とにかく祈る

東京武蔵野は、朝から雪が降っているが、積もってはいない。

しかし、これから積もるということなので、出かけるのはやめよう。
熱が下がったばかりだし。

インフルエンザのヨメも、おとなしく、というか、むしろうるさく横になっている。
なぜ、うるさいかというと、寝ていないときは絶えず「痛い」「苦しい」アピールを繰り返すからである。


アイタタタタタタタァ～～！！！！！


まあ、それで気が紛れるのなら、よしとしましょう。

これから大雪が降るというのに、息子は、友だちと新座まで行った。
何をしに行ったかは知らない。

娘は、さいたま市に住んでいたころのお友だちに会いに、東京より積雪が多いであろう大宮まで出かけていった。

（我が家に居候中の）娘のお友だちは、「ちょっと集中力をつけに」と言って、三鷹市の図書館に、先ほど出かけた。
私が作ったお弁当を嬉しそうに持っていった。

唐揚げ弁当。

「マツコのパピーの作る唐揚げ、ドンピシャなんですよね！　オレの味覚にストライクですぅ！」

こうなると、ほとんど実の娘と言っていい。

同じ高校を推薦入試で受験したとき、娘だけが受かるという悲しい結果になったが、娘のお友だちは、「オレ、大丈夫です。オレは一般入試の方が自信ありますから」と、落胆する私を逆に慰めてくれた。

だから、一般入試に受かってくれることを切に願う。

そして、春からは娘と同じ高校に仲良く通って欲しいと思う。

そのためには、全ての神や仏に祈る。

私は罰当たりな無心論者だが、とにかく祈る。

道端の石にだって祈る。


お願いします。

お願いします。