ロシア極東との協力の可能性を探る北海道の銀行

複数の通信社<が伝えてるところによると、日本政策投資銀行北海道支店の代表
団が先日サハリン訪問を終了した。
これに関連してロシアの声の評論委員は、次のようにコメントしている。
これより先ウラジオストークを訪れた日本政策投資銀行の2名が、先週サハリン州
行政府の代表および起業家らと会談を実施した。
両氏が明らかにしたところによると、銀行はこの秋に、民営化されることになってお
り、その後銀行はロシア極東のものを含む、将来性の或る外国の大型プロジェクト
に投資を行なっていく構えだ。

サハリンは日本に対して数々のプロジェクトを提案している。
その内の多くは観光に関するものだ。これに付いてサハリン観光局長は、なかでも
最も魅力の或るものとして、スポーツ観光施設山岳地帯の(?)建設事業を挙げてい
る。
もう一つ興味深いプロジェクトとなっているのがマネロン島の整備だ。
これはダイビング愛好家にとって非常に魅力的な場所の一つで、深さ40メートルに
も上る透明な海底には、ありとあらゆる海の動物、植物がまるで手に取るように観
る事が出来る。

一方今回の会談でサハリン州行政府は日本側に対し、サハリンとロシア大陸とを
結ぶ橋の建設プロジェクトや、港や空港の改善プロジェクトそれに炭鉱開発プロジェ
クトなどを提示した。
そして当然この会談ではサハリンと日本を繋ぐ、パイプライン敷設計画に付いても言
及されている。
現在、日本政策投資銀行はこのプロジェクトへの参加に付いては検討中としている。

一方ジャパンパイプライン　デベロップメントオーガニゼーションの小川代表は、建設
は今年中にも開始されると明らかにしている。

※ (?)は聴き取れず

3月14日放送　ロシアの声・ラジオジャーナル