シリコンスチーマーを蒸して作る蒸しパンがうまい～

シリコンスチーマー　って、ご存じですか？

 

男性だとあまりピンと来ないなもしれませんが、

シリコン製の容器で、電子レンジで使うと便利な調理器具、といわれています。

 

我が家にも、なにかのノベルティでもらったシリコンスチーマーがひとつあるのですが、家には電子レンジがないので使いようがなく、邪魔なので捨てるしかないかも…と思っていました。

が、ネットで検索すると、シリコンスチーマーと電子レンジで「蒸しパン」が簡単に作れるものの、それをあえて蒸し器で調理してみたところ、電子レンジでチンしただけの蒸しパンよりも上等な蒸しパンができた！という例を見つけました。

 

電子レンジバージョンの蒸しパンは、ホットケーキミックスを溶き、シリコンスチーマーの容器に入れ、それを電子レンジでチンします。時間はものの数分です。

 

蒸し器バージョンでは、ホットケーキミックスを溶いてシリコンスチーマーの容器に入れるところまでは同じですが、シリコン容器を蒸し器で蒸します。

この方法なら、電子レンジのない我が家でもできると思い、試してみました。

 

注意点としては、シリコンスチーマーを鍋と直接接触させないことです。

蒸し器がなくても、お湯を張った鍋にお茶碗を逆さにした簡易蒸し器が使えます。

私の持っているシリコンスチーマーは細長い楕円形なので、直径が大きな鍋が必要です。

フライパンで試したところ、フライパンは深さが浅いので、蒸しパンが膨らんだ時に、フタの裏側に生地がくっついてしまいました。

なので、ある程度の深さのある鍋がオススメです。

 

鍋底にキッチンペーパーを敷く方法もあり、これが簡単なので、私はこの方法を使ってます。

鍋にお湯をわかし（高さ1cm～1.5cmほど）、キッチンペーパーを敷いた上に容器を乗せます。

 

 

今日の昼も、ホットケーキミックスとT-falの深鍋＋キッチンペーパーで調理しました。

 

今回は、生地を流した上にプロセスチーズをトッピングしています。

最初に作った時、干しブドウを最初から生地に混ぜ込んだところ、干しブドウが底に沈んでしまいましたので、それ以来、具材は最後にトッピングするようにしています。

 

鍋にお湯を張り、キッチンペーパーを敷いたところにシリコンスチーマーを置いて10分蒸します。もちろん、蓋をしています。

つまようじを刺して、生地がまだベタベタしていたら、もう少し蒸します。

 

 

チーズを乗せた蒸しパンの出来上がり～

長さ20cmほどの型で、ホットケーキミックス75g、水＋卵1個で溶いた生地です。

蒸し器だとふわっふわに出来上がりますよ

 

電子レンジでチンする方法だと、生地に火は通るものの、ペタッとした感じになるみたいです。

蒸し器の方が加熱時間は長くなりますが、おいしさファーストなら蒸し器でしょう。

我が家には電子レンジがないので比較できませんが、シリコンスチーマーを使って鍋で蒸すというカンタンな方法でおいしい蒸しパンができるので、今後もこれで作っていこうと思います。

 

3月にホームベーカリーを購入して以来、パンを焼くこことが多いですが、シリコンスチーマーの蒸しパンは調理時間が非常に短いので（粉を準備するところから20分くらいで完了！）、すぐに食べたいときは蒸しパンを作るようになりました。

 

シリコンスチーマーだと、出来上がりのパンがペロッとキレイに剥がれますが、スチーマーの底にバターやオリーブオイルを塗っておくと、より剥がれやすく、風味もよくなるのでオススメです

 

結論：捨てようと思っていたシリコンスチーマー、捨てなくてよかった！(笑)

 

ちなみに、シリコンスチーマー容器は、100均でも売っているらしいですよ。