菅内閣の支持率が下がったという。
たとえば、「10ポイント下がった」と書く。
あるいは「大幅下落」と書く。
「危険水域突入」などという表現もある。
書く側は、それで支持率低下を強調したいのだろうが、私からすると、それは世論誘導に思える。
「支持率○○パーセント」とだけ書いて、あとは読者の判断に任せる、という方式をなぜ取れないのかと思う。
メディアは、自民党の政権末期から、ずっとその手法を繰り返してきた。
「支持率急降下」の枕詞(まくらことば)の次に、本来ならそれが一番重要なはずの支持率が来る。
他にも、たとえば今回のフィギアスケートの「四大陸選手権」では、優勝した安藤美姫への報道より「浅田真央復活のきざし」の方が、扱いが大きい。
浅田真央の商品価値を高めることに、メディアは積極的である。
大会の優勝よりも、そちらの方が重要、という扱いだ。
「菅内閣、危ないな」
「もう持たないな」
「真央ちゃん、復活して欲しいな」
「スポーツ氏の一面は、やっぱり真央ちゃんでないとな」
沢尻エリカはあばずれで、海老蔵は放蕩息子で、斉藤佑樹は救世主だ。
アナウンス効果。
バンドワゴン効果。
見出しだけが目立てば、それは「いい記事」だという、大きなおごり。
大きな勘違い。
だから、私はメディアが作る見出しは「話半分以下」で見ることにしている。
たとえば、「10ポイント下がった」と書く。
あるいは「大幅下落」と書く。
「危険水域突入」などという表現もある。
書く側は、それで支持率低下を強調したいのだろうが、私からすると、それは世論誘導に思える。
「支持率○○パーセント」とだけ書いて、あとは読者の判断に任せる、という方式をなぜ取れないのかと思う。
メディアは、自民党の政権末期から、ずっとその手法を繰り返してきた。
「支持率急降下」の枕詞(まくらことば)の次に、本来ならそれが一番重要なはずの支持率が来る。
他にも、たとえば今回のフィギアスケートの「四大陸選手権」では、優勝した安藤美姫への報道より「浅田真央復活のきざし」の方が、扱いが大きい。
浅田真央の商品価値を高めることに、メディアは積極的である。
大会の優勝よりも、そちらの方が重要、という扱いだ。
「菅内閣、危ないな」
「もう持たないな」
「真央ちゃん、復活して欲しいな」
「スポーツ氏の一面は、やっぱり真央ちゃんでないとな」
沢尻エリカはあばずれで、海老蔵は放蕩息子で、斉藤佑樹は救世主だ。
アナウンス効果。
バンドワゴン効果。
見出しだけが目立てば、それは「いい記事」だという、大きなおごり。
大きな勘違い。
だから、私はメディアが作る見出しは「話半分以下」で見ることにしている。