.155人となり、区全体に占める比率も89.5%となっていた。外国人が減少していくのは兎も角、日本人までが減少傾向が続くとは、新宿区はそれだけウイルスの感染が蔓延する危険地帯だとでも思われて、不人気なのかと感じている次第だ。
私が気に入らないのがテレビ局等のここ百人町から大久保界隈の採り上げ方だ。先頃はこの辺りの状況を書いた本を採り上げて非難したが、彼らの見方は単なる「負の国際化」と「この街の劣化」を面白おかしく採り上げているだけで、何らの建設的な意見が述べられていない点だ。彼らは私がもう何十年も(?)「国会議員なり東京都知事なり、新宿区長がこの界隈を視察して劣化を止めるべし」と唱えていた点などは眼中にないようで、腹立たしい。しかも、かれらは「新大久保」という駅名を恰も地名のように採り上げて報じる姿勢も気に入らない。不見識である。
インバウンドが未だ制約されていて、日本語学校が閑散としている感が否めないこの時期に、彼等異邦人は如何なる在留資格で我が国に入国して滞在し続けているのだろうか。私は何時も大久保通りに出る度に、日本人である大学生や一般人がアルバイトの口がないと報道されている現時点で、如何にして生活費を稼いでいるのだろうかと考え込まされているのだ。
この街には最近新たな変化が生じていた。タクシーの運転手さんたちに「新しい道」と言えば通じていた山手線の内側の諏訪町通りから大久保通りを抜けて職安通りに通じる名無しの道路が漸く全面的に開通して、「つつじ通り」と命名されたことだ。これで少しは交通の便が良くなるのかと言えばそういうことでもなく、仕事の激減に悩むタクシーの時間潰しの路上駐車の場がなくなって、山手線の線路の外側で我が家の近くの道路に移ってきただけだった。
参考資料:新宿区広報 令和2年12月5日号
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