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後継者を準備する金正日総書記(2)

2010-10-10 | Weblog
キム・ジョンウン氏はすでに軍において、輝かしい同志という名称を受けている。
党代表者会で彼は中央委員に選出され、また党軍事委員会の副委員長に任命された。
金正日氏には他に2人の息子がいるが、何故、正日氏はジョンウン氏を後継者にしたのだろうか。
ロシアにおけるコリア問題の専門家は、次のように話している。
「ジョンウン氏が性格的に見て、父に似ているからだ。つまりかなり激しい性格で明確な目的意識を持っている。ジョンウン氏は直ぐにではないが、自分の手の中に父が権力の座を去った後、権力を舵を収めることになるだろう。
それが起こるのは直ぐにではないと思う。私の知る限りジョンウン氏は、誰かのマリオネットになるような人物ではない。若い後継者は多くの段階を経て権力の座に就くことになるだろう。
金正日氏の存命中には権力の座に就くことはないと思われる。ジョンウン氏の(???)においては一種の(???)が続くだろう。
この(???)な公式的に任命されることは無いが、現在の勢力分布図から判断して、金正日氏の妹の夫である、現在国防委員会副委員長、つまり北朝鮮のナンバー2のポストにある張成沢氏が、その役を務める可能性かある。
金正日氏の妹・金敬姫氏も今回、将軍の地位を得た。
このように敬姫一族は、軍と国の指導部で自分達の地位を固めた。

北朝鮮国内で起こり得る権力の交代に付いて、世界は不安感を持って見守っている。北朝鮮は3つから8つの核弾頭を製造するための材料を持っており、軍人の数は100万人を超えている」

またコリア問題の専門家は、次のように意見を述べている。
「パートナー国、先ず泰一にアメリカと韓国は北朝鮮国内の情勢が、安定しているかどうかは疑わしい。彼らと交渉すべきかどうか疑わしいと捉えている。
しかし権力譲渡の輪郭がはっきりすれば、そうした疑いは消える筈だ。
北朝鮮はすでに交渉への復帰する用意のあることを明らかにしている」
専門家は、このように指摘している。

観測筋は権力の交代が起これば、国内政策に変化が起こり朝鮮半島非核化に向けた6ヵ国協議に、その交渉の中でも北朝鮮の立場が変わるのではないかと見ていたが、そうした期待された変革は、恐らくまだまだ先のこととなりそうだ。

本当はどうなの?今の北朝鮮 (中経の文庫)

鄭 銀淑
中経出版


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(???)は男性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず

9月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル