4月6日にソチで行なわれた露米首脳会談は、様々な分野における今後の露米
協力の布石となることが期待される内容となった。
プーチン大統領、ブッシュ大統領というこの顔合わせ最後となった、露米首脳会
談では、今後の露米協力がテーマとなり、両大統領は関係の戦略的枠組みに関
する声明を採択している。
この声明は今存在する問題への突破口となる訳ではない。しかし文章の中で安
全保障や核兵器の不拡散、テロ対策やビジネス協力など、ここ数年の間の成果
を総括できたのは重要である。
会談終了後の会見でプーチン大統領は、声明の意義をこの様に評価している。

続けて次のように発言している。
「声明には特に軍政問題での食い違いも盛り込まれてはいる。しかし重要なのは
我々に、それらを克服する用意があることを確認した点にある。
それは建設的な関係発展の為の戦略的な選択と言うことだ。
両国関係は相互に抑制、牽制していた従来の枠から大きく脱した。
声明はこの先、将来を思考している。我々の提携関係の水準に対して、全ての事
柄に付いてステレオタイプなのものよりも、より信用できる評価が示されている」
プーチン大統領は記者会見で、この様にコメントしている。
では声明に示された露米関係は、今後どの様に進展していくのか。
これに付いては、それぞれの次期大統領に係ることか大きいだろう。
ロシア側の次期大統領は3月の選挙の結果、ドミトリー・メドヴェージェフ氏に決まっ
た。
ドミトリー・メドヴェージェフ氏もソチで、ブッシュ大統領との会談を実施しており、次の
ように見解を述べている。
「ここ8年間、露米協力の進展のためブッシュ大統領はプーチン大統領と共に、多くの
ことを成し遂げてきた。露米関係は世界の安定にとってキーなる要素であり、大統領
就任後は留まる事無く、先へと発展させていきたいと考えている」
メドヴェージェフ次期大統領は、このようにコメントした。
ロシア・アメリカ関係に中断は無い。メドヴェージェフ氏とブッシュ氏との次の顔合わせ
は洞爺湖サミットとなる。
4月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

協力の布石となることが期待される内容となった。
プーチン大統領、ブッシュ大統領というこの顔合わせ最後となった、露米首脳会
談では、今後の露米協力がテーマとなり、両大統領は関係の戦略的枠組みに関
する声明を採択している。
この声明は今存在する問題への突破口となる訳ではない。しかし文章の中で安
全保障や核兵器の不拡散、テロ対策やビジネス協力など、ここ数年の間の成果
を総括できたのは重要である。
会談終了後の会見でプーチン大統領は、声明の意義をこの様に評価している。
続けて次のように発言している。
「声明には特に軍政問題での食い違いも盛り込まれてはいる。しかし重要なのは
我々に、それらを克服する用意があることを確認した点にある。
それは建設的な関係発展の為の戦略的な選択と言うことだ。
両国関係は相互に抑制、牽制していた従来の枠から大きく脱した。
声明はこの先、将来を思考している。我々の提携関係の水準に対して、全ての事
柄に付いてステレオタイプなのものよりも、より信用できる評価が示されている」
プーチン大統領は記者会見で、この様にコメントしている。
では声明に示された露米関係は、今後どの様に進展していくのか。
これに付いては、それぞれの次期大統領に係ることか大きいだろう。
ロシア側の次期大統領は3月の選挙の結果、ドミトリー・メドヴェージェフ氏に決まっ
た。
ドミトリー・メドヴェージェフ氏もソチで、ブッシュ大統領との会談を実施しており、次の
ように見解を述べている。
「ここ8年間、露米協力の進展のためブッシュ大統領はプーチン大統領と共に、多くの
ことを成し遂げてきた。露米関係は世界の安定にとってキーなる要素であり、大統領
就任後は留まる事無く、先へと発展させていきたいと考えている」
メドヴェージェフ次期大統領は、このようにコメントした。
ロシア・アメリカ関係に中断は無い。メドヴェージェフ氏とブッシュ氏との次の顔合わせ
は洞爺湖サミットとなる。
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4月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
