ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ドイツとイタリアで買ったイースターのチョコレート+ベルギーチョコ

2019-04-15 19:06:52 | ワイン&酒
2日間かけて、イタリアとベルギーのイースター菓子を紹介しましたが、私が買ってきたお菓子の一部を紹介しましょう。



3月のドイツで買ったキュートなイースターチョコレート。

Proweinで出かけていたドイツで、泊まっていたホテルがある駅前のスーパーで見つけました。
イースターの季節ならではのパッケージですし、手頃なサイズと価格なのがマル。




こちらは、先週のイタリアで入手。
泊まっていたヴェローナのホテルから徒歩10分ほどのところにハイパーマーケットがあり、これまた手頃なサイズと価格だったので購入。

どれも子供向けのカジュアルなイースターチョコですが、こういうのは地元スーパーじゃないと手に入らないものなので、ある意味、貴重かと(笑)




ベルギーでは、チョコレートショップがあまりにも多くて悩みました。
こちらはブリュッセル南駅構内で買ったベルギーチョコ。
有名ブランドではないですが、さすがのおいしさでした。


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高級チョコレートショップに並ぶベルギーのイースター菓子@ブリュッセル

2019-04-14 18:51:29 | お出かけ&旅行
昨日は、イタリアで見つけたイースター菓子を紹介しましたが、
本日は、今年3月に ベルギーで見つけたイースター菓子を紹介します。

ベルギーといえば、チョコレート



ブリュッセル中央駅から近いショッピングアーケード“ギャルリ・サンテュベール”には、ファッションブランドをはじめ、ベルギーが誇るチョコレートブランドが、文字通り軒を並べていました。




もう完全に「卵」にしか見えませんが、これはチョコレートのイースターエッグです。
このイースターエッグがあったのは、「Mary」という店。


Mary



かわいいウサギ型チョコと小さなイースターエッグもMaryのショーウインドウにありました。



NEUHAUS



巨大なチョコレートのイースターエッグ!



DANDOY

ダンドワの店内には喫茶室があり、にぎわっていました。



Leonidas



PIERRE MARCOLINI



日本でも人気のピエール・マルコリーニは大人っぽい雰囲気がありますが、ショーウインドウにあったキュートなウサギにびっくりでした。



CORNE PORT-ROYAL



コルネ・ポート・ロイヤルでは、ブリュッセル名物のチョコレート版「〇〇小僧」も(笑)



かわいいチョコのウサギのカップルは、新婚カップルへのプレゼントなどに喜ばれそう




La Berguique Gourmande は、ベルギーのおいしいものを集めたセレクトショップのようです。



この時期はイースター菓子、チョコレートがメインになっていました。



かわいいものがいっぱいで、テンション上がります!(笑)



このショップでは、色々なメーカーの商品が置いてあるので、お土産探しに便利だと思いました。





このアーケード“ギャルリ・サンテュベール”、チョコ好きにはたまらないと思います。
日本にないブランドもあるし、思わず爆買いしそう?(笑)




ブリュッセル中央駅からグランプラスを経て“このギャルリ・サンテュベール”を抜けると、カフェ&ブラッスリー「A La Mort Subite」(ア・ラ・モール・シュビット)があります。




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イタリアで見つけたイースター菓子

2019-04-13 22:17:08 | お出かけ&旅行
次の日曜日、4月21日は 復活祭(イースター) です。

カトリックのお祭りなので、日本では大々的には取り上げられませんが、イースターのシンボルであるウサギや卵を象ったお菓子が可愛いので、この時期は日本でもケーキ屋さんなどで、これらのイースター菓子を見かけますよね。

私が先日出かけていたイタリアはカトリックの国。
お菓子屋さんはもちろん、スーパーでもさまざまなイースター菓子が売られていました。



イースターエッグやウサギ型のチョコレートは、ドイツでもベルギーでも見ましたが、イタリアらしいイースター菓子といえば、コロンバです。



コロンバは、イースターの象徴のひとつである「鳩」を象った焼き菓子で、イタリアのロンバルディア州が発祥といわれています。



クリスマスのパネットーネのように、箱や紙に包まれたパッケージで、スーパーでは箱入りのコロンバがドーンと積み上げられていました。



中身の見た目は、鳩の形状以外は、クリスマス菓子パネットーネによく似ています。
でも、パネットーネは、ブリオッシュ生地のようなパネットーネ生地を使います。



ちょうど、ヴェローナ滞在中に知り合いから大きなサイズのコロンバをもらった方がいらして、ホテルで夕食後におすそ分けしてくれました。
ふわふわのスポンジ菓子で、少ししっとり感があり、軽くていくらでも食べられます。

おいしいし、季節限定のお菓子ですから、タイミングが合えば、買いたいですよね。



どこでも売っていますし、空港にもありました。




たくさんのメーカーが出していて、チョコチップ入りとか、バリエーションもさまざま。

ヴェローナのアレーナ近くのスーパーの中で試食販売をしていたので、食べてみたところ、6ユーロ以下の大手のお手頃品なのに、意外とおいしかった!




同じスーパーにあった甘口ワインのミニボトルとセットで5ユーロ台の商品(左)は、よく売れていました。

右は、イースターエッグのチョコレート付きコロンバ。



私は、昨年12月のイタリアでは、クリスマス用の大きなパネットーネを買ってきました。
が、なかなか食べ切れなかったので、今回のコロンバはミニサイズを選んでみました。



買ってきたコロンバは100gで、リモンチェッロ入り。
小さいので安くて、2ユーロ以下。

800g前後の通常サイズは、6ユーロ前後から10ユーロ前後のものが多かったです。

コロンバも日持ちしそうなので、多少大きくてもかまいませんが、かさばるので、スーツケースに収めるには苦労します。
大きなものは手持ちも大変ですから、小さいサイズは助かりますよね。





イタリアでは、大きなイースターエッグをスカーフなどでラッピングしたものも色々売っていました。

お菓子屋さんのイースターエッグは、ほぼ丸ごとチョコレートですが、一般のお菓子メーカーが出している商品は、プラスチック製の大きな卵形の容れ物の中に、小さいチョコレートが入っているものが主流みたいです。お値段も5ユーロくらいからありました。

カラフルなパッケージのものが並び、見ているだけで、ワクワクします。
が、これもかさばるので、写真を撮るだけに留めました(笑)




こちらはやや大きめ卵サイズのイースターエッグ。
このサイズだと、ちょっとしたプレゼントにピッタリですね。




ヴェローナの街中のお菓子屋さんの店先にあった、子供の背丈ほどもあるイースターエッグ。

大きなイースターエッグはインパクトあります


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イタリアのDURELLO3人娘が来日予定@Vinitaly

2019-04-12 18:17:05 | ワイン&酒
昨年5月のイタリア訪問時に会い、今年3月にドイツのデュッセルドルフで開催された「Prowein」で再会した若手女性生産者たちと、今週4月7日〜10日までイタリアのヴェローナで開催された「Vinitaly」で、またまた会えました。




2018年5月に現地訪問した際のショット。
「TONELLO」のディレッタ(右)と「FRANCHETTO」のジュリア(中央)、「giannitessari」のヴァレリア(左)

ディレッタとジュリアはProweinで会っているので、1カ月ぶりですが、ヴァレリアとは11カ月ぶりの再会でした。

彼女たちは、伊ヴェネト州で、デュレッラというブドウからデュレッロというDOC辛口スパークリングワイン、およびソアーヴェを造る(ソアーヴェのブドウはガルガーネガやトレッビアーノなど)生産者です。



昨年5月の訪問時にテイスティングした彼女たちのデュレッロワイン





Vinitalyのソアーヴェのブースを訪ねた際、ジュリアには彼女のワイナリーのブースで会えました。




ディレッタは他のパビリオンにいるけれど、後5分ほどでここに来るというので待っていたら、奥の方で始まったセミナーの講師がディレッタでした!



メガネも外し、髪型もフェミニンなディレッタ



各ワイナリーのワインをテイスティングするところで、ジュリアもヴァレリアも登場し、ワイナリーとワインの説明をしました。



ヴァレリア、かわいい





昨年5月は、ZAMBON Winery(写真の男性のワイナリー)に集まり、産地やワインのことを紹介してくれました。



ZAMBONでは、彼女たちのワインと地元料理で充実したランチタイムを過ごしました



3月のProweinの時に、ディレッタとジュリアがDURELLOのプロモーションでこの6月に日本に行く、と言っていたので、「ヴァレリアも来るの?」と尋ねると、「日本に行くの初めてで楽しみ!」と、嬉しそうでした。

もはや、3人はDURELLOの看板娘ですね




キュートでアクティブなDURELLO 3人娘の来日に期待していてください




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プロセッコ Spagnolのエンリカと再会@Vinitaly

2019-04-11 18:31:16 | ワイン&酒
イタリアのヴェローナで開催されたワインの見本市「Vinitaly」(2019年4月7日~10日)でも、いくつかの再会がありました。

昨年11月に東京で開催されたプロセッコSp DOCGの試飲会で会った
「Spagnol Soc. Agricola」のエンリカから3月にメールが来て、Vinitalyに出展するので、ブースに来て、というので、立ち寄ってきました。



Enricaさん (Spagnol Soc. Agricola)

日本で開催された合同試飲会で出展したものの、
「日本のインポーターを見つけることができなかった」と、残念がるエンリカさん。



Valdobbiadene Conegliano Prosecco Superiore Docg 色々揃っています。
ここでもいくつか試飲してきました。



東京で2018年11月に開催された試飲会で撮影した時のワイン画像

東京の試飲会では十数社が出ていましたが、全社を試飲する時間的な余裕はなく、会場にいた知り合いからオススメを聞いてブースに立ち寄っていました。
そんな条件で写真をしっかり残していますので、品質的には十分な生産者です。

が、すでにこのエリアの生産者と取引のあるインポーターだと、同じエリアで複数の生産者を扱う余裕がないケースが多いのが現状です。




Spagnolは、ファミリー経営のワイナリーです。
プロセッコ スペリオーレDOCGのワインを探している日本のインポーターと出会えることを願ってます。

Spagnol Soc. Agricola
http://www.coldelsas.it/?&lingua=inglese


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ヴェローナのリストランテの美味ランチ その2

2019-04-10 21:26:33 | お出かけ&旅行
今日も食べ物の話題でご容赦を~

「Vinitaly」の中に用意されていた、学食みたいな雰囲気の食事コーナーでしたが、日替わりで有名リストランテのシェフが自慢のメニューを出してくれます。
2日目は、「Ristorante l’Arcade」(シーフードメニュー)と、「Albergo Ristorante Colonne」(肉料理)の2つの名店が登場。




私が選んだ前菜は、肉料理の方で、とにかく見た目に惹かれました。
シーフードの方はサバで、前日にも別のシェフのサバを食べていたこともあります。
牛の生肉が載った、デザートのようなキュートな前菜です。




プリモは、おいしいパスタが食べたかったので、鶏肉やチーズなどが入ったラビオリをチョイス。
エシャロットを使ったバターソースが絶品でした




メインも肉をチョイス。ほろほろ鳥で、これもバターソースを使っています。
肉はあっさりだけど、ソースがまったりコクがあります。



ワインサービスのソムリエ氏に、これに合うワインを選んでもらったところ、ラッツィオのロゼ(右端)がオススメとのこと。



シラー85%、サンジョヴェーゼ15%のブレンドで、悪くはないですが、ちょっとワインの方が固いかも。少しタンニンを感じました。




私が思うに、こっちの方がいいのでは?と、ラビオリの時に選んだマルケのペコリーノの白ワインを合わせると、ワインのなめらかさとクリーミーで濃いソースがよく合いました。




デザートは、抹茶、柚子、月桂樹のパウダーを使ったチョコレートケーキで、ローストしたコーヒーを散らしています。
ソムリエ氏としては、甘いものには甘いデザートワインを合わせてほしそうでしたが、私は赤にチャレンジしたい、と、バジリカータの赤ワインを注いでもらいました。



アリアニコ100%。果実の甘みがあり、チョコレートやコーヒーの風味ともしっかり合ったと思います。



ちなみに、ソムリエは、イタリアソムリエ協会認定の方々が、特別にアサインされていました。
彼らは先に料理を食べさせてもらっていたのでしょうか?
特別なメニューばかりなので、食べていたら、オススメの仕方が違っていたように思うのですが、料理のテイストがイマイチわからないような雰囲気だったので…



しかし、ランチタイムから、こんな贅沢な料理&ワインをいただくと、午後イチのセミナーが眠くなりますねぇ…(笑)


[参考] 1日目のメニュー → コチラ

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旅の朝ごはん その2@ヴェローナ

2019-04-09 07:48:00 | お出かけ&旅行
Vinitalyで色々書きたいことはあるのですが、まとまった時間が取れないので、朝ごはんでご容赦を~


相変わらず、ヨーロッパの朝ごはんはかわり映えしないかも(笑)


デザートはホームメイドチョコレートケーキとアプリコットタルト。

 


今日のヨーグルトはサクランボフレーバー。


今朝はこんなオシャレなカフェラテが♪

 

この後チェックアウトして、帰国します。

 



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ヴェローナのリストランテの美味ランチ

2019-04-08 07:54:00 | お出かけ&旅行
今回、ヴェローナで開催されている「Vinitaly」 というワイン&スピリッツの見本市に来ています。

イタリア20州からのワインが広大な面積で紹介されていて、でも滞在時間は限られていますので、たくさん歩き、すでに疲疲労困憊。。。



そんな中、指定されたランチ会場に行ったところ、思いもかけない素晴らしい内容で、びっくりしました!

前菜、プリモ、セカンド、デザートの4皿構成で、いずれも2つのメニューから選べます。



美しい前菜はサバのマリネ



赤ちゃんタコの煮付け



パンも美味しい!



メインはドライフルーツ入りの仔牛



ビーツソースに合わせて選んだレフォスコがビッタリマッチ!





デザートはクルミとボネのケーキ



ワインも色々あり、充実のランチでした。




シーフードメニューは「Ristorante Il Giardino del Gusto」、肉料理は「Ristorante La Locanda Si Piero」 でした。

この後のランチも楽しみです(笑)

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旅先の朝ごはん@ヴェローナ

2019-04-07 00:25:00 | お出かけ&旅行
I恒例(笑)旅先の朝ごはんシリーズ。


私が今いるのは、イタリアのヴェローナ
滞在しているホテルはブッフェ式で、野菜もあるのが嬉しいです。



朝ごはんはいつもしっかり食べます。


基本的にはデザートまで(笑)

伝統的と言われたシンプルなケーキと、バター風味のサックリクッキーを、オーストリアのユリウス・マインルのコーヒーとともに。


朝からプロセッコを少々いただきました♪

 


2日めの朝ごはんはこちら。

キウイがあったので、半分にカットしてスプーンで。

パンはなし。


その代わり、チョコレートケーキとブルベリタルト。

デザートは大事です(笑)

 


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アリタリアのアップグレートが入札できず残念

2019-04-06 01:48:00 | お出かけ&旅行
アリタリアでイタリアにやってきました。

今回のミッションは、イタリア最大のワイン見本市「Vinitaly」@ヴェローナ

搭乗するアリタリアから1週間ほど前に、エコノミーから上のクラスへのアップグレード入札の案内メールが来ました。

自分の希望金額で入札し、okならその金額で上のクラスの座席に変わることができるシステムで、別の航空会社で利用したことがあります。

低めの価格で入札できればとてもお得なので、これに申し込もうと、ビジネスクラスへの入札画面の金額を見たら、なんでこんなに高いの?!
よく見ると、2名分の金額じゃないですか?!

表示されている名前のもう一人は、そのお名前を初めて聞くXさん(男性)。

このミッションでは、イタリアのエージェントが妙な航空券の取り方をしているようで、私とXさんの2人が同じ予約番号で発券され、座席もすべて隣り合わせ。
なぜ、Xさんとの組み合わせ???

アリタリアのHPを見ると、グループで発券した場合で、特に旅行会社が間に入っている場合は、分離ができないようで
 
そんなわけで、アップグレードの申し込みはXさんと切り離すことができず、残念ながら諦めました。

それなのに、その後、アリタリアからは何度もご案内が来て、直前には1日に2度も案内メールが来る始末。
ええ、私も本来ならアップグレードしたいんです。
だって、ビジネスクラスが、一人当たり300ユーロ以下で入札できるかもしれないんですよ?
自分ひとりなら、確実に入札を申し込んでいました。
 
座席のアップグレード入札は、意外にも安い金額で成功することもありますので、上のクラスが気になる方は、機会があればチャレンジしてみてください。


ということで、予定通り、エコノミークラスでイタリアに到着しました。



発前の、いつもの成田でのメニュー(笑)
 
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海外での展示会では「再会」も楽しみ@Prowein 2019

2019-04-05 10:27:03 | ワイン&酒
見本市の魅力は、新しい生産者、ワインに会えるのはもちろん、以前訪問したワイナリーや、知り合いの生産者に再会できることでしょうか。




以前チリ訪問時にお世話になり、その後、日本に何度も来日している「CONO SUR」の現チーフワインメーカーであるマティアス(右)、アジア地区担当から別エリア担当になったため、今は会えなくなった輸出マネージャーのゴンザロ(左)に、3月のProwein(独デュッセルドルフ)で再会できました。



マティアスが紹介してくれたマルベックの新商品、相変わらずコスパよし!
日本にもそのうち入ってきそう?



チリワインコーナーは相変わらず人気

古い歴史がないことを逆に誇りとし、若いチームが牽引し、今やチリ屈指のワイナリーに成長したコノスル。
色々なことを打ち出してくるので、ここは引き続き目が離せません。





昨年12月に訪問したイタリアで出会ったピエモンテの「IVALDI DARIO」のアンドレアからはメールをもらっていたので、ブースに会いに行きました。
ピエモンテ州アスティの南に位置するアックイ・テルメの試飲会で会い、ディナーも彼のワインで一緒に楽しみました。



ブースでは、12月に試飲したワインが並んでいましたが、初めて見るボトル(左端)もあり、聞けば、新商品とのこと。




瓶内二次発酵のALTA LANGAの辛口スパークリングワインで、ワイン名には、自分の名前「ANDREA」と付けています。



ここのバルベーラの赤も私のお気に入り。
非常に意欲的な生産者ですが、残念ながら日本未輸入。





ドイツのヴュルテンベルクの「KARL HADLE」のモリッツとも再会しました。
彼のワイナリーはシュトゥットガルト近郊にあります。



赤ワインの産地ですが、リースリングに愛を注いでいる若き生産者です。
彼には、私が執行委員をしている「Riesling Ring」の活動をPRしてきました。
ここも日本未輸入。

すでにリポートしたドイツワインクイーンは、ヴュルテンベルク出身。
ProWein でドイツワインクイーンに会った際にモリッツのことを話したら、彼女もモリッツを知っている、と言っていました。同じエリアの同世代ですからね。





アルメニアのブースを見つけたので、もう何度も会ってる「OLD BRIDGE」が出展しているか探したら、オーナーのアルメンさん一家がいらっしゃいました!



3人とも嬉しい再会です。
彼らとは、かなり濃い密度で会っています。
マダムから「あなたは絶対にProweinに来ていると思っていたわ」と言われました。



アルメニアの地場品種「ヴォスケハット」の辛口白ワインを再び。





写真を撮るのを忘れてしまいましたが、昨年5月に訪問したイタリアのソアーヴェに北接する産地デュレッロ(Durello)で出会った若手女性生産者たちともソアーヴェのブースで再会しました。
デュレッロは、デュレッラ(Durella)という白ブドウで造られる辛口スパークリングワインです。



こちらは現地訪問時に撮影した写真。
Proweinで再会できたのは、「TONELLO」のディレッタ(右)と「FRANCHETTO」のジュリア(中央)。
彼女たちは、Soaveのワインも造っています。

4月7日からイタリアのヴェローナで開催されるワイン&スピリッツの見本市「VINITALY」にも出展すると聞いたので、ヴェローナでの再会を約束しました。

ということで、これから「VINITALY」の開催地イタリアに向かいます。

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見つけた!上質ポルトガルワイン@Prowein 2019

2019-04-04 19:13:07 | ワイン&酒
少し間が空きましたが、3月中旬にドイツのデュッセルドルフで開催されたProweinリポートをもう少し。
ここはどうして取り上げたかったので。




ポルトガルの色々な生産者のワインがずらりと並ぶテイスティングコーナーで試飲した中に、造り手に会ってみたいと思うワインがありました。



最初は美しいラベルに惹かれました。
飲んでみると、しっとりしたうまみがあり、ほっこりおいしい。



ミネラリーで、落ち着いた味わい。
アルコール14%?
まったく感じず、ずっと飲んでいられます。



しかし、DOC OBIDOS ってどこよ???
そもそも、このワインって何者???



ワインに付いていた番号を頼りに探し当て、「向こうで飲んでおいしかったから立ち寄った」と伝え、他のワインも試飲させてもらいました。

オビドスは、ポルトガルの首都リスボンから北に約60㎞、大西洋に近い位置にあり、海風の影響を大きく受けるエリアです。
海はオビドス・ラグーンと呼ばれる浅い水域で、土壌は粘土石灰。

私が最初に飲んだ「Fernão Pires」(フェルナン・ピレス)は、ポルトガルで多く栽培されてきたブドウ品種で、スパークリングワインから甘口ワインまで、幅広い用途に使われています。
ブレンド用として使われることも多いですが、このワインは単一です。


左から)Arinto / Fernão Pires / Reserva Tinto / Reserva Branco

どのワインもラベルが美しい!
もちろん、中身もしっかりしたものです。
リザーヴ・ティントは、シラーとトゥーリガナショナルのブレンドの赤。
リザーヴ・ブランコは、フェルナン・ピレスの白ワイン。




カジュアルなアリントのワイン



共同オーナーの二人。
4世代続くブドウ栽培農家が2015年から瓶詰をスタート。
背の高い方のTomás Emídio がラベルデザインをしています(実はデザイナーも本業のひとつだそうです)。

素晴らしいワインを堪能させていただきました。

ありがとう、じゃあね、と去ろうとしたら、「隣もぜひ」と紹介されたのが、こちら。
なにか共通のものがあると言っていました。



HERDADE do CEBOLAL

土壌タイプ違い(石灰とシスト)での飲み比べが面白かったです。




ワインメーカーのルイスさんとお母様のイザベルさん。
イザベルさんには4人のお子さんがいて、ルイスさんが末っ子だそうです。
ヒゲでわかりにくいですが、ルイスさんはまだ30歳。若いです(笑)


HERDADE do CEBOLAL Branco

アリントとフェルナン・ピレスのブレンドの白ワイン。

産地は、リスボンから南に位置するSetubal(セトゥバル)
ここは大西洋に突き出した半島の地形になります。
よって、やはり海の影響を受ける産地です。


Castelão Branco de Uvas Tintas 2017

上品な水色のラベルのこちらのワインは、Branco de Uvas Tintas、つまり、Blanc de Noirs。
フルーティーで肉厚の赤ワインを造るCastelão(カステラン)という黒ブドウから造った白ワインになります。
白ワイン仕立てにすると、とてもエレガント。




いい出会いでした



ここからさらに、「オーガニックワインを造る友人がいる」、と、3つ隣を紹介されました。芋づる式です(笑)


Quinta AMOREIRA DA TORRE

セトゥバルから内陸に50㎞ほど入ったアレンテージョのオーガニックワイン生産者です。



オーナーのPauloさん。
EUのオーガニック認証を取得しています。




アレンテージョは気になるエリアです。
ポルトガルは、ポルトとドウロにしか行っていませんが、次は、今回出合ったリスボン周辺の産地も訪問してみたいです。





しかし、、巨大な試飲会場をやみくもに歩き回るより、いくつものワインが集められたコーナーで気になるワインの生産者を見つける方法だと、外れなくて効率いいです。


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スローなジンにしてくれ(笑)

2019-04-03 18:54:05 | ワイン&酒
(一社)日本ソムリエ協会創立50周年記念感謝祭リポートの続きです。


感謝祭では、120社の出展ブースでワインや酒などが紹介されていましたが、オーストラリアワインの輸入元のヴァイ&カンパニーさんのブースに立ち寄った際、ぜひこれも試してみて、と勧められたのが、オーストラリアのクラフトジンです。


Mc HENRY GIN各種

ヴァイさんのオススメは、野生のスローベリーで風味を付けた「スロージン」と辛口白ワインとの組み合わせ。



ロージンとPIKESの辛口リースリング1:1で割ったものを出されました。

まずはそのままジンを飲んだところ、え?こんなジンがあるの?とビックリ!
スローベリーがフルーティーで、深いアロマがあり、味わいも複雑で余韻が長いものでした。
普段ジンを飲みませんが、そんな私でも、このジンが素晴らしいものだとわかります。

スロージンをリースリングで割ると、かなり軽快になり、口当たりよく、スーッと入ってきますが、スロージンのアロマやコクは失われていません。
これはおいしい!

聞けば、オーストラリアでは近年、食事の前にスパークリングワインのような泡を飲むより、クラフトジンを使ったカクテルを食前の1杯目に飲むことがトレンドだそうです。

今回は辛口白ワインで割りましたが、ジンにクラッシュアイスを入れたり、炭酸を加えてもいいそうです。



ジンは、麦類や芋類を原料とした蒸留酒で、ジュニパーベリーなどで風味付けをされているものが多い、スピリッツの一種です。

そのまま飲んだり、カクテルの材料にしたり、近年はジンが非常に人気があるのは知っていましたが、アルコール度数が高いので、私は避けてきました。
でも、上で紹介したスロージンはアルコール度数20%と軽めですし、クラッシュアイスや炭酸を加えれば、軽めに調整できそうですね。

ジンといっても、スーパーで売られているお手頃価格の普及品だと1,000円前後からありますが、どうせ飲むなら、Mc HENRYのようなクラフトジンを選ぶのもいいと思います。
というのも、ワインと違い、ジンは開栓しても長い期間楽しめるからです。



Mc HENRYのクラフトジンは5,000~6,000円台ですが、長く楽しめ、満足度が高いので、結果的にはオトクかもしれません。

といっても、それぞれのジンには、味わい、風味に個性があり、人によっては好き嫌いもありますから、バーなどで少しずつ試しながら、自分好みのものを見つけていくのも楽しいですね。

はあ~、今回、またイケナイ新たな扉を開いてしまったかもしれません(笑)

ちなみに、タイトルに付けた「スローなジンにしてくれ」は、「スローなブギにしてくれ」から。
あの独特のイントロが頭の中に浮かんだので

※輸入元:ヴァイ&カンパニー


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日本ソムリエ協会50周年感謝祭は大賑わいでした

2019-04-02 19:14:50 | ワイン&酒
先週末、(一社)日本ソムリエ協会創立50周年記念感謝祭が東京国際フォーラムにて2日間にわたって開催されました。

私は協会の正会員になって20年ですが、もう20年だなんてね。
せっかくの機会なので、この感謝祭に参加してきました。



先日、世界最優秀ソムリエコンクールに出場した、岩田&森選手のトークショーも。

広い会場には、同協会の賛助会員である輸入元や生産者の各社がブースを出展しており、ワインだけでなく、日本酒などの蔵元も多数ありました。
色々と回りたかったですが、120社もあり、さすがに無理でした。

ひとまず、試飲したワインを写真でザックリ紹介します。



人気のココファーム(栃木県足利市)



プティ ・マンサンの白ワインがユニークでしたが、使いやすいワインだと思います。
「雨が多く暑い日本の気候に合う品種」と、スタッフの談。




マスカットベリーAの赤いスパークリングワインは、マンズワインの新商品。
マンズワインは、ハイエンドレンジの「ソラリス」も出ていました。

日本のワインは、ほかにもたくさん出展していました。




シャンパーニュ ドゥ・ヴノージュは、輸入元がヴィレッジ・セラーズに変わりました。
ここは以前から贔屓にしているところなので、新しい輸入元でも引き続き頑張ってほしいところ。



同じ輸入元(ヴィレッジ・セラーズ)のダーレンベルクの赤スパークリング(豪州)のボトルもラベルも大きく変わってる!
栓も王冠キャップになっていました。




オーストラリアのスパークリングワインの最高峰のひとつといえば、タスマニアの「ARRAS」
トップキュヴェの2002年ヴィンテージが振舞われていました。
輸入元希望小売価格 12,875円。
ああ、もう、思わずゴクンと飲んでしまったじゃないですか!
そこいらへんの大したことないシャンパーニュとは比べ物にはならないパフォーマンスを誇ります。
(輸入元:アコレード・ワインズ・ジャパン)




これは見たことない、と思ったら、新商品でした。
ドイツのラインガウの「ハンス・ラング」からピノ・ノワール100%のゼクト(スパークリングワイン)。ジューシーでフルーティーな辛口。
ルックスも素敵だし、これも人気出そうです。
(輸入元:日野屋)



テーブルに置いたら楽しいラベルのワインが色々あるのは、さすが米カリフォルニア。



オレゴンのウィラメット・ヴァレー「シャトー・ビアンカ」のピノ・ノワール2012年ヴィンテージが3500円。飲んでみたら、ジューシーでおいしい!いいね!
(どちらも輸入元:デプトプランニング)



Marvla Tindo(スロバキア)

スロバキアのワインも注目度急上昇中。


ビオのワイナリーで、どちらも、試飲しておいしかったです。



Roxanich (クロアチア)

Cabernet Sauvignon, Merlot, Borgonjaというブレンドの赤で、2009年。
価格は5000円台と言っていましたが、そんじょそこらのブルゴーニュ、ネッビオロのワインを買うなら、断然こちら。
熟成感があり、酸もあり、これは素晴らしい!
(どちらも輸入元:ヴァンドリーヴ)

まだ紹介したいものがあるので、次回に続きます。


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世界の機内食案内[32]アエロフロート 成田〜モスクワ

2019-04-01 14:36:20 | 機内食
機内食ファンの皆さま、大変長らくお待たせいたしました!
半年ものご無沙汰ですが、新元号発表もありましたので、しっかり連載を続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、&GP
「世界の機内食案内[32]アエロフロート 成田〜モスクワ」 をアップしました。

2018年はアエロフロートを2回利用しましたが、1回目と2回目でだいぶ変化がありました。





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世界の機内食案内[32]アエロフロート 成田〜モスクワ


私にとっては、ショッキングな変化でした。
次からは、アエロフロートを選ぶかどうか、悩ましい…



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https://www.goodspress.jp/reports/220309/

&GP
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