ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

4/26「ラリック銀座本店」リニューアル!グループシャトーのワインも発売

2019-04-26 17:16:46 | ワイン&酒
「LALIQUE ラリック」といえば、“クリスタル界のオートクチュール”と称されますが、クリスタルガラス製品だけでなく、ジュエリー、インテリアデザイン、フレグランス、アート、そしてワインという、6つのカテゴリを主軸とするラグジュアリーライフスタイルメゾンです。

ラリックがワインのシャトーも所有していることは、あまり知られていなかったでしょうか?




ラリックはルネ・ラリックが1888年に創業したクリスタルガラスのブランドで、現在もルネの創造性と革新性を受け継ぎ、世界各国で展開され、日本では、ラリックの日本法人であるラリックジャパンが日本各地で店舗を運営しています。

そのラリックジャパンが、ラリックのニューコンセプト ≪My First LALIQUE≫(マイファーストラリック)を世界に先駆けて始動し、それに伴い、ラリック銀座店を「ラリック銀座本店」として、2019年4月26日(金)にリニューアル・グランドオープンしました。

新コンセプト「マイファーストラリック」とは、ラリックの商品群の中から手に取りやすい価格帯(8千円〜30万円)の上質なギフトアイテムを揃え、より広い顧客層にアプローチしていく、というものです。

グランドオープンに先駆けて行なわれた内覧会に出かけてきましたが、1階エントランスすぐのショーケースでは、ちょっとしたプレゼントにピッタリな価格帯で(1万円台〜2万円前後)自分用にも買いたくなるようなアクセサリーが紹介されていました。



多彩なカラーのクリスタルガラスのカボションリング 19,000円



もちろん、ワイングラスもあります。
1脚 1万円台〜なので、ギフトにも使えそうですね。



こちらのワイングラスは、もう少し価格帯が上のものになります。



ワイングラスをプロデュースするラリックが、ワイナリーを所有しているのは、当然といえば当然かもしれません。



リューアルオープンするラリック銀座本店では、2019年4月26日よりグループシャトーのワインも発売開始します。

扱うシャトーは、ボルドーのソーテルヌ第1級「シャトー ラフォリ ペラゲ」、ボルドーのサンテミリオン地区「シャトー フォジェール」、シャトー フォジェールに隣接する「シャトー カップ ド フォジェール」の3つです。



3シャトーのワイン6本のアソート ≪コフレ ラリック≫ 130,000円


Sauternes 1er Grand Cru Classe Château Lafaurie-Peyraguey


「シャトー ラフォリ ペラゲ」は、ボルドー甘口白ワインの格付けにおいて、11シャトーしかないプルミエ・グラン・クリュ・クラッセのひとつです。
ボトルに施された美しいレリーフは、ラリックならではですね。



「シャトー ラフォリ ペラゲ」 木箱入り  20,000円



甘口ワインなので、そのまま飲んでもいいですが、最高級ソーテルヌ「ラフォリ ペラゲ」を氷を入れたカップに注ぎ、オレンジピールを添えたカクテル“SWEETZ”という新たな飲み方の提案もしています。



ラフォリ ペラゲで造っている辛口ロゼワイン(AOCボルドー)のボトルも華やかで美しい!
ロゼ単体で購入する場合の価格は 16,200円。




「シャトー フォジェール」は、サンテミリオンの東部に位置する1823年創業のシャトー。
メルロ主体で造られる赤ワインで、濃密でパワフルと言われます。
16,200円

かつてのオーナーであるペビ氏の名前を冠した稀少キュヴェ「ペビ フォジェール」は、6本入りアソートセットに1本入っています。




「シャトー カップ ド フォジェール」は、シャトー フォジェールに隣接していますが、アペラシオンはサンテミリオンではなく、カスティヨン・コート・ド・ボルドーになります。が、土壌は同じ粘土石灰質。
価格は5,000円とお手頃です。

ラフォリ ペラゲのセカンドワインは10,000円で、辛口白ワインは15,000円と、意外と買い求めやすい価格で販売されますので、ギフト用に使えると思います。
「あのラリックの…」という話題も出せますしね。





ワインの話が多くなってしまいましたが、ラリック銀座本店では、もちろんラリックならではのクリスタルガラス製品が多彩に揃っています。



私には手が届きませんが、100万円を超える逸品がずらり。
溜息ものでした。



ニューコンセプト≪My First LALIQUE≫の手頃な商品もあります。



動物好きに嬉しいアニマルモチーフの手頃な商品。
右下の「亀」は手触りがよく、ずしっとしているので、ペーパーウエイトに使いたいと思いました。



他に惹かれたのは、フクロウをモチーフにしたグラスで、ペアで41,040円ですが、1脚でも買えるとのこと。
それでも1脚2万円超えの贅沢品ですが、これを使う毎日を想像すると、気分が上がりそうです。




ラリック銀座本店は、銀座の西五番街にあります。
大きな店ではありませんが、その分、落ち着いて買い物ができそうです。

なお、ここではリポートしていませんが、フレグランス類もありましたので、コスメ系が気になる方も覗いてみてはいかが?

ラリック銀座本店
東京都中央区銀座5丁目6−13


コメント
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