ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

スコッチウイスキー「ホワイトホース」ブランド世界初「缶ハイボール」発売!

2018-07-02 10:00:00 | ワイン&酒
先日、キリンの記者発表会に出かけたところ、ビールかと思っていたら、
缶ハイボール「ホワイトホース ハイボール」新発売の発表会でした。


ホワイトホース ハイボール  2018年7月10日(火)新発売

私自身は、あまりウイスキーは飲んできませんでしたが、日本のウイスキー市場は2009年以降連続で伸びており、約2倍に拡大しているそうです。

2009年はハイボールブームとなった年で、とりわけジャパニーズウイスキーが市場を牽引し、ウイスキー全体の消費が伸びています。
2014年以降は、輸入ウイスキーの伸びが顕著で、中でもスコッチウイスキーは+12%とダントツ(ジャパニーズは+1%)の伸びです。

ハイボールブーム以降、もっと色々なものを飲んでみたい、本格的なものも飲んでみたい、という消費者の意識や興味が高まってきた、という背景があるようです。
NHKの朝ドラ「マッサン」(2014年9月~2015年3月)の影響もありそうですね。

ウイスキー市場のシェアは、ジャパニーズ78%、スコッチ12%、バーボン10%、
ハイボール缶のシェアは、ジャパニーズ95%、バーボン5%だそうです。




そこでキリンでは、現状のハイボール缶に満足していない消費者のニーズに応えるため(ウイスキーの香りがしない、ウイスキーの味わいがない、人工的な感じ -を打破!)、国内スコッチウイスキーNO.1ブランドの「ホワイトホース」で、スコッチウイスキーだけを使ったハイボール缶を発売しよう!ということになりました。

スコッチウイスキー
とは、スコットランドでつくられるウイスキーのことですが、「ホワイトホース」は120年の歴史があり、日本市場でも100年以上飲まれているブランドです。
花のような華やかさとハチミツのような甘さを特徴とするハイランドモルトと、スモーキーさとドライなキレが特徴のアイラモルトをブレンドし、まろやかでバランスの取れた味わいの本格スコッチウイスキーです。




さて、缶ハイボールを試飲してみると、まず香りの良さに感動~
ウイスキーというと、樽!っていうイメージですが、フローラルで上品な香りがふわりと感じられ、飲むと、しっかりウイスキーの味がします。
アルコール6%(試行錯誤で選び抜いたアルコール度数だそうです)と軽やかなのに、「しっかり飲んだ」感覚になりました。
これは飲みごたえがあります。
でも、泡のキメは細かく、ガツン系というより、エレガント系です。




記者会見ではTVカメラが何台も来ていました!
ワインの会見より記者の数も多いように思います。



「ホワイトホース ハイボール」はオープン価格ですが、参考価格は350ml缶が178円、500ml缶が240円(税抜)。
この価格で、これだけ満足感の高い味わいが楽しめるのは素晴らしい

缶ハイボールはこれまで一度も買ったことがない私ですが、この「ホワイトホース ハイボール」は買ってみたくなりました。

ウイスキーの味わいがしっかり楽しめるので、飲み方としては、食事と一緒に、というよりも、食後にチーズやチョコをつまみながら、なんていかがでしょう?
夏の夕方、アペリティフタイムにゆったり楽しむ、っていうのもアリかも。

ガーッと飲まず、ちょっと優雅に飲みたくなる味わいの缶ハイボールだと思いました。

※キリン株式会社

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