1010 Radio

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統一航空機製造企業設立のもたらすもの

2007-04-16 | ラジオ
先日モスクワでは国内の航空機製造企業の、持ち株会社として設立された
統一航空機製造企業の第一回取締役会が開かれた。
この取締役会ではイワノフ副首相兼国防相が会長に指名されたほか、出席
者の間ではこの新会社の設立がロシア航空業界の、国際的な競争力向上
に繋がるものとなることが確認された。
設立された新会社及びロシア航空業界の展望に付いて、ロシアの声の記者
は次のように解説をしている。

今回の取締役会で会長に指名されたイワノフ副首相は、その席上、新会社
の設立が航空機製造分野において、国と製造企業との間に必要な、利権の
調整を保障するものとなることを強調した。この他イワノフ副首相はロシ
アの主要な航空機製造市場として新型機開発特にイリユーシン96、ツポレフ
214といった大型の旅客機や、21世紀の新たな地域レベルの航空機や中距
離機の開発を挙げた。
先ず貨物、乗客輸送機に付いて現在ロシアではツボレフ154が全体の80%を
占めているが、これは今後新型のMS591型機に置き換わっていくと見られて
いる。
MS21の開発事情にあたっては、ヨーロッパのエアバスを始めとした外国企業
とロシア企業との協力が予想されている。

また中距離レベルの路線を飛ぶ航空機(?)は、世界的な需要拡大を背景に国
際競争力のあるロシア製航空機は、大規模な輸出増が見込まれている。
このタイタイプの航空機の開発に当たっている、スホーイ社のラズノフスキィー
氏は、ロシアの声からのインタビューに次のように答えている。
「我々はスホーイ社の新型機スホーイ100が(?)であることを確信している、スホ
ーイ100は世界の航空業界に受け入れられるような設計の下造られた。
この航空機の設計に当たっては、外国からも多くの専門家が招かれており設
計、開発、製造に当たって彼らから多くの助言を仰ぐ事が出来た」
ラズノフスキィー氏の予想ではスホーイ100は、今後60から700機の販売を見
込んでいる。その内、主な輸出先として東南アジア地域が注目されており、現
在、東南アジアにある複数の会社との間で具体的な交渉が進んでいる。

(?)は音が歪んで聴き取れず

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2006年12月18日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル