【人工股関節置換】手術から11カ月が経過しました から続きます
昨年の6月に受けた左股関節の人工関節置換手術から1年が経過しました。
コロナでステイホームが続き、代わり映えのしない日々だったせいか、淡々と過ぎた1年でした。
術後1年経過、ということで、主治医の診察に行ってきました。
まずはレントゲンです。
全身撮られることがわかっているので、下着も着衣もスナップ、ホック、ボタン類が一切ないものを着けていきます。
女性の方は、スポーツブラタイプがオススメです。
トップスはTシャツやチュニック、ボトムスのウエストはゴムで完璧 (笑)
以前のレントゲン写真と並べると、少し変化がありました。
私は幼少時の手術の際に左の骨切りをしているので左脚の方が少しだけ短く、人工股関節にした際に両脚の長さを揃えました。
長さは揃っても、これまでの姿勢の影響で、骨盤の左側がだいぶ下方向に歪んでいました。
その歪みが改善され、骨盤の傾きが少しだけ水平に戻ってきました。
これまでの数十年の積み重ねの歪みが、手術をしたからといってすぐに戻るわけではありません。
でも、術後1年で目に見えてわかるくらいに傾きが改善されてきました。
この先、2年、3年と時間を重ねれば、もう少しよくなってきそうかも。
歩行の際も、手術の際に長さを調整した左脚の方が長く感じる違和感がこの1年ありました。
時間の経過とともにその違和感もだいぶ軽くなってきましたが、1年経過の今の段階でも、まだほんのわずかですが、違和感があります。
両脚の長さがほぼ同じで、手術の際に調整していない人だと、左右の長さの違和感はほとんど感じないかもしれません。
その場合は、術後の経過が、もっと早く進むかも?
ただ、「年齢」も重要で、高齢者だと、術後の快復はゆっくりになると思います。
今回の診察の際に、左の膝の裏側が突っ張る感じがあること、それを解消するために、膝の裏伸ばしをしている、と医師に伝えたところ、「膝の裏伸ばしは重要」との返答。
これは気付いた時にできるので(壁に手をついて膝の裏を伸ばすだけ)、ちょくちょくやってます。
それから、手術後に看護師さんから口を酸っぱくして言われた「脱臼」の心配ですが、術後の1年間無事に過ごせたので、この先99%は脱臼の心配はない、とのお墨付きをいただきました。
100%でないのは、変な体勢で転んだ場合、NGな方向に力が働くかもしれないからだそうです。
普通に転倒したくらいでは大丈夫そうですが、転ばぬ先の杖、ということで、体幹を鍛えたり、片足立ちでバランスを取ったり、という軽い運動は続けていこうと思います。
ちなみに、手術痕ですが、まだまだしっかり赤みが残っています。
ところどころ白くなってきた部分もありますが、赤みが取れるのは、もっともっと先でしょうね。
見えるところではないので、手術痕については気になりません。
1年前は、コロナの波が少し落ち着いてきたものの、院内は面会不可。
手術の時は家族の立ち合いなく、入院&退院の際もひとりでした。
1年が過ぎても、病院はいまだに面会不可となっていました。
不要不急の手術は延期されることも多いようですが、私は1年前に手術できて良かったと思っています。
1年かけて、ようやく以前の90%くらいのところまで戻ってきました。
我が家のガクアジサイが開いてきました
妻が15年ほど前に手術しました
数年後もう片方も今は普通に過ごして
います。
『ゆっくり頑張って下さい』
奥さまは両側とも手術されたのですか。
大変でしたね。
でも、今はもう普通に過ごされてると聞き、ほっとしました。時間をかけることが大事なんですね。