我が家の庭の柿の木は今年は豊作!という話を書きました。
いつもは渋柿なのに、今年はなぜか、そのまま食べられます。
柿は赤くなったら早く収穫しないとカラスなどに突っつかれるので、いま、毎日のように収穫に追われています。
例年のように、外出する機会があれば、知人、友人におすそ分けしたいところですが、それもなく、柿はどんどんたまる一方なので、必死に食べてます
柿でいつも思い出すのが、海外での名称です。
海外でも、「柿」は「KAKI」。
どの国でもそうでした。
KAKI Pomme
こちらは、何年か前の秋、フランスの美食の町リヨンの旧市街の果物店の店頭で見たもので、柿は「Kaki Pomme」と書かれています。
Pommeーポンムはフランス語でリンゴのこと。
リンゴはバラ目バラ科リンゴ属、柿はツツジ目カキノキ科カキノキ属。
わたしたち日本人は、柿とリンゴが別物ってわかりますが、KAKIとは何ぞや?と思うフランス人には、Pommeと表記すると、あ、リンゴに近い感じのものなのね、と理解しやすいのかもしれないですね。
同じ店で、こちらのリンゴは「Pomme Fuji」
おお、フジリンゴ!
日本からの輸入品だと思いますが。
すごいツヤッツヤ~
KAKIとFujiを見かけたリヨン旧市街のフルーツ店
日本の果物や野菜が、海外でもそのままの名前で売られているのはよく目にします。
スーパーのキノココーナーでは、「Shiitake」(シイタケ)をよく見ます。
日本の物、ではありませんが、上記のフルーツ店から徒歩圏内に、こんなワインショップがありました。
「フランスワインショップ」「デリバリーサービス」「オールドヴィンテージレアワイン」という日本語の表記がありました。
リヨンは人気観光都市ですから、日本人観光客も多いでしょう。
私が出かけたのは秋ですが、普通の平日で、そもそも観光目的ではなかったので、日本人の姿は一人も見ませんでした。
コロナが収束して、世界各地に自由に行けるようになったら、またぜひリヨンも再訪してみたいものです
イタリアでは庭に柿の木があり実がなっていました。
日本に来たギリシャ人に柿の話をすると、とたんに顔をしかめました。多分最初の柿が渋柿だったのでは。
柿の渋いのは本当に渋いですから、そのギリシャの方の気持ち、わかります