そろそろメジャーリーグの季節。
マツイは、今年どうだろうか。
新天地で、実力を発揮できるだろうか。
クロダの肩は、シーズンを通して好調を維持できるだろうか。
ニシオカの足は、メジャーで通用するだろうか。
40歳を過ぎたサイトウの肩とひじは、パンクすることなく150キロの球を投げ込めるだろうか。
そして、イチロー。
プロのアスリートにとって、37歳は、老いの坂道を転がり始める時期だ。
どんなに節制しても、老いは残酷だ。
イチローにも確実にやってくるものだ。
37歳にして、キャリア最高の成績を上げる人はいるが、それは打撃に関してだけである。
打撃は、技術の貯金ができるから、その貯蓄率の高い人は、成績を大きく落とすことはない。
ただ、そんな人でも脚力や肩は確実に落ちる。
スピードを形づくる速筋は、貯蓄ができない。
老いれば、確実にスピードは落ちる。
もともとパワーヒッターだけがもてはやされるメジャーの世界では、遠くに飛ばすことが好打者の条件だから、守備率が落ち、走れなくても、最初からパワーしか求められていない打者は、よほど長打力が落ちない限り「老いたこと」を批判されることが少ない。
しかし、イチローのような強肩高速巧打の打者は、総合力の衰えがわかりやすということがある。
3割を打っても、肩が衰え、盗塁が減ったら、「とうとうイチローも衰えたな」という印象を誰よりも強く与えてしまうのある。
つまり、打つだけのパワーヒッターよりも、老いのハードルが高いのである。
その高いハードルを悠々と越せなくなると「老いた」と即断される。
昨年までのイチローは、「老いた」印象はなかった。
しかし、37歳。
いつまでも彼がスピードスターでいられるわけがない。
彼が、今年もスピードスターでいられるのか。
それとも、今年が転機になってしまうのか。
今年のイチローから、目が離せない。
マツイは、今年どうだろうか。
新天地で、実力を発揮できるだろうか。
クロダの肩は、シーズンを通して好調を維持できるだろうか。
ニシオカの足は、メジャーで通用するだろうか。
40歳を過ぎたサイトウの肩とひじは、パンクすることなく150キロの球を投げ込めるだろうか。
そして、イチロー。
プロのアスリートにとって、37歳は、老いの坂道を転がり始める時期だ。
どんなに節制しても、老いは残酷だ。
イチローにも確実にやってくるものだ。
37歳にして、キャリア最高の成績を上げる人はいるが、それは打撃に関してだけである。
打撃は、技術の貯金ができるから、その貯蓄率の高い人は、成績を大きく落とすことはない。
ただ、そんな人でも脚力や肩は確実に落ちる。
スピードを形づくる速筋は、貯蓄ができない。
老いれば、確実にスピードは落ちる。
もともとパワーヒッターだけがもてはやされるメジャーの世界では、遠くに飛ばすことが好打者の条件だから、守備率が落ち、走れなくても、最初からパワーしか求められていない打者は、よほど長打力が落ちない限り「老いたこと」を批判されることが少ない。
しかし、イチローのような強肩高速巧打の打者は、総合力の衰えがわかりやすということがある。
3割を打っても、肩が衰え、盗塁が減ったら、「とうとうイチローも衰えたな」という印象を誰よりも強く与えてしまうのある。
つまり、打つだけのパワーヒッターよりも、老いのハードルが高いのである。
その高いハードルを悠々と越せなくなると「老いた」と即断される。
昨年までのイチローは、「老いた」印象はなかった。
しかし、37歳。
いつまでも彼がスピードスターでいられるわけがない。
彼が、今年もスピードスターでいられるのか。
それとも、今年が転機になってしまうのか。
今年のイチローから、目が離せない。