●暫定政府は今月2日から5日にかけてのスラユット首相の日本訪問が、再度
日本との関係の強化・拡大に繋がると期待している。
昨年10月に首相に就任したスラユット氏は、首相として日本を訪れるのが今
回初めてとなっている。
外務省によるとスラユット首相の日本訪問の間、タイ観光の促進を目的とした
イベントのオープニングセレモニーを執り行うと共に、天皇陛下に謁見すること
も予定している。
また今回の訪問では、日タイ経済連携協定が両国の首相によって署名される
予定。
これは日本とタイの経済関係の拡大を目的とした協定で、二国間の貿易自由
化もその一環となっている。
タイ国内では日本との貿易自由化に反対する、市民団体などがデモを行った
り、裁判所に協定の内容に問題があると訴えでたりしたが、政府の説明によ
ると協定の内容は、関係当局が時間をかけて慎重に検討したものであり、タ
イ側が不利益をこうむるような内容ではないとした。
市民団体や活動家によると、バイオオーガニズムや産業廃棄物に関して、タ
イが不利益をこうむる恐れがあるとしている。
具体的には日本からタイへの廃棄物の輸出税が免除されることで、タイ側に
大量の廃棄物が持ち込まれる恐れがあるとした。
しかしこれに付いて政府当局者は、貿易自由化でタイ側が損失をこうむること
はないと説明している。
尚、日タイ経済連携協定は当初、昨年4月に当時のタクシン首相と小泉総理
が署名することになっていたが、昨年は2月に下院が解散され4月に総選挙
が行われたことから調印は延期された。
また総選挙がやり直しになったことから、内閣が暫定的な状態が続き9月の
政変のために、タクシン政権が暫定政府に交代することになったことから、協
定の締結がさらに遅れることになった。
暫定政府はその後、この協定の内容に付いて改めて検討しその締結を決定
した。
●アーントーン県やアユタヤ県では、先にチャオプラヤー川の水質汚染のため
養魚所が大きな被害を受けたが、これらの県の養魚農家は当局による検査
で、原因が解明されるものと期待される。
これら農家はチャオプラヤー川近くにある、工場の廃液が水質汚染の原因だ
としているが、今のところ原因は特定されていない。
これまでの検査では10万匹を超える魚が死んだのは、酸素欠乏が直接の原
因であることが確認されている。
しかしこの酸欠が何によって引き起こされたかに付いては、まだ確認されてい
ない。
アーントーン県庁によると、魚が大量死する前にチャオプラヤー川では、(?)を大
量に積んだ船が沈没しており、これが水に溶け出しバクテリアの増殖を招き、
酸欠になった可能性が大きいとしている。
一方、養魚農家は化学調味料を生産する工場等から排出された廃液が、原因
の可能性が大きいと主張している。
しかしこれらの工場では安全基準を厳守しており、基準以上に汚れた水をチャ
オプラヤー川に排出したことは無いとしている。
※(?)は不明瞭で聴き取れず
日本との関係の強化・拡大に繋がると期待している。
昨年10月に首相に就任したスラユット氏は、首相として日本を訪れるのが今
回初めてとなっている。
外務省によるとスラユット首相の日本訪問の間、タイ観光の促進を目的とした
イベントのオープニングセレモニーを執り行うと共に、天皇陛下に謁見すること
も予定している。
また今回の訪問では、日タイ経済連携協定が両国の首相によって署名される
予定。
これは日本とタイの経済関係の拡大を目的とした協定で、二国間の貿易自由
化もその一環となっている。
タイ国内では日本との貿易自由化に反対する、市民団体などがデモを行った
り、裁判所に協定の内容に問題があると訴えでたりしたが、政府の説明によ
ると協定の内容は、関係当局が時間をかけて慎重に検討したものであり、タ
イ側が不利益をこうむるような内容ではないとした。
市民団体や活動家によると、バイオオーガニズムや産業廃棄物に関して、タ
イが不利益をこうむる恐れがあるとしている。
具体的には日本からタイへの廃棄物の輸出税が免除されることで、タイ側に
大量の廃棄物が持ち込まれる恐れがあるとした。
しかしこれに付いて政府当局者は、貿易自由化でタイ側が損失をこうむること
はないと説明している。
尚、日タイ経済連携協定は当初、昨年4月に当時のタクシン首相と小泉総理
が署名することになっていたが、昨年は2月に下院が解散され4月に総選挙
が行われたことから調印は延期された。
また総選挙がやり直しになったことから、内閣が暫定的な状態が続き9月の
政変のために、タクシン政権が暫定政府に交代することになったことから、協
定の締結がさらに遅れることになった。
暫定政府はその後、この協定の内容に付いて改めて検討しその締結を決定
した。
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●アーントーン県やアユタヤ県では、先にチャオプラヤー川の水質汚染のため
養魚所が大きな被害を受けたが、これらの県の養魚農家は当局による検査
で、原因が解明されるものと期待される。
これら農家はチャオプラヤー川近くにある、工場の廃液が水質汚染の原因だ
としているが、今のところ原因は特定されていない。
これまでの検査では10万匹を超える魚が死んだのは、酸素欠乏が直接の原
因であることが確認されている。
しかしこの酸欠が何によって引き起こされたかに付いては、まだ確認されてい
ない。
アーントーン県庁によると、魚が大量死する前にチャオプラヤー川では、(?)を大
量に積んだ船が沈没しており、これが水に溶け出しバクテリアの増殖を招き、
酸欠になった可能性が大きいとしている。
一方、養魚農家は化学調味料を生産する工場等から排出された廃液が、原因
の可能性が大きいと主張している。
しかしこれらの工場では安全基準を厳守しており、基準以上に汚れた水をチャ
オプラヤー川に排出したことは無いとしている。
※(?)は不明瞭で聴き取れず