ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

季節限定「大人のチョコレートラスク」はワインにも合います

2015-01-31 15:40:36 | 甘いもん
今週は外出が多く、原稿締切もあり、ハードな1週間でした。
そんな中、表参道の「リヴァ デリ エトゥルスキ」に出かけた帰り道に、同じく表参道にある大好きなラスクの店 「麦工房」 に立ち寄り、気になっていた季節限定ラスクを購入してきました。


大人のチョコレートラスク ラムレーズン&オレンジピール  麦工房 シベール
4袋入り 600円(税込 648円)

冬になると、チョコレートをコーティングした「チョコラスクル」が発売されますが、
それに加え、この冬は、こんな素敵な2種のチョコレートラスクが登場しました


4袋入り箱はちょっとしたプレゼントにも便利   1枚ずつ袋に入っています



ラムレーズンラスク(手前)は、刻んだレーズンを混ぜ込んだホワイトチョコレートでコーティングされています。
ラム酒が加えられ、華やかに香り、口にしてもラム酒がはっきりとわかります。
トッピングされているのは、2種類のレーズンです。
緑のレーズンの色がアクセントになっていて、いいですね

オレンジピールラスク(奥)は、ビターなクーベルチュールチョコレートに、ブロークンオレンジピールが加えられています。
こちらにはお酒は入っていません。
トッピングされているオレンジの砂糖漬のほろ苦さと爽やかな酸味が、ビターチョコとよくマッチ。



せっかくなので、この2つのラスクを ワインと合わせてみました

以前、ドイツ菓子「グマイナー」のフォルカーさんに聞いたのをヒントに、ホワイトチョコのラムレーズンラスクはソーヴィニヨン・ブランの白ワインに合わせてみました。それも、果実味が豊かで、どちらかというと甘さを感じるものを選びました。
予想通り、果実味がリッチでふくよかなソーヴィニヨン・ブランは、ホワイトチョコのラムレーズンラスクと最高のマッチングを見せてくれました。この組み合わせは私のイチオシです

ビターチョコのオレンジピールラスクは、赤ワインに合わせてみました。
なめらかでまったり感があり穏やかな酸をもつ赤ワインが、チョコ部分もオレンジもよく合いました。
繊細なピノ・ノワールは、オレンジの部分と一緒に口に入れると、オレンジの甘酸っぱさが赤ワインとよく溶け合いますが、チョコだけでは、チョコが少し勝ってしまいます。

これを上記のソーヴィニヨン・ブランに合わせると、オレンジの部分が仲介役となって、これもまた、とてもいい感じのマリアージュとなりました。



どうせなら、このラスクも試してみましょう


ラスクフランス ショコラ (14枚入り) 500円(税込540円) 麦工房 シベール

こちらは麦工房の定番ラスクです。
生地にチョコチップが混ぜ込まれ、上にシュガーがかかっています。



右がショコララスク。
大人のラスク2種は、サイズがやや大きいものを選んでいるのでしょうか?

ショコララスク をワインと合わせると、繊細なピノ・ノワールはNGでした。
まろやかな赤も、リッチな果実味のソーヴィニヨン・ブランも、多少はマッチしますが、ラスク生地がワインの水分を妙に吸い取ってしまうので、これはなかなか難しいかも。

ワインとラスクを合わせるのなら、ラスクフランスの「ガーリック」でしょうか。
あと、季節限定の「つぶつぶ苺」のラスクなら、今回合わせたタイプの白ワインとの相性が良さそうです。

また別のフレーバーを入手しに行きたいと思っています


麦工房 シベール
http://www.ruskfrance.net/shop/

コメント
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