1010 Radio

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ラジオ・タイランド(10月18日放送)

2007-10-20 | ラジオ
●国王陛下が入院されているシリラ病院では、17日も記帳に訪れる人の波が
 絶えず、昨日は一日でこれまで最高の5万1748人が記帳した。
 記帳の受付を始めて以来、昨日までの4日間で合計約14万7千人が記帳に
 訪れたことになる。
 これに伴いシリラ病院では記帳所の増設を検討している。また子供連れで記
 帳に訪れる人々には、混雑の中で子供が迷子にならないよう気を付けて欲し
 いと呼びかけている。
 記帳に訪れた国民の多くは、国王の一日も早い快復を祈り善行を積むことを
 誓っていた。

●バンコク都庁は干害局の協力を得て、タイ北部での水位を監視している。
 両者は水位がこれ以上高くなることを防止する策を模索中だ。
 報告によれば北部にある貯水池から放水されている水量は、干害局の予想
 を上回っているとされている。
 バンコク副知事が明らかにしたところによると、北部にある貯水池から放水さ
 れている水量は毎秒2800立方メートルで、2~3日以内にバンコクまで下ってく
 る模様となっている。
 バンコク都庁と干害局では貯水池から放水された水が、北部やバンコクの住
 民に影響を及ぼすことの無い様、努めているとした。
 バンコクでは今月27日頃が満潮となっているため、洪水を予防するため運河の
 水の強制排水作業を急いでいる。
 バンコクに停滞していた低気圧はすでに移動したいるが、都庁では北部から下
 ってくる水を中心に、水位の動きを注意深く見守ることにしている。
 バンコクの洪水危険地域としては、チャオプラヤー川の河畔のほか、主な運河
 の流域も含まれている。
 副知事は当局が北部から流れてくる水の量を、コントロールすることが出来れば
 チャオプラヤー川の水位を、海抜1.9メートルを超えることは無いとの自信を示し
 ている。
 バンコク都庁では現在、洪水が発生する地域に、高さ2メートルから2..5メートの
 仮設の防水壁を建設中。

●バンコク都内とスワンナブーム空港を結ぶ鉄道、いわゆるエアポートリンクで使
 用される、鉄道の最初の車両が17日、タイに到着した。
 タイ国鉄の総裁代行はチョンブリ県で、ドイツから到着した車両2編成・計8両の車
 両を受領した。
 総裁代行によると使用される車両は全部で9編成31両で、都内のマッカサン駅と
 スワンナブーム空港をノンストップで結ぶ特急列車は、最高時速160Kmでバンコ
 クと空港を15分で結び、citylineと呼ばれる各駅停車では空港までの所要時間は
 30分となっているとした。
 残りの車両に付いては今後徐々に船積みされ、来年2月までに全車両が到着す
 ることになっている。
 一方、路線の建設作業は今のところ70%程度の工事が終了しており、あと370駅
 間の工事延長で完成する見込みだとされている。
 タイ国鉄では今回受領した車両を11月9日に、バンコク都内の車両修理工場にお
 いて一般公開することにしている。

●化石調査専門家が東北部のルーイ県で、2億年前以上前のものと見られる恐竜
 の化石を発見した。
実物大 恐竜図鑑

デヴィッド ベルゲン,David Bergen,藤田 千枝,真鍋 真

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●ピッサヌローク県では19日から23日まで、第20回目となるタイの山岳民族のスポ
 ーツ大会を開催する。