1010 Radio

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極東アムール州に出現する、ロシアの新しい宇宙船発射基地(1)

2010-09-11 | ラジオ
「ロシアには新しい近代的な宇宙船発射基地が必要不可欠である。基地は科学技術の最新の成果によって造られ、ロシアの最も野心的なプロジェクトの一つになるに違いない」
プーチン首相はロシア極東アムール州に、宇宙船発射基地ヴォストーチヌイに建設することに付いて、このように特徴付けている。

ソ連邦崩壊後、その存在を停止した超大国の主要な宇宙船発射基地は、ロシア国内ではなくカザフスタン共和国領内に残った。それがバイコヌール基地だ。
プーチン首相の言葉によればバイコヌール基地は、ロシアの友好国であるカザフスタンにある。
それでもやはり他国領内にあることは変わらない。
こんなふうに首相は述べている。

ロシアはロケット打ち上げ用の新しい基地を、自国領内に必要としている。
これを促しているのはロシアにおける、宇宙開発部門の急激な発展であり、また通信衛星や平和および軍事目的でのロケット打ち上げ用ロケットの打上げから、宇宙旅行に至るまで、ロシアに期待されているいわゆるスペースサービスに対する需要の拡大だ。

ロシア極東アムール州における宇宙船発射基地の建設は、今後2、3年における、そうした方向における、基本的なプロジェクトになると思われる。
プーチン首相は基地の建設に付いて、単に戦略的、経済的課題を果たすばかりでなく、社会的な課題も遂行することになると捕らえている。
「ここには全く新しい近代的な、あらゆる面において快適な都市が作られなければならない。つまり快適なアパート、家、新しい病院、診療所、学校、幼稚園、スポーツ施設が建設されなければならないと言うことだ。
すべき仕事は大きなものだが興味深いものだ。専門家達がそうした仕事を質的に高いレベルに、期限内にやり遂げてくれるだろうと自分は疑っていない」
プーチン首相は、このように述べている。

極東アムール州に出現する、ロシアの新しい宇宙船発射基地(2)へ続く

8月30日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル