経済クラブBRIC's、最初の拡大への扉(1)

ブラジル、ロシア、インドそして中国の4カ国からなる、経済クラブBRIC's(?)G8
というフォーマットを、なくす呼びかけが行われている背景において、その重みを増している。
南アフリカ共和国はBRIC'sへの加盟を希望している。
BRIC's諸国の中では南アフリカ共和国の加盟承認に付いて、すでに一致した意見が形成されたようにも見られる。

これは南アフリカ共和国のジェイコブ・ズマ大統領の、中国訪問によって表明されている。
大統領は北京でBRIC'sへの、南アフリカ共和国加盟の承認に関する活動を行った。
大統領は、南アフリカ共和国はまさにBRIC'sのメンバーに加わる形で。世界における自国の政治ならびに経済的影響力を高める意向であると説明した。
これに対して中国の胡錦涛国家主席が、その他のBRIC's諸国を代表して、南アフリカのBRIC'sにおける席を約束出来なかったのはもっともなことだ。

一方で中国と南アフリカによる、戦略的パートナー関係の創設に関する合意は、南アフリカの前に事実上、BRIC's加盟への扉を開いた。
尚これより前、ズマ大統領は南アフリカのBRIC's加盟に付いて、ブラジル、ロシアそしてインドに打診した。

南アフリカはアフリカにおける、ロシアの主要な政治ならびに貿易経済パートナーだ。両国間の協力ではハイテクノロジー、エネルギー生産、宇宙開発、軍事技術協力が優先分野となっている。

※(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で判らない。
※(?)は音声が途切れて聴き取れない

※経済クラブBRIC's、最初の拡大への扉(2)へ続く

8月27日放送　ロシアの声・ラジオジャーナル