坂上忍が菅義偉総理大臣不信論を:
先ほどまで見ていたが、坂上忍が滔々と菅義偉総理大臣の不信論を真っ向から捲し立てていた。確か、先日この番組ではカンニング竹山が最早彼の持論になっているような小池百合子東京都知事批判をぶち上げて、後刻都庁からの公式(なのだろう)の抗議が寄せられたのは異例なことだと、マスコミが報じていた。そこに、本日は司会者の坂上による内閣総理大臣の批判だった。坂上はゲストの昭和大学客員教授の二木芳人氏とジャーナリストの鈴木哲夫氏にも賛同を求めていた。
坂上忍が非難していた点は*国家の指導者(彼が使った言葉はトップリーダー)としての自覚不足ではないか?、*総理大臣として主張される点がぶれすぎていると言うか、前言をお忘れである、*公式の記者会見の場で難しい局面で尾身茂分科会長に発言を求めるのは・・・、*オリンピックの開催か中止と決めるのは総理大臣自身の任務ではないか、*周囲から意見具申や直言を聞かれずに、迂闊に物を言うと切られてしまうという怖さがあって、情報量が少ない等々だった。以上は私如きには窺い知れない範疇のことだが、1~2番目の見方は、そうかも知れないことではないかと思わせられた。
私はつい先日も少しだけと称して菅首相の批判を述べた。私はその前に、坂上に便乗する訳ではないが、間違ったらご免なさいで、またまた少し批判をして行こうと思う。「菅義偉氏は官房長官としての7年8ヶ月の実績があり、安倍内閣を陰から支える傍ら広報担当官としての赫々たる成果を誇っておられた。だが、その当時には菅義偉氏個人の政見なり哲学を披瀝されたのを聞いたことがなかったし、官房長官としては何もそこまで自分自身を展開される必要はなかったか」と思う。
だが、菅義偉氏は最早我が国の総理大臣として半年以上を経ている。アメリカで言われている100日だったかの蜜月期間は過ぎているので、批判をしても良いと思う。そこで言わせて貰えば「もうソロソロ等ではなく、とっくの昔に総理大臣としての確固たる信念と見識と哲学と自信を内外に示して、坂上も先ほど『現在は国家の難局ではないか』と言ったほどの困難な時を乗り切って見せるという確固たる姿勢をお見せになるべきではないのか」と申し上げたい。
民間から意見を申し上げても良いだろうと思って言えば、閣僚の人事にも問題がある。それは何時まで経っても自分自身の責任で物事を処理する姿勢が見えてこない西村康稔大臣、徒に多弁というか能弁であるだけで、ハッキリと物事を言えない田村憲久厚労大臣、全く総理大臣を陰に日向に支えていない加藤勝信官房長官を始めとする安倍内閣時代の閣僚で良いのかという問題を指摘したい。特に田村厚労省には落胆させられた。それは、昨日フジテレビで橋本徹氏に「遅れているワクチン接種で、高齢者と一般人への接種の同時進行はあるのか」との単純に「イエスかノーか」を答えるだけの質問に、「どうなるか解らない」と時間の浪費の長広舌。非常に残念だった。
田村氏率いる厚生労働省はワクチンの手配でも不手際を演じている。安倍前総理も人事下手だったが、菅首相には「官房長官当時のように、不適格者を切る勇気をお出しになったら如何ですか」と申し上げたくなった。だが、菅首相にとって不運なことは、折角先進諸国の中で最も感染者の数も不幸にも亡くなられた方の数も圧倒的に低く抑えられてきたにも拘わらず、世論調査をすればCOVID-19対策を70%以上もが不支持なことであろう。官房長官がその役目を果たしていないから、こういうことになってしまうのではないか。
また、昨日の内閣初の国政選挙が全敗に終わったことを、マスコミは嬉しそうに菅内閣の失政の如くに言うが、負けた原因は菅氏の総理就任以前のことばかりだ。このような情勢下にあっては、菅首相は余程覚悟を決めて身を捨ててでも、ウイルスを緊急事態宣言の17日間に制圧して見せて、5月17日のバッハ会長の来日までに態勢を整えてみせるくらいのことを成し遂げた頂きたいのだ。言うまでもない事で、50%近い国民は野党に政見を渡して欲しいなどとは夢にも願っていないのだから。私は菅内閣を応援すると言うよりも「チャンと仕事をして頂きたい」と願うだけだ。
先ほどまで見ていたが、坂上忍が滔々と菅義偉総理大臣の不信論を真っ向から捲し立てていた。確か、先日この番組ではカンニング竹山が最早彼の持論になっているような小池百合子東京都知事批判をぶち上げて、後刻都庁からの公式(なのだろう)の抗議が寄せられたのは異例なことだと、マスコミが報じていた。そこに、本日は司会者の坂上による内閣総理大臣の批判だった。坂上はゲストの昭和大学客員教授の二木芳人氏とジャーナリストの鈴木哲夫氏にも賛同を求めていた。
坂上忍が非難していた点は*国家の指導者(彼が使った言葉はトップリーダー)としての自覚不足ではないか?、*総理大臣として主張される点がぶれすぎていると言うか、前言をお忘れである、*公式の記者会見の場で難しい局面で尾身茂分科会長に発言を求めるのは・・・、*オリンピックの開催か中止と決めるのは総理大臣自身の任務ではないか、*周囲から意見具申や直言を聞かれずに、迂闊に物を言うと切られてしまうという怖さがあって、情報量が少ない等々だった。以上は私如きには窺い知れない範疇のことだが、1~2番目の見方は、そうかも知れないことではないかと思わせられた。
私はつい先日も少しだけと称して菅首相の批判を述べた。私はその前に、坂上に便乗する訳ではないが、間違ったらご免なさいで、またまた少し批判をして行こうと思う。「菅義偉氏は官房長官としての7年8ヶ月の実績があり、安倍内閣を陰から支える傍ら広報担当官としての赫々たる成果を誇っておられた。だが、その当時には菅義偉氏個人の政見なり哲学を披瀝されたのを聞いたことがなかったし、官房長官としては何もそこまで自分自身を展開される必要はなかったか」と思う。
だが、菅義偉氏は最早我が国の総理大臣として半年以上を経ている。アメリカで言われている100日だったかの蜜月期間は過ぎているので、批判をしても良いと思う。そこで言わせて貰えば「もうソロソロ等ではなく、とっくの昔に総理大臣としての確固たる信念と見識と哲学と自信を内外に示して、坂上も先ほど『現在は国家の難局ではないか』と言ったほどの困難な時を乗り切って見せるという確固たる姿勢をお見せになるべきではないのか」と申し上げたい。
民間から意見を申し上げても良いだろうと思って言えば、閣僚の人事にも問題がある。それは何時まで経っても自分自身の責任で物事を処理する姿勢が見えてこない西村康稔大臣、徒に多弁というか能弁であるだけで、ハッキリと物事を言えない田村憲久厚労大臣、全く総理大臣を陰に日向に支えていない加藤勝信官房長官を始めとする安倍内閣時代の閣僚で良いのかという問題を指摘したい。特に田村厚労省には落胆させられた。それは、昨日フジテレビで橋本徹氏に「遅れているワクチン接種で、高齢者と一般人への接種の同時進行はあるのか」との単純に「イエスかノーか」を答えるだけの質問に、「どうなるか解らない」と時間の浪費の長広舌。非常に残念だった。
田村氏率いる厚生労働省はワクチンの手配でも不手際を演じている。安倍前総理も人事下手だったが、菅首相には「官房長官当時のように、不適格者を切る勇気をお出しになったら如何ですか」と申し上げたくなった。だが、菅首相にとって不運なことは、折角先進諸国の中で最も感染者の数も不幸にも亡くなられた方の数も圧倒的に低く抑えられてきたにも拘わらず、世論調査をすればCOVID-19対策を70%以上もが不支持なことであろう。官房長官がその役目を果たしていないから、こういうことになってしまうのではないか。
また、昨日の内閣初の国政選挙が全敗に終わったことを、マスコミは嬉しそうに菅内閣の失政の如くに言うが、負けた原因は菅氏の総理就任以前のことばかりだ。このような情勢下にあっては、菅首相は余程覚悟を決めて身を捨ててでも、ウイルスを緊急事態宣言の17日間に制圧して見せて、5月17日のバッハ会長の来日までに態勢を整えてみせるくらいのことを成し遂げた頂きたいのだ。言うまでもない事で、50%近い国民は野党に政見を渡して欲しいなどとは夢にも願っていないのだから。私は菅内閣を応援すると言うよりも「チャンと仕事をして頂きたい」と願うだけだ。