リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

ウタダヒカル

2011-02-19 09:02:25 | オヤジの日記
iPodには、宇多田ヒカルの曲が12曲入っている。

他に入っているのは、東京事変、椎名林檎。
これで全体の7割以上を占める。

そのほかに、浜田省吾、BIGBANG、G-Dragon、2NE1、BoA(韓国版)、斉藤和義、BLANKY JET CITY、加藤ミリア、安室奈美恵、Weather Report、Chick Corea、Deep Forest、Enigma、The Freeなど。

宇多田ヒカルの曲は、気に入っている。

「下世話」でないところがいい。

あれだけのビッグヒットを飛ばす曲というのは、たいていは下世話である。

フアンの方には申し訳ないが、サザン、桑田佳佑、ミスチル、ビーズなど、ヒット曲を数多く持っている人の曲は、売ろうという意識がどこかにあるから無理がある。

もちろんプロなのだから、売ろうという意識は必要だろうが、私はその下世話さが、あまり好きではない。

それに対して、宇多田ヒカルは、一番を狙っていないように思える(そう私が勝手に思っている)。

「一番じゃなきゃダメなんですか」と、疑問を提示する蓮舫氏。

一番じゃなくてもいいだろう、というのが私の考え方。

好きなことに没頭して、結果的に一番になるのはいいだろうが、全てを押しのけて一番をめざすことはない。
一番は、頑張った結果のご褒美として、なればいいのではないだろうか。

甘い考えだということは、百も承知だが・・・・・。


そこで、宇多田ヒカル。

彼女の歌には、がっついたところがない。
かきたい曲、作りたい曲、歌いたい曲をそのまま作品として残しているような気がする。

だから、たとえば、それは純粋なショービジネスではない。

趣味と言っていいものだ。

趣味で作っているから、簡単に休むこともできる。

プロは、休んでも、そのブランクには、曲作りが前提にあるが、宇多田ヒカルの場合は、おそらくそうではない。

ただ、純粋に休みたいのだと思う。

休んで、復活する気があるかもわからない。
趣味として曲を書いても、発表したくなければ、それがどんなにいい歌でも、彼女は発表しないだろう(という気がする)。


その下世話ではない生き様を、私は気に入っている。