ネットを見ていたら、次の総理大臣に相応しい人の1位が、オザワ氏だった。
何かの悪い冗談かと思った。
自民党内で派閥争いに敗れ、新党を次々に作ってはつぶし、主流になりきれず、敗北の歴史を繰り返してきた男が、なぜ首相に相応しい男なのか。
私は、彼の歴史の中で一度も強烈な指導力なるものを見たことがない。
いつも裏に回って、暗闇の中で選挙の票を読んでいたイメージしかない。
そのどこに、指導力、統率力があるというのだろう。
要するに、それは、マスコミが彼を表現するときに必ず冠につける「剛腕」から来ているのだろう。
「剛腕」のイメージはマスコミが作ったもので、彼は政治的なものは、政権をかき回すことくらいしかしていない。
ただ、仏頂面で、強面らしき雰囲気をまき散らしていただけである。
かつて、コイズミ氏という人がいたが、彼はマスコミ操作が、天才的にうまい人だった。
彼が残したものは、格差社会だけだったが、マスコミはただ「受ければ」それでいいという報道に終始した。
その結果、彼はマスコミに背中を押されて、多大な人気を博した。
しかし、それだけの人だった。
都知事になって3期のイシハラ氏は、ほとんど実績らしいものを残していないが、強気で強面というポーズをマスコミが取り上げるから、何もしていなくても知事の椅子に座っていられる。
ここでも、マスコミが取り上げた政治家のポーズに、有権者が反応して、「彼は有能だ」というお墨付きを得る。
ただ、マスコミが頻度多く取り上げるだけで、彼の支持率は安定するのである。
内容などは、いらない。
オザワ氏が「剛腕」だと数回言えば、オザワ氏こそ総理に相応しい男だというイメージが作り上げられる。
実に、楽しい。
本当に、楽しい。
何かの悪い冗談かと思った。
自民党内で派閥争いに敗れ、新党を次々に作ってはつぶし、主流になりきれず、敗北の歴史を繰り返してきた男が、なぜ首相に相応しい男なのか。
私は、彼の歴史の中で一度も強烈な指導力なるものを見たことがない。
いつも裏に回って、暗闇の中で選挙の票を読んでいたイメージしかない。
そのどこに、指導力、統率力があるというのだろう。
要するに、それは、マスコミが彼を表現するときに必ず冠につける「剛腕」から来ているのだろう。
「剛腕」のイメージはマスコミが作ったもので、彼は政治的なものは、政権をかき回すことくらいしかしていない。
ただ、仏頂面で、強面らしき雰囲気をまき散らしていただけである。
かつて、コイズミ氏という人がいたが、彼はマスコミ操作が、天才的にうまい人だった。
彼が残したものは、格差社会だけだったが、マスコミはただ「受ければ」それでいいという報道に終始した。
その結果、彼はマスコミに背中を押されて、多大な人気を博した。
しかし、それだけの人だった。
都知事になって3期のイシハラ氏は、ほとんど実績らしいものを残していないが、強気で強面というポーズをマスコミが取り上げるから、何もしていなくても知事の椅子に座っていられる。
ここでも、マスコミが取り上げた政治家のポーズに、有権者が反応して、「彼は有能だ」というお墨付きを得る。
ただ、マスコミが頻度多く取り上げるだけで、彼の支持率は安定するのである。
内容などは、いらない。
オザワ氏が「剛腕」だと数回言えば、オザワ氏こそ総理に相応しい男だというイメージが作り上げられる。
実に、楽しい。
本当に、楽しい。