1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

ロシアの声(3月22日放送)

2006-03-23 | ラジオ

●公式訪問先の中国で、経済フォーラムに出席したプーチン大統
 領はロシアと中国の間の関係は、ここ数年の政治的環境のお陰
 で、かなり高い水準にある。その地盤となるのが通商経済関係
 だ。
 ロシアと中国の連携はエネルギー事情や機械制作から、宇宙、環
 境、農業まであらゆる方面を網羅している。これらの部門での協
 力、先ず第一に原子力事業と宇宙開発分野での発展させるのが
 良いのではないだろうか。さらにプーチン大統領は、将来有望な領
 域として通信、テレコミュニケーション、観光業を挙げている。
 一方胡錦涛国家主席は、中国が2020年までにロシアに120億$の
 投資を行うつもりだと語っている。

●国連安全保障理事会は、イランの核開発に関する議長声明案の内
 容に付いて、各国の意見を調整する為、この問題を巡る協議の延期
 を決定した。
●ロシアは国連事務局に対し、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷が行
 われている、ハーグの刑務所における収容者の環境と事情聴取の
 行われ方、そして先のミロシェビッチ元ユーゴスラビア大統領の死因
 に関する情報の発表を求めた。ミロシェビッチ元大統領の他にも、今
 月ハーグの刑務所では、クロアチアのセルビア人勢力の元指導者が
 死亡した他、1998年には別のセルビア人勢力の元指導者が自殺した
 だけでなく、収容者の一人が救急医療を受けられずに死亡している。
 尚ハーグの刑務所には現在47人が収容されている。

●ブッシュ大統領は2009年までの自らの任期中に、イラクからアメリカ
 軍を撤退させるつもりはなく、アメリカ軍のイラク撤退に付いては、次
 の大統領が決めることになるとの見通しを示した。
 一方で共和党内のブッシュ大統領の支持者たちは、大統領支持率の
 低下を受け秋に行われる上院選挙で、敗北する可能性があるとの危
 機感を抱いている。
二大政党制と小選挙区制―アメリカ、イギリスの
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●イラクのアブグレイブ刑務所における、イラク人収容者の虐待に関して
 アメリカの軍法会議で、アブグレイブ刑務所の元刑務兵が起訴された。
 起訴状の中では収容者に対する犬を使った虐待や、侮辱行為に対する
 罪が問われている。8年の服役が言い渡される見通し。
●昨日から今日にかけての深夜、イスラエル軍がヨルダン川西岸の街エ
 リコで奇襲作戦を実施し、その結果パレスチナ人1人が銃殺され、さら
 に2人が負傷した。

●中国は北朝鮮の核問題に関する6カ国協議の参加各国に対し、問題を
 どの国にとっても受け入れ可能な平和的手段で解決するため、改めて
 緊密な協力を呼びかけている。
フランスでは新雇用法に反発する学生たちが、首都パリで警察と再び
 衝突した。また3月28日にはゼネストが予定されている。
 フランスのドビルパン首相は、この法律は取り下げる事はないとした。

 


中国国際放送(3月22日放送)

2006-03-23 | ラジオ

●胡錦涛国家主席は中露経済商工業界サミットフォーラム
 で講演を行ない、中国とロシアの今後5年の経済発展目
 標を実現させる過程は、両国の互恵協力により多くのチャ
 ンスを作り出し、両国企業家はチャンスを逃さず、協力の
 レベルを引き上げ、互恵協力を進めていくべきだと強調し
 た。
●プーチン大統領は北京で、全人代常務委員会の呉邦国
 委員長と会見した際、今回の訪問は実質的な成果を遂げ
 た。両国の協力分野は双方が共に関心をもつ問題や将来
 性のある、すべての分野が含まれていると述べた。

●中国の温家宝首相はプーチン大統領と会見した際、中国
 とロシアは両国関係をさらに重要視し、中露戦略協力パー
 トナー関係をより一層固めるべきであると述べた。
●ベトナム訪問中の中国全国政治協商会議議長は、ベトナ
 ムのファン・バン・カイ首相と会談した。カイ首相はその中で、
 ベトナムと中国の関係は良好なもので、ベトナムは中国が
 改革開放を推し進め、発展を促した経験を学びたい。
 ベトナムは中国との経済貿易協力の強化を望んでおり、中
 国企業がベトナムへ投資することを歓迎し、これらの企業に
 より多くの便宜を図っていくと述べた。

●中国訪問中のスペインのモラティノス外相と、会見をした李
 肇星外相はスペインとの友好関係の発展は、両国民により
 多くの実益を与え、中国がEU欧州連合との全面的な戦略
 的パートナーシップの発展をより一層進めると述べた。
●経済的に厳しい地区や、鳥インフルエンザ被害が深刻な地
 区を援助するため、これら地区が行った消毒や無害化処理
 などに一定の補助金が支給される。

●22日は第14回「世界水の日」。中国水利省の胡四一次官は
 北京放送の記者のインタビューを受けた際、経済と社会の
 持続可能な発展を図るため、中国はこれから水資源を節約す
 る措置をより多く講じると述べた。
●欧州社会党のラスムッセン党首は、EUにとって中国の急速
 な発展は脅威ではないとした。

●国連安保理は21日の午後に行われる予定だった、イラン核
 問題に関する非公開会議を今週末に延期すると発表した。
●朝鮮外務省の報道官は、アメリカと朝鮮の核分野における
 協力は、朝鮮半島の核問題を解決する現実的な方法である
 とし、アメリカは朝鮮に先制攻撃すべきではないと述べた。
●ブッシュ大統領は21日に行われた記者会見で、イラク戦争
 の目的はアメリカ国民の安全保障にあると述べた。




先週一週間の青森での出来事(57)

2006-03-22 | 青森
3月13日~3月19日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■13日、むつ市で休業中の、むつ薬研温泉が全焼
■県内の社会福祉施設の24%が消防法違反
■13日、第16回ゆきのまち幻想文学賞決定
■13日、弘前市が市章選考委を来月設置
■13日、県気象問題連絡会を発足

■町立田子病院が2007年度から、無床診療所と介護老人保健施設に転換する
 方針
■13日、2000年に起きた城ケ倉転落事故で、遺族が市を提訴
■13日、県が水稲新品種の栽培技術研修会
■14日、2006年度県立高校入試の後期選抜
■14日、特別交付税3月分、本県に174億円

■14日、みちのく銀行で入行式
■14日、特定商取引法で愛知県の健康器具販売業者を、県が初の行政処分
■本県高校3年生の2月末現在の、就職内定率は79.3%
■県内今冬の、野鳥飛来数は平年並み
■横浜町で低レベル最終処分地勉強会

■1千万円を出資して設立した、第三セクター「川内リゾート開発」清算へ
■15日、県がリンゴ園地の雪害調査
■15日、東日本フェリー・室蘭航路の最終便が八戸を出港
■15日、県警本部が第一次異動と、第二次異動を内示
■15日、アスパムで、北のデザイン賞の作品展示

■15日、青森地方気象台が、今年一回目の開花予想
■15日、田名部中学校教諭を、県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕
■八戸港でアカイカ2年ぶりの豊漁
■弘前中央病院が、3月で救急輪番制離脱へ
■16日、青森空港の気象情報を公開

■県内中小企業の雇用延長動き鈍く
■NTT東日本青森支店は、県内の光回線カバー68%目指す
■16日、青森市で 酒酔い運転で25キロ逃走した男を逮捕
■16日、わいせつ目的誘拐、暴行の罪に問われた被告に、懲役3年、執行猶
 予5年の判決
■16日、大間町議会が、北通り三町村合併」の是非を問う住民投票条例案可決

■16日、県の補助金不正受給の、十和田市にある業者を告訴
■16日、認知症高齢者入所グループホームの、弘前消火栓未設置で関係者を
 告訴
■16日、青森銀行と三菱東京UFJ銀行が業務提携
■16日、十和田市が行革大綱とプラン発表
■17日、県職員、2388人の人事異動内示

■2005年の県内の、労働災害による死者、傷者とも増加
■日本原子力研究開発機構が、六ケ所村に事務所開設へ
■県青年の家が、今月で閉所
■17日、恐山の森林保護拡大へ初会合
■17日、7月に開館する県立美術館運営諮問会議が初会合

■八戸港へのアルゼンチンイカ水揚げが好調
■平川市の32歳の女性が、振り込め詐欺で60万円被害
■鯵ケ沢町が紛失金を、架空領収書で処理
■18日、県工業総合研究センターが、弘前市でデザインをテーマに研修会
■18日、むつ市で「青いうた」先行上映会

■18日、青森市で第1回全国高校カーリング選手権
■18日、JR五能線新車両「くまげら」出発
■県内のブロードバンド普及率低迷
■2006年度の、弘前大学医学部産婦人科への新規入局者はゼロ
■19日、モンゴルスキー選手と、弘大生らが大鰐温泉スキー場で交流会

■19日、八戸市で最大瞬間風速26.9メートル、青森市で18.4メートルを観測
■19日、青森市で縄文世界遺産登録推進懇話会
■19日、カーリング映画「素敵な夜、ボクにください」の青森ロケ終了

東奥日報、NHK青森放送


ロシアの声(3月20日放送)

2006-03-21 | ラジオ

●明日から2日間の予定で、中国を公式訪問するプーチン大統領は
 中国指導部との会談の成功を確信し、自らの中国訪問が新しい具
 体的な成果を挙げるよう期待している。
 訪問日程の中で中心になる出来事は、中国におけるロシア年の開
 幕セレモニーとなる。
 中国におけるロシア年と、ロシアにおける中国年は両国の国民をよ
 り接近させ、新しいプロジェクト等を通じた、建設的な協力関係を拡
 大することで、最終的にロシアと中国の戦略的パートナーシップを向
 上させることを目標としている。

●現在ウランバートルを訪問中のラブロフ外相は、モンゴル政府指導
 部との会談を実施する。
 外務省によると会談では、ロシアとモンゴルの二国間関係の発展が
 主な議題として扱われ、特に経済協力に大きな注意が向けられるこ
 とになっている。会談ではこのほか国際情勢、アジア太平洋地域状
 勢、それに北東アジア情勢に付いても意見が交わされる。
●国連安全保障理事会の常任理事国5カ国とドイツは、ニューヨークで
 会合を開き、イランの核問題に付いて話し合う。
 この会合では先週IAEAのエルバラダイ事務局長が送付した、イラン問
 題に関する報告書に対する安保理議長声明案の調整が行われる。

●日本は刑事事件の当事者支援分野における協力に関し、ロシアと早
 期に政府間協定を結びたいと考えていることを、日本の外務省高官が
 明らかにした。
●イラク開戦から3周年を迎えた日曜日、世界各地で大規模な反戦デモ
 が行われた。
●フランスの労働団体や学生組織の代表らは、今日フランス政府が若者
 の雇用に関する新しい方策を、撤回しなかった場合の抗議行動に付い
 て決定を下すことにしている。

●3月19日に行われたベラルーシの大統領選挙で、現職のルカシェンコ
 大統領が3選を果たした。中央選挙管理委員会の発表によると、開票が
 100%終了した段階で、ルカシェンコ氏への投票率は82.6%となっている。
 また投票率は92.6%だった。
 中央選挙管理委員会委員長は、選挙の最終結果は今週末に発表され
 ることを明らかにし、投票過程で深刻な不正は行われなかったと述べて
 いる。
 また野党の候補者らが選挙は不正だと主張していることに対し、委員長
 はこれを否定した。

●ツルクメニスタンはウクライナ政府に対し、すでに供給した天然ガスの費
 用を支払わなかったとして、非難する声明を発表した。
●日曜日14時37分、モスクワの南北を結ぶ地下鉄の路線のひとつで、天
 井が崩落する事故が起き、長時間に渡り運行が停止された。
 事故地点の真上で大型の、街頭広告を据え付ける工事を行っていた業者
 が、広告を支えるコンクリートの支柱を誤って、地中深く打ち込んでしまっ
 たのが原因とされている。幸いに怪我人はいなかった。

●プーチン大統領は昨日閉幕した、トリノ・パラリンピックで優秀な成績を収
 めた。ロシア代表チームの選手らにお祝いのメッセージを贈った。
 またプーチン大統領は出場選手らの高い技能と勇敢さ、そして驚くべき精
 神力と、たゆまぬ努力に対し感謝の言葉を述べた。
 今回の冬季パラリンピック大会には29人のロシア人選手が出場し、金メダ
 ル13、銀メダル13そして銅メダル7の、合わせて33のメダルを獲得した。

今回のトリノ・パラリンピックで、日本選手団が獲得したメダル数を答えられる
マスコミ関係者は何人いるのでしょうね。





中国の化学工場爆発事故による、アムール川汚染問題その後

2006-03-21 | ラジオ

ロシア連邦天然資源省は2002年から2005年の間に、中国領内の松
花江がアムール川の水質に与えた影響に関する報告書を発表した。
中国の化学工場爆発事故による、アムール川汚染・松花江汚染その
後と題して、ロシアの声評論委員は次のようにコメントしている。

報告書の中の水理化学的及び水理生物学的調査によると、松花江は
アムール川の水質にかなりネガティヴな影響を与えている。このことは
松花江がアムール川と合流する地点から200km以上、下流のアムール
川の水質の物理的また化学的数値がハッキリと示している。

中国吉林省の化学工場爆発事故によって、流れ出した有毒物質の影響
は国境を越えて松花江とアムール川の合流点から、下流220kmに位置
するハバロフスク地区でも認められている。
最近まで中国では汚染物質の投棄のデータに付いては、公にされなか
ったが、今回の事故により中国当局は言ってみれば手持ちのカードを見
せなくてはならなくなってしまった。

もちろんカードと言ってもトランプの話ではなく、エコロジー、つまり環境保
護に関するものだ。さまざまなデータによれば松花江からアムール川には
100トンから数100トンに及ぶベンゾ類やニトロベンゼンが流れ込んだ。現在
毒物は氷の中に留まり川底に沈殿している。しかしハバロフスク及び、ロシ
アその他のアムール川沿いの町や村では、特別の措置をとることを余儀な
くされた。
氷が溶ける春は一体どうなってどうなってしまうのか。最も豊かな知識のあ
る環境の専門家たちでさへ明確な答えが出せないでいる。

中国側は事態の深刻さを自覚しており、もちろん隣人を害するつもりは毛頭
無い。
中国の胡錦涛国家主席は環境を損なうことなく、調和的に経済を発展させて
いかなければならないとの考え方を絶えず繰り返し、こうした考えは中国の
第11次5カ年計画の中でも述べられている。

しかしそうした調和を保障することは至難の業である。その主な障害となるの
は経済発展のテンポが鈍れば、失業者の増大を呼び起こし、それによって社
会不安が高まってしまうことにある。
尚、現在アムール河沿岸に住むロシア人は、不快な臭いのする魚ばかりでは
なく、ロシア領内に入ってる不法な中国人の増加にも悩まされているが、中国
北東部にある公害の発生源であるような企業がもし閉鎖となった場合、職を求
めてそうした中国人がロシアのアムール川沿岸地域に移住するケースが、さら
に増えるのではないかと懸念が高まっている。

2月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル





一日に2回も「キャンディーズ特集」NHK-FM

2006-03-20 | ラジオ

今日一日だけでNHK-FM番組「ひるの歌謡曲」と「ミュージックプラザ
第2部」(担当つのだひろ)の番組で、キャンディーズ特集を組んでいた。
キャンディーズ・ファンの方には申し訳ないが、一日に2回もとなると正
直ウンザリしてしまう。
決して嫌いと言うわけではないが、好んで聴く事もない。

ただ、オニャンコクラブモーニング娘と言った大勢の人数のグループ
ではないので、キャンディーズの場合は顔と名前は一致する。

ちなみに新年度からミュージックプラザ第2部は、放送時間が15分延長
になるそうな。

しかし一日に、3回もblogに投稿して他にすることないのか>俺

GOLDEN☆BEST/キャンディーズ
キャンディーズ
Sony Music Direct

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読んだ「窓際OL 会社はいつもてんやわんや」を

2006-03-20 | 雑感

僕がこの本を買った理由はタダひとつ、好きな作家の一人である、どくと
るマンボウこと北杜夫氏の娘さんが書いたから。
もしこれが全然知らない美人OLが書いた作品なら、例え僕の好きな美
脚だろうがチョー美人だろうが、何の興味も示さなかったことだろう。

この本の存在は、ローカル新聞の本を紹介するコーナーに写真入りで掲
載されていた。お母さんの顔は知らないが、目の辺りが父のマンボウ氏
に似ているなぁと思った。
そして同じ面にはタレントで、美人女医としても知られている西川史子
顔写真が、手塚治虫ブラック・ジャック」に付いてのコメントと共に掲載さ
れていた。

新聞によると週刊新潮の人気コラム「トホホな朝 ウフフの夜」を読んでい
る人だったらお馴染みらしいのだが、僕は殆ど週刊誌を読まないので、娘
さんがコラムを書いていたことも、勤務先のヒット商品「マカ」の存在すら知
らなかった。

この本を読む前に抱いていたイメージは、東京のお台場にある一流企業に
勤めていて、しかも有名人のお嬢さんらしく(?)品があって綺麗ごとが並べら
れ、ブランド名が羅列されただけのつまらないものだと想像していた。
しかし数ページ読み進めていくと、嬉しいことに僕の期待を見事裏切ってく
れたではないか!!!。
このユーモアな表現力は、マンボウ氏から譲り受けたのかどうかは知らない
がホンマにおもろい。

サントリーという会社そのものも奇人変人大歓迎とあってか、最近のおわらい
タレント以上に面白い社員が集まっている会社であることも、面白く読めたひ
とつの要因であることは間違いないんだろうけど、恥の上塗りと言う言葉があ
るが、この本は著者の見事なセンスで、ユーモアの上塗りになっている。
人の言ったことをよく覚えているものだと感心するが、もしかしたら今流行のボ
イスレコーダーを、ブラジャーにでも忍ばせて歩いているのではないかと思って
しまうほどだ。

また自社社員に限らず、他社社員の会話も書かれているが、なかでも週間文
春編集部の会話もまた凄すぎて面白い。まさしくセクハラ何処吹く風といった
内容で、こんな会話が出来るところは羨ましい。

一方読んでいると、個人的に現実に引き戻されることがある。それは決して会う
ことは無いだろうと思われる有名人、そして決して行くことは無いだろうと思われ
る場所、さらに全く無縁な固有名詞が沢山登場する。
同じ日本に住んでいながら、僕には一生無縁な別世界の存在をまざまざと知ら
される。

また「つらいけど楽しい」と書かれているが、これは著者の素直な気持ちかも知
れない。
金を稼ぐと言うのは辛いことが多いのは確かである。
でもこれだけ楽しいことがあれば、充分なのではないだろうかとさへも思ってしま
う。

僕も数年間だけだったが、某大手自動車会社から発注された大きな仕事を、全
国に散らばっている仲間数人で仕事を請け負った経験があるが、正直楽しいと
感じた事は無い。
しかしそういった中で、唯一楽しかったのは、出張で東京に行った際、仕事仲間
と晩飯を食うための店を探すために、新宿四谷の街をふらふらとさまよったことだ
ろうか。

夜の四谷を歩きながら頭を過ぎった事は、故郷を離れ東京に移り住んでいる仲
間たちの顔だった。その多くが故郷には戻らず、長年東京で暮らしている。
故郷に帰ってこないところを見ると、少なくとも青森で暮らすよりは物理的には暮
らしやすいんだろうと思う。
しかしその仲間たちから結婚した話が全然伝わってこないところを見ると、ある意
味何処で暮らしても同じなんだろうかとも思ってしまう。

この本を読み終えて頭に浮かんだ言葉はただひとつ「格差」。


窓際OL 会社はいつもてんやわんや

新潮社

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ロシアの声(3月18日放送)

2006-03-19 | ラジオ

●プーチン大統領はEUを、最良のパートナー諸国に数えられ
 る存在だと称し、対する対ヨーロッパ外交路線は対外政策
 及び、経済政策の最重要路線のひとつであると述べている。
 これは金曜日にモスクワで、EUの行政執行機関である欧州
 委員会委員長との会談で明らかにした。
●国連安保理はイランの核問題に関する決議案を作成するな
 かで、イラン側に多少の歩み寄りを見せる修正を行った。

●イラクではアメリカ・イラク合同軍によってサマーラ近郊で、テ
 ロリストの殲滅を目的とした軍事行動が行われている。
 このなかアメリカ軍指令部は、木曜日にパラシュート部隊の
 アメリカ兵が1名が死亡した事を発表した。
 この日サラハディン地方で開始された大規模な軍事行動は、
 これからも数日行われる。
 サラハディン地方は別名スンニン派の三角地帯と呼ばれる地
 域で、反乱勢力が最も活発に活動を展開している所として知
 られている。

●ガザ地区北部では、金曜日に起きた爆発事件でパレスチナ
 人、2名が死亡3名が負傷してる。
 現在伝わっている情報では、パレスチナ人らはイスラエル領
 内に自然発火するミサイルを撃ち込むことを計画している。

●オランダのハーグの旧ユーゴスラビア国際戦法廷の収監所で
 死亡した、ミロシェビッチ元大統領の葬儀が営まれる予定だが、
 この葬儀にはミロシェビッチ元大統領の近親者は一人も出席
 しない見込みであることが、セルビア社会党の発表の中で明ら
 かになった。
 セルビア社会党副党首によると、ミロシェビッチ元大統領の近親
 者の身の安全が、完全に保障出来ないことからこの決定が取ら
 れたと言う。

●新たな雇用促進法の採択をめぐって、混乱の続くフランスでは、
 ドビルバン政権の市民雇用政策に反対する、全国一斉の抗議行
 動を行うことが宣言された。
 伝えられる情報によるとフランス全土で、150万人以上の市民が
 抗議行動に参加すると見られている。






中国国際放送(3月17日放送)

2006-03-18 | ラジオ

●中日友好21世紀委員会の第4回会議が、今月23、24日の両日に
 日本京都で開催される。会議では今の中日関係、両国の民間
 交流の強化など問題について討議され提案を行う。
●中国の検察機関は今年、幹部の職務怠慢と汚職に対する調査を
 強め、重大な腐敗行為を厳しく審理し処罰していくことにしていく。

●2010年の中国の原油加工能力を、今より9000万トン増加させるこ
 とになった。これにより2010年までに、中国の精油産業は国内の石
 油製品の国内市場の需要をほぼ満たせるまでになる。
●2005年、中国とロシアとの国境貿易額が一昨年より4割以上多い、
 約56億$に達した。
●ロシアのメドベージェフ第1副首相は、プーチン大統領の中国訪問に
 先立ち、露中双方による国家年イベントを評価。

●中国の漢方医薬はこれまで、世界の130の国や地区に伝わり、海
 外での漢方医業者の数も数十万となっている。
●中国天津港からアメリカのロサンゼルス港と、アラブ首長国連盟のジ
 ェベル・アリー港を結ぶ遠洋航路が開設された。
●国連安保理はレバノンのハリリ元首相暗殺事件に関する、国連独立
 調査委員会の責任者ブランメルツ氏の報告を聴取した後、議長声明
 を発表。この調査委員会の活動及びシリア側の協力を評価した。

●アメリカとイランは、イラク問題に付いて会談したいとそれぞれ表明した。
●アメリカの科学者は16日、H5N1型鳥インフルエンザウイルスのサンプ
 ルに対するヘムアグルチニン蛋白構造解析の結果、この種のウイルス
 は人から人へ感染するという変異を起こしていないことが判ったと発表
 した。
 2004年に鳥インフルエンザ感染により、ベトナムの児童の体内にある
 H5N1型ウイルスを解析したが、これが1997年に死亡した鳥から検出さ
 れたH5N1型ウイルスとはかなり違うことが判明し、またこの二つのウ
 イルスサンプルのヘムアグルチニン構造からみて、人から人へは感染
 しないことが示された。