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凍ー沢木耕太郎

2019年05月26日 | 読書

評価4

最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史(1965年生まれ)と妻・妙子(1956年生まれ)が2002年ヒマラヤの難峰ギャチュンカン(7952㍍)北壁へ挑んだが下山中に雪崩に遭う。絶体絶命の状況下から奇跡の生還を果たす二人の感動のドキュメント!二人は重度の凍傷になり、泰史は両手の薬指と小指、右足の全ての指を切断する重傷、妙子は指を深く切断する重症を負う。

山野井夫妻については、こちらをご覧ください!
https://nebukurou.com/climber-yamanoi/

いやー凄い、絶望的状況下で究極の選択、絶壁でロープに腰かけて夜を明かすんですよ!しかも無酸素なんですよ!上からドカドカ雪氷が崩れて来るんですよ!実際にあった話なんですよ!「奇蹟」以外の言葉が見つからない!