●昨年9月のクーデターを指揮した、ソンティ前国家治安評議会議長が、10月
1日付けで安全対策関連に携わる役職を兼任した、副首相に就任したことが
明らかになった。
ソンティ前議長は軍政の事実上のトップである陸軍司令官を、9月30日付で
定年退官し、昨年9月のクーデター後に発足した、国家治安評議会の議長も
(?)していた。
後任には副議長だったチャリット陸軍大将が就任しており、近く記者会見が
開かれる。
現在スラユット内閣は閣僚の、民間企業株所有問題で閣僚が相次いで辞任
しており、その求心力が低下している。
スラユット首相は軍政トップを入閣させることで、安定化を目指すものとされて
いる。
またスラユット首相はソンティ前議長の、陸軍特別戦闘司令部時代の上司で
あり、関係に問題は無いと見られている。
スラユット首相の任命をプミポン国王陛下が承認しており、宣誓式などを経て、
ソンティ前議長は、副首相に就任する予定となっている。
ソンティ前議長は副首相就任後、早急に治安問題に取りくむ方針になってい
る。
またスラユット首相が現在進めている内閣改造は、今週中に行われるとし、来
週には正式に発表される予定。
●外務大臣はミャンマー情勢に付いて話し合うため、ヒラリー・クリントン上院議
員の担当アドバイザーと面会した。
外務大臣は1日、アメリカのヒラリー・クリントン上院議員のブレインスタッフで、
外交問題を担当するホルグルック氏に面会し、ミャンマー情勢を中心に外交問
題の方針を話し合ったことを明らかにした。
ホルグルック氏はミャンマー問題で解決に向け、タイへより積極的な役割を果
たすよう求めたとした。
また会談でホルグルック氏は、タイの政治状況に付いて質問し、外務大臣は状
況を説明し、ホルグルック氏は非常に満足したとしている。
●内閣府大臣は政府としては直ぐにでも、下院総選挙を行いたい方針であると発
表した。
●タイとインドの間の自由貿易協定は、年内に締結する見通し。
●タイ投資委員会は1日、環境に優しい乗用車エコカーの生産事業の第一弾として、
ホンダの新工場に対する減免措置を承認した。
タイ投資委員会委員長でもある副首相兼工業大臣は、環境に優しいエコカー生産
事業の一環で、ホンダの新工場に対する免税措置を承認したと発表した。
排気量1300cc以下の乗用車を製造するとのことで、67億バーツの総投資額とな
る。
エコカー計画はタイの政府が打ち出したもので、条件に当てはまる指導者製造事
業に対し、法人所得税や輸入関税の免除をするとしている。
またエコカーをタイ国内で販売する場合の、自動車特定消費税率は17%で2000cc
以下の乗用車の30%や、ピックアップトラックの20%より低く設定されている。
このホンダの新工場では全12万台の生産を目標とし、2010年か2011年の販売を
目指している。
※(?)は聴き取れず
1日付けで安全対策関連に携わる役職を兼任した、副首相に就任したことが
明らかになった。
ソンティ前議長は軍政の事実上のトップである陸軍司令官を、9月30日付で
定年退官し、昨年9月のクーデター後に発足した、国家治安評議会の議長も
(?)していた。
後任には副議長だったチャリット陸軍大将が就任しており、近く記者会見が
開かれる。
現在スラユット内閣は閣僚の、民間企業株所有問題で閣僚が相次いで辞任
しており、その求心力が低下している。
スラユット首相は軍政トップを入閣させることで、安定化を目指すものとされて
いる。
またスラユット首相はソンティ前議長の、陸軍特別戦闘司令部時代の上司で
あり、関係に問題は無いと見られている。
スラユット首相の任命をプミポン国王陛下が承認しており、宣誓式などを経て、
ソンティ前議長は、副首相に就任する予定となっている。
ソンティ前議長は副首相就任後、早急に治安問題に取りくむ方針になってい
る。
またスラユット首相が現在進めている内閣改造は、今週中に行われるとし、来
週には正式に発表される予定。
●外務大臣はミャンマー情勢に付いて話し合うため、ヒラリー・クリントン上院議
員の担当アドバイザーと面会した。
外務大臣は1日、アメリカのヒラリー・クリントン上院議員のブレインスタッフで、
外交問題を担当するホルグルック氏に面会し、ミャンマー情勢を中心に外交問
題の方針を話し合ったことを明らかにした。
ホルグルック氏はミャンマー問題で解決に向け、タイへより積極的な役割を果
たすよう求めたとした。
また会談でホルグルック氏は、タイの政治状況に付いて質問し、外務大臣は状
況を説明し、ホルグルック氏は非常に満足したとしている。
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●内閣府大臣は政府としては直ぐにでも、下院総選挙を行いたい方針であると発
表した。
●タイとインドの間の自由貿易協定は、年内に締結する見通し。
●タイ投資委員会は1日、環境に優しい乗用車エコカーの生産事業の第一弾として、
ホンダの新工場に対する減免措置を承認した。
タイ投資委員会委員長でもある副首相兼工業大臣は、環境に優しいエコカー生産
事業の一環で、ホンダの新工場に対する免税措置を承認したと発表した。
排気量1300cc以下の乗用車を製造するとのことで、67億バーツの総投資額とな
る。
エコカー計画はタイの政府が打ち出したもので、条件に当てはまる指導者製造事
業に対し、法人所得税や輸入関税の免除をするとしている。
またエコカーをタイ国内で販売する場合の、自動車特定消費税率は17%で2000cc
以下の乗用車の30%や、ピックアップトラックの20%より低く設定されている。
このホンダの新工場では全12万台の生産を目標とし、2010年か2011年の販売を
目指している。
※(?)は聴き取れず