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息を吹き返し力を盛り返す国際テロ組織アルカイダ(1)

2010-10-01 | ラジオ
アルカイダはイラクにおいて、再び力を盛り返しているように見える。
。専門家達はイラクの様々な州で発生した、ここ最近の出来事を分析した結果、こうした結論に達した。
アメリカ軍部隊のイラクからの撤退後、アルカイダの戦闘員らは急激にその活動を活発化させている。観測筋は、すでにアルカイダの息の根が止められたと見られていた州でさへ、攻勢に出ていると指摘している。(周波数の安定度の悪いラジオで受信しているため混信で聴き取れず)ディヤラ州やナイナワ州では、戦闘員らは幾つかの地区を完全にそのコントロール下に治めている。

分析専門家達は、アルカイダはイラク国内での自分達の影響力を回復させることを決め。自分達にとって最も好ましい時を選んだとの結論に達した。
彼らにとってプラスとなっているのは、アメリカの作戦の完了ばかりではなく、3月7日に実施された議会選挙の後、イラクに生じている政治的な空白だ。
また戦闘員らは自分達を守ってくれる、当局の能力に不信を持っている国民に(周波数の安定度の悪いラジオで受信しているため混信で聴き取れず)。そしてもう一つ(周波数の安定度の悪いラジオで受信しているため混信で聴き取れず)アルカイダをイラクから追いだすのを手伝った、いわゆるサフワ軍部隊のメンバーたちの(混信で聴き取れず)だ。
現在政府はサフワ軍部隊メンバーへの金銭的な援助を辞め、そのリーダー達を逮捕している。 

ロシアの政治学者ミールスキイ氏は、イラクにおいてアルカイダは、いわば復活したのではなく、アメリカ軍兵士達の後に続いて国にやってきたのだと見ている。
「かつて死んでしまった者が復活しようとしている。アルカイダは決して死んではいなかったのだ。サダム・フセイン政権下のイラクでは、アルカイダは息もしていなかった。
しかしアメリカの干渉が始まるや、すべての権利を握っていたスンニ派が脇に追いやられ、シーア派が前面に出てきた後、スンニ派の戦闘員らが武器を手にし内戦を始めたのだ。その時イラクにアルカイダのグループが入り込んだのだ。

イスラーム原理主義の「道しるべ」
―発禁“アルカイダの教本”全訳 解説


サイイド クトゥブ
第三書館


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息を吹き返し力を盛り返す国際テロ組織アルカイダ(2)へ続く

9月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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